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2014年10月15日

首位の駒大が拓大に先勝 16日にもV

東都大学野球リーグは15日、第7週の1回戦1試合を神宮球場で行い、首位の駒大が拓大に先勝した。中大−青学大1回戦は降雨のため16日に順延。16日に2位の中大が青学大に敗れ、駒大が拓大に連勝すると、駒大の26季ぶり27回目の優勝が決まる。この場合、中大は青学大に勝ち越した上で、21日予定の駒大との未消化試合3回戦に勝って勝ち点4で並んでも、勝率で駒大が上回る。

 駒大は4番・江越(4年・長崎海星)が4打数4安打と活躍。チーム全体で14安打を放ち、着実に加点した。今永(3年・北筑)は8回を投げ14奪三振無失点。リーグ通算17勝目を挙げた。

(1)駒大1勝

駒大

010102012◆7

000000001◆1

拓大

(駒)今永、中山−高橋亮(拓)佃、宮城、尾松、大井、稲葉−豊島、岡田、三輪

 ◇優勝が目の前にちらつく駒大「いつも通りのプレー」と

 雨中の試合も危なげなく制し、首位の駒大が2001年秋以来13年ぶりの優勝を目前にした。エース左腕の今永が7安打を浴びながらも要所を締めて八回まで無失点。打線は14安打7得点と拓大を圧倒した。だが西村監督、選手ともに表情は緩めなかった。勝ち点を奪えば優勝が決定する最終カードで負け越し、2位だった昨春の悔しい経験があるからだ。今永は「優勝が目の前にちらつくと、足をすくわれる。自分たちはいつも通りのプレーだけ」と気を引き締めた。
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