2014年09月23日
三菱商事 サーモン養殖で世界3位企業買収へ
大手商社の「三菱商事」は、新興国を中心に水産加工品の需要が高まっていることから、サーモンの養殖・加工で世界3位のノルウェーの企業の買収を目指して、TOB=株式公開買い付けを実施すると発表しました。
発表によりますと、「三菱商事」は、ノルウェーの大手水産加工会社「セルマック」のすべての株式を、買い取ることを目指して、TOB=株式の公開買い付けを実施することを決めました。
三菱商事によりますと、「セルマック」は、ノルウェー、チリ、カナダの3か国で、年間およそ17万トンの養殖サーモンを生産し、サーモンの養殖・加工では、世界3位の規模だということです。
三菱商事によるTOBは、22日からおよそ1か月間行われますが、「セルマック」の60%近くの株式を保有する、大株主のノルウェー政府は、公開買い付けに応じる意向で、すべての株式を買い付けた場合、買収額は1500億円余りに上るということです。
新興国で所得水準が上がっていることなどを背景に、サーモンをはじめとする水産加工品の消費は増加が続いていて、日本の大手商社の間では、「丸紅」がことしアメリカの水産物販売会社を買収するなど、供給体制を一段と強化する動きが相次いでいます。
発表によりますと、「三菱商事」は、ノルウェーの大手水産加工会社「セルマック」のすべての株式を、買い取ることを目指して、TOB=株式の公開買い付けを実施することを決めました。
三菱商事によりますと、「セルマック」は、ノルウェー、チリ、カナダの3か国で、年間およそ17万トンの養殖サーモンを生産し、サーモンの養殖・加工では、世界3位の規模だということです。
三菱商事によるTOBは、22日からおよそ1か月間行われますが、「セルマック」の60%近くの株式を保有する、大株主のノルウェー政府は、公開買い付けに応じる意向で、すべての株式を買い付けた場合、買収額は1500億円余りに上るということです。
新興国で所得水準が上がっていることなどを背景に、サーモンをはじめとする水産加工品の消費は増加が続いていて、日本の大手商社の間では、「丸紅」がことしアメリカの水産物販売会社を買収するなど、供給体制を一段と強化する動きが相次いでいます。
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