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アメリカのＩＴ企業マイクロソフトは、世界的に人気があるゲーム「マインクラフト」を開発したスウェーデンのゲーム会社を日本円でおよそ２７００億円で買収することで合意したと発表しました。

マイクロソフトは１５日、スウェーデンのゲーム会社「モヤン」を２５億ドル（日本円にしておよそ２７００億円）で買収することで合意したと発表しました。
モヤンが開発したゲーム「マインクラフト」は、いろいろなブロックを組み合わせて建物などを作って遊ぶゲームで、２００９年に発売してからパソコンやスマートフォンなどでダウンロードされた回数は１億回を超え世界的な大ヒットとなっています。
マイクロソフトは、ことし４月にフィンランドの通信機器大手ノキアから携帯端末事業を買収していて、人気ゲームを取り込むことで、みずから発売しているゲーム機やタブレット端末など個人向けの事業を強化するねらいがあるものとみられます。
マイクロソフトのサティア・ナデラＣＥＯ＝最高経営責任者は「パソコンやタブレット端末、それにスマートフォンで操作することが最も多いものの一つがゲームだ。マイクロソフトにとっても新たな成長の機会となるだろう」とコメントしています。