入院中の母の心part２: こころのなかは

2014年10月06日

入院中の母の心part２

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台風１８号が日本を襲っています
うちの方も昨日の夜中から朝にかけて凄い雨風でした
朝になってマンションの外に出ると雨は小ぶりになっていましたが
風のために草花がなぎ倒されてました

どれほど凄い風だったかと怖くなります

これから関東のほうが大変なことになってます

充分気を付けてください
被害が出ませんように願っています

さて
今は大夫落ち着いてきた母でしたが
３年前の入院から１８０度変わってしまいました

①を読まれてない方はこちらで
入院中の母の心①

続きです

骨折、ワーファリン、結核治療のせいでどこの病院も受け付けてもらえなかった母でしたが
優しい院長さんのおかげでこの病院で全ての治療をしていただける事になり
姉も私もホッとしてもうこれで大丈夫だね

って安心していたんです

それが何日かたって

母の様子がおかしくなりました

それは３週間ほど続きました
看護は姉と交代でしたが
ちょうどその３週間は私が行く事になってました

個室でしたが
一日中目を瞑ってる
会話しない
これも波がある
日によって違う
泣く
もう来なくていいと言ったと思ったら
もう帰るの・・・・・と泣く

情緒不安定

人が来るのを嫌がる
光を嫌がる
ずっとカーテンしっぱなし
水分を飲まない
おしっこが出るから
ベッドの上で絶対おしっこや便をしない

したくないから飲まない食べない

しまいにはストローの飲み方が解らない
飲み込めない

そのくせ、もの事に対するこだわりが半端ない

例えばティッシュケースの位置
タオルの枚数や位置
時計の角度
コップの位置
引き出しに入っているものの中身の置き方
緊急ボタンの位置

兎に角、物の配置や角度に異常なこだわりがある

それを看護師さんに指示する

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看護師さんがいじめる
看護師さんが意地悪する
看護師さんがわざとつねる
看護師さんが私のこと噂してる

もちろん、すべて嘘です

「そんなことないよ」

と言うと

「見てないからよ、知らないからよ」

と反論してくる

こちらが何かを言うと訳のわからない理屈が１０倍返しでかえってくる

これって、さも本当のように喋るし
人が聞いたら本当だと思う

実際姉は信じてました

被害妄想や疑心暗鬼がMAX状態
重度のうつ症状です

もう自分は死ぬんだだからほっといて
もう自分はダメだから、ご飯はたべない
食べないと死ねるから
食べる意味が無い
水分も取らない
取る意味がない
お父さんが迎え来た(父は早くに亡くなっています)

私も本気でおこったし
本気で喧嘩した
しっかりして欲しかったから

私はもうヘトヘトでした

本人はもう死ぬ気で居るから屁理屈ならべて頑として考えを変えないし

でも実際は只骨折して入院してるだけだから骨がくっついたらリハビリ始まるし

実際の病状と本人の思い込みのギャップが大きすぎて
説得するのにもうへとへとでした・・・・・・・・・

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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