2014年10月16日
<御嶽山噴火>捜索、来春まで中断も…積雪で危険高まり
56人の死亡が確認された長野・岐阜県境の御嶽山(3067メートル)の噴火で、長野県災害対策本部(本部長・阿部守一知事)は、捜索の一時見合わせも視野に今後の活動について、天候を見ながら16日にも判断する方針を固めた。県関係者への取材で分かった。登山者7人が行方不明のままだが、雪のシーズンを迎え、火山灰の上に雪が積もれば捜索は一層難航し、2次災害発生の恐れも高まるとしている。
◇16日にも判断
関係者によると、15日に山頂付近で噴火後初の積雪を確認。この先、雪の日や天気が良い日中でも氷点下となる日が増える。山頂は風が強く、低体温症や高山病になる隊員も出ている。このため、捜索を一時見合わせ、春を待って再開することを検討している。
対策本部によると、3日ぶりに再開した15日からの捜索では、剣ケ峰付近や八丁ダルミ、一ノ池などを重点エリアに、岐阜県側を含む全ての登山口に範囲を広げる計画。15日は降雨予想のため約2時間で打ち切ったが、登山道や山小屋の捜索は6割以上が完了したという。同日夜の対策本部の会議で、阿部知事は「現捜索計画の終了時点で、その後の対応をどうするか判断せざるを得ない」と話した。
16日は、午前5時半から940人が登山口から現場に入り、残る捜索を続ける予定。
◇16日にも判断
関係者によると、15日に山頂付近で噴火後初の積雪を確認。この先、雪の日や天気が良い日中でも氷点下となる日が増える。山頂は風が強く、低体温症や高山病になる隊員も出ている。このため、捜索を一時見合わせ、春を待って再開することを検討している。
対策本部によると、3日ぶりに再開した15日からの捜索では、剣ケ峰付近や八丁ダルミ、一ノ池などを重点エリアに、岐阜県側を含む全ての登山口に範囲を広げる計画。15日は降雨予想のため約2時間で打ち切ったが、登山道や山小屋の捜索は6割以上が完了したという。同日夜の対策本部の会議で、阿部知事は「現捜索計画の終了時点で、その後の対応をどうするか判断せざるを得ない」と話した。
16日は、午前5時半から940人が登山口から現場に入り、残る捜索を続ける予定。
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