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2014年09月01日

本田がミランの今季初ゴールを奪取…右足弾でチームの勝利に貢献

セリエA第1節が31日に行われ、日本代表MF本田圭佑が所属するミランとラツィオが対戦した。本田は3トップの右で先発出場した。

 試合は序盤から動きを見せる。7分、ミランはステファン・エル・シャーラウィが左サイドを突破し、中央へグランダーのパスを通す。ゴール前に走り込んだ本田が合わせ、ラツィオのGKエトリト・ベリシャの股を抜く右足のシュートで先取点を奪った。

 リードを手にしたミランは、コンパクトな陣形を維持してラツィオの攻撃に対応。ボールを保持される時間帯もあったが、激しい守備から縦を意識した攻撃を展開する。しかし、シュートに持ち込む場面は少なく、その後は追加点を奪うことができなかった。

 一方、アウェーのラツィオも決定機を作り出せない状況が続く。29分にショートコーナーからアントニオ・カンドレーヴァがゴールを狙うが、ボールはGKディエゴ・ロペスの正面に飛んでしまう。43分には右CKのこぼれ球にドゥサン・バスタが反応したが、シュートは枠を捉えられない。互いに見せ場が少なかった前半は、ミランのリードで終了した。

 迎えた後半はスコアが大きく動く。最初にチャンスをつかんだのはミラン。56分、中央の本田から右サイドへ展開すると、ボールを受けたイニャツィオ・アバーテが縦へ仕掛けてクロスを送る。ゴール前に飛び込んだサリー・ムンタリが合わせて追加点を奪った。

 リードを広げられたラツィオは、ミロスラフ・クローゼに代えてフィリップ・ジョルジェヴィッチ、ケイタ・バルデ・ディアオに代えてフェリペ・アンデルソンを投入し、流れを変えようと試みる。しかし、逆に64分、ミランはジェレミー・メネズがPKを獲得。メネズ自らがシュートを決めて貴重な3点目を手にした。

 その後は、ラツィオも67分にオウンゴールで1点を返すが、反撃はここまで。ミランを押し込んだものの、終了間際に得たPKをディエゴ・ロペスに防がれてしまい、試合は3−1で終了。ホームのミランが白星スタートを切っている。なお、ミランに先制ゴールをもたらした本田は76分までプレーした。

【スコア】
ミラン 3−1 ラツィオ

【得点者】
1−0 7分 本田圭佑(ミラン)
2−0 56分 サリー・ムンタリ(ミラン)
3−0 64分 ジェレミー・メネズ(ミラン)
3−1 67分 オウンゴール(ラツィオ)
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