2014年11月04日
運転中止基準超える強風のなか特急が走行
3日、北海道稚内市のJR宗谷線で、特急列車が運転中止となる基準を超える強風が吹くなか、走行していたことが分かり、JR北海道は指令所の警報装置が正しく作動しなかったとみて原因を調べています。
JR北海道によりますと、3日朝、北海道稚内市のJR宗谷線の抜海駅と勇知駅の間で、特急「スーパー宗谷2号」が社内の基準では運転中止となるはずの30メートルを超える風が吹いていたにもかかわらず、通常の速度で運転していたということです。
3日、北海道内は発達した低気圧の影響で大荒れの天気となり、ダイヤの乱れなどを確認していた社員が風速のデータが基準を超えていたことに、あとになって気付いたということです。
JRによりますと、この区間を担当する指令所で強風を知らせる警報装置が正しく作動せず、特急列車に運転中止などの指示が出せなかったとみられるということです。JR北海道は、危険な状況のなかで列車を運行させたことを重く見て、国土交通省に報告するとともに警報装置の不具合の原因を詳しく調べています。
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