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2014年10月23日

女子小学生の17%がタブレットで勉強/11%が無料通話・メールアプリを利用【KADOKAWA調査】

KADOKAWAアスキー・メディアワークスと角川アスキー総合研究所は、「子どもライフスタイル調査2014秋」を実施。調査の結果、女子小4〜6年生の23%がすでにタブレットで勉強している、無料通話・メールアプリの利用について女子小学生の保護者の63%が「使わせたくない」と回答したこと等がわかった。なお、同調査は女の子向けゲーム&キャラクター情報誌「キャラぱふぇ」の読者を対象に実施、回答者から女子小学生を抽出して集計分析したもの。

スマートフォンの使用率は11%、28%が今後使いたい
 使っているデジタル情報機器を尋ねたところ、女子小学生の「スマートフォン」使用率は11%、「タブレット」の使用率は17%。一方、今後使いたいものは、「スマートフォン」が28%、「タブレット」が21%となり、「パソコン」の15%を上まわる結果となった。


24%の女子小学生「電子書籍を読んだことがある」
 電子書籍を読んだことがあるか尋ねたところ、女子小学生の24%が電子書籍(雑誌・コミックスを含む)を読んだことがあることがわかった。学年別に見ると、1〜3年生では20%なのに対し、4〜6年生は32%が読んだことがあると回答。

 読んだことのあるジャンルは、「コミックス・マンガ本」が66%と最も多い。4〜6年生は、ほかにも「小説(22%)」「図鑑(15%)」「マンガ以外の雑誌(15%)」を読んだことがあると回答している。また、電子書籍を読んだことがないと回答した女子小学生に今後の閲読意向を尋ねたところ、34%が「読んでみたいと思う」と回答している。


無料通話・メールアプリ、「使いたいと思っている」は33%
 LINEなどの無料通話・メールアプリの利用率について尋ねると、全体の11%が利用していることがわかった。学年別では1〜3年生が10%、4〜6年生が12%となっている。今後の利用意向を尋ねたところ、全体の33%が「使いたいと思っている」と回答。1〜3年生が30%、4〜6年生が39%と、高学年方が利用意向が高い。

子どもに電子書籍読ませたくない親は58%
 女子小学生の子を持つ保護者に、子どものタブレットの習熟度を尋ねたところ、21%が「使い方を教えなくても、自分で使い方を覚える」と回答。また、タブレットで勉強(知育)させたいか尋ねると、17%が「すでに勉強させている」と回答した。4〜6年生では23%におよぶ。この割合は、自宅でのタブレットの利用率21%を上回っており、塾や学校でのタブレットの利用が進んでいることがその理由として考えられる。


 子どもに電子書籍を読ませたいか尋ねたところ、「思わない」が58%と過半数を占めた。その理由は、「視力が低下すると思うから」が50%と最も高く、次いで「本を読む習慣が身につかない(39%)」「読書は紙の書籍でするべき(39%)」と回答。また、4〜6年生の保護者では、「機器で読書以外にゲームなどに利用しそう」が高く35%となった。

 子どもの無料通話・メールアプリ利用に対する考えを尋ねたところ、12%が「絶対に使わせたくない」と回答。「できれば使わせたくない」と「絶対使わせたくない」を合わせて63%を占めた。一方、「使う時間や使い方を制限すれば問題ないと思う」「問題ないと思う」の肯定的な意見は合わせて29%となった。無料通話・メールアプリの利用について心配することは、56%が「依存症になりそう」で、「犯罪に巻き込まれそう」、「いじめにつながりそう」もそれぞれ半数近くに達した。

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