2014年09月09日
スコットランド独立賛成派優勢で市場に動揺
イギリスからの独立の賛否を問うスコットランドの住民投票で、独立賛成派が優勢になったという世論調査の結果を受けて、8日のロンドン外国為替市場で、イギリスの通貨ポンドがドルに対しておよそ10か月ぶりの水準まで下落するなど、市場に動揺が広がっています。
イギリス北部のスコットランドでは、今月18日にイギリスからの独立の賛否を問う住民投票が実施されますが、先週末、イギリスの有力紙の世論調査で、独立に賛成と答えた人の割合が反対を上回ったことが明らかになりました。
これを受けて8日のロンドン外国為替市場では、スコットランドの独立への懸念が広がってイギリスの通貨ポンドが売られました。
この結果、先週末に比べて、ポンドは一時、ドルに対して1%以上下落し、去年11月以来、およそ10か月ぶりの安値をつけました。
また、ロンドン株式市場でも、スコットランドに本拠を置く銀行などの銘柄が売られ、株価指数は一時、先週末の終値と比べて1.2%値下がりしました。
市場関係者は「スコットランドが独立してイギリスの分裂が起きる可能性は、これまで市場ではあまり想定されていなかったが、それが現実味を帯びてきたことで、不透明感が急速に広がっている」と話しています。
イギリス北部のスコットランドでは、今月18日にイギリスからの独立の賛否を問う住民投票が実施されますが、先週末、イギリスの有力紙の世論調査で、独立に賛成と答えた人の割合が反対を上回ったことが明らかになりました。
これを受けて8日のロンドン外国為替市場では、スコットランドの独立への懸念が広がってイギリスの通貨ポンドが売られました。
この結果、先週末に比べて、ポンドは一時、ドルに対して1%以上下落し、去年11月以来、およそ10か月ぶりの安値をつけました。
また、ロンドン株式市場でも、スコットランドに本拠を置く銀行などの銘柄が売られ、株価指数は一時、先週末の終値と比べて1.2%値下がりしました。
市場関係者は「スコットランドが独立してイギリスの分裂が起きる可能性は、これまで市場ではあまり想定されていなかったが、それが現実味を帯びてきたことで、不透明感が急速に広がっている」と話しています。
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