2014年10月23日
初のマイナス金利=短期国債入札で
財務省が23日実施した償還期間3カ月の国庫短期証券(短期国債)の入札は、平均落札利回りがマイナス0.0037%となった。日本の国債入札でマイナス金利が付くのは初めて。
短期国債は、政府が短期的な資金繰りのために発行する。マイナス金利となったことで、国は利子を受け取って「借金」できることになる。
今回の入札でマイナス金利が付いたのは、短期国債の償還時に支払われる金額より高い値段で購入する金融機関が出たためだ。日銀が昨年4月に導入した量的・質的金融緩和の下で大規模な国債買い入れを続け、市場に出回る国債が品薄状態となっていることが背景にある。これまでも発行後の短期国債の取引では、マイナス金利を付けるケースが出ていた。
短期国債は、政府が短期的な資金繰りのために発行する。マイナス金利となったことで、国は利子を受け取って「借金」できることになる。
今回の入札でマイナス金利が付いたのは、短期国債の償還時に支払われる金額より高い値段で購入する金融機関が出たためだ。日銀が昨年4月に導入した量的・質的金融緩和の下で大規模な国債買い入れを続け、市場に出回る国債が品薄状態となっていることが背景にある。これまでも発行後の短期国債の取引では、マイナス金利を付けるケースが出ていた。
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