2020年04月14日
「わたし」の幸せでも「あなた」の幸せでもなく、「わたしたち」の幸せを
「嫌われる勇気」の続編「幸せになる勇気」を読んで心に響いた文章があった。
【あらゆる対人関係の土台は尊敬によって築かれる】
【暴力とは、どこまでもコストの低い、安直なコミュニケーション手段なのです。これは道徳的に許されないという以前に、人間としてあまりに未熟な行為だと言わざるをえません。】
【他者を救うことによって、自らが救われようとする。自らを一種の救世主に仕立てることによって、自らの価値を実感しようとする。これは劣等感を払拭できない人が、しばしばおちいる優越コンプレックスの一形態である。】
【愛とは「ふたりで成し遂げる課題」であり、そこでは「わたし」の幸せでも「あなた」の幸せでもなく、「わたしたち」の幸せを追い求めなければならない。そのときはじめて、われわれは「わたし」から脱却できる。自己中心性から解放され、ほんとうの自立を果たすことができる。自立とは、子ども時代のライフスタイルから脱却することであり、自己中心性から抜け出すことなのだ。】
【われわれは他者を愛することによってのみ、自己中心性から解放されます。他者を愛することによってのみ、自立を成しえます。そして他者を愛することによってのみ、共同体感覚にたどりつくのです。】
「幸せになる勇気」は前作「嫌われる勇気」を詳しく復習できるので、
「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」セットで読んだ方が良い!!
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