2014年09月26日
JR東海、東海道新幹線に次世代架線を導入…11月から
JR東海は9月26日、故障を減らし低コスト化の図れる次世代の架線を東海道新幹線に順次導入すると発表した。技術開発を進めてきたが、高速区間での現地試験を行い実用化の目途がついたという。
東海道新幹線で現在使われている架線は「ヘビーコンパウンド架線」と呼ばれ、パンタグラフに接する「トロリ線」を「補助吊架線」が吊り、さらに補助吊架線を「吊架線」で架線柱から吊るす形となっており、架線が3本ある。
次世代架線は「高速ヘビーシンプル架線」と呼ばれ、補助吊架線がなく吊架線がトロリ線を直接吊るす構造。架線が1本減ることで部品点数が削減され、部品が原因の故障発生が減るほか、取替時のコストも約2割削減できるという。
11月以降、東海道新幹線の約7割に相当する、曲線半径2500m以上の明かり区間(トンネル以外の区間)に順次導入する方針。残る区間についても、引き続き技術開発を進めるとしている。
東海道新幹線で現在使われている架線は「ヘビーコンパウンド架線」と呼ばれ、パンタグラフに接する「トロリ線」を「補助吊架線」が吊り、さらに補助吊架線を「吊架線」で架線柱から吊るす形となっており、架線が3本ある。
次世代架線は「高速ヘビーシンプル架線」と呼ばれ、補助吊架線がなく吊架線がトロリ線を直接吊るす構造。架線が1本減ることで部品点数が削減され、部品が原因の故障発生が減るほか、取替時のコストも約2割削減できるという。
11月以降、東海道新幹線の約7割に相当する、曲線半径2500m以上の明かり区間(トンネル以外の区間)に順次導入する方針。残る区間についても、引き続き技術開発を進めるとしている。
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