2014年08月31日
食品価格 1日から値上げ相次ぐ
魚介類の缶詰やコーヒーなど身近な食料品の一部が、原料価格の上昇などを理由に、来月1日から相次いで値上げされます。
このうち「マルハニチロ」は、サケやカニ、ホタテを使った缶詰など65品目を対象に値上げを行い、上げ幅は5%から33%程度になるとしています。
会社側は値上げの理由について、世界的に水産物の需要が増加し原料の価格が上昇しているためだと説明しています。
また「UCC上島珈琲」もコーヒー豆の高騰で、7品目の「ブルーマウンテン」の製品について出荷価格を引き上げ、店頭の価格は21%から40%ほどの値上げになるとしています。
このほか「雪印メグミルク」も、加工用の牛乳の仕入れ価格が上昇していることから、乳飲料とヨーグルト、ホイップクリームの合わせて7品目を2%から5%ほど値上げします。
メーカー各社の間では、今後も緩やかな景気回復が続くと見て、こうした原料価格の上昇を商品の価格に上乗せする動きが相次ぎそうで、消費税率引き上げ後の消費の動向にどのような影響を与えるか注目されます。
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