響く特オタ

2014年04月16日

平成ライダーと昭和ライダー。

先日、【仮面ライダー大戦】という映画をみてきました。
タイトル通り、平成と昭和のライダーが戦うという内容でした。

おなじみの平成俳優さん方はもちろん、放送当時の俳優さんである、
藤岡弘.さんや速水亮さん、菅田俊さん方が出演され、それはもう
おじさんファンにとっては豪華な内容でした。

私のリアルタイムで初めてみたライダーは【スカイライダー】ですが、
ほぼ35年前と比較しても平成のライダーにはものすごい変化が起こっています。

当たり前になっているのがフォームチェンジ。
主役級の平成ライダー達には必ずといっていいほど、
基本となる姿とは別に、数種類のフォームと、最強フォームなる
姿が用意されています。

おもちゃをたくさん売りたいから、というスポンサーの意向はあるのでしょうが、
これによってフォームチェンジに至る経緯をはじめ、主人公の成長などを
描くことで、幅広い内容が約1年間で展開されていくようになりました。

しかし、逆をいえばフォームチェンジはBlackRXやストロンガーを除いて
ほぼ行わず、まして武器もほぼ使わない昭和ライダーのすごさに注目してしまいます。

その強さはもちろんですが、シンプルな武装や技、今よりも限られているであろう予算で、
ほぼ一年間放映をやりきる昔の特撮スタッフさん方は本当にすごいなと思ってしまいます。

ウルトラマンと同じく、仮面ライダーも未来永劫続いていくものだと思いますし、
平成ライダー、これから生まれてくるライダーにはいつも期待してしまいます。

ただ私も年齢が年齢ですので、どうしても昔のおじさんライダー方が今のライダーに
負けておらず、むしろとてつもないスペックで力をみせつける場面をみると
断然昭和ライダーをおしてしまいますね。

先日のライダー大戦という映画は、そんなおじさん世代でももっともっと
頑張れるのではないか。そう思わせてくれるすばらしい映画でした。