2022年08月15日
一般常識5解答
次の文章を読んで、以下の問いに答えよ。
むかし、男ありけり。奈良の京ははなれ、この京は人の家まだ定まらざりける時に、西の京に女ありけり。その女、世人にはまされりけり。その人、かたちよりは心なむなさりたりける。ひとりのみもあらざりけらし。それをかのまめ男、うち物語らひて、かへり来て、いかが思ひけむ。時は@三月のついたち、雨ほそふるにやりける。
Aおきもせず寝もせで夜を明かしては春のものとてながめくらしつ
(『伊勢物語』)
1 下線部@について、月の異名の読み方を現代仮名遣いで答えよ。
解答:やよい
2 次の和歌のうち、下線部Aと同じく恋の歌として詠まれているものを次のア〜エから一つ選び記号で答えよ。
ア 小倉山峰のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ
イ 大江山いく野の道遠ければまだふみも見ず天の橋立
ウ 瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ
エ 田子の浦ゆうち出でて見れば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける
解答:ウ:崇徳院による和歌で「川の瀬の流れが速いので、岩にせき止められている滝川が二つに分かれても、いつかまた合流するように、愛しい人と別れてもまたいつか逢いたいと思う」という内容。
むかし、男ありけり。奈良の京ははなれ、この京は人の家まだ定まらざりける時に、西の京に女ありけり。その女、世人にはまされりけり。その人、かたちよりは心なむなさりたりける。ひとりのみもあらざりけらし。それをかのまめ男、うち物語らひて、かへり来て、いかが思ひけむ。時は@三月のついたち、雨ほそふるにやりける。
Aおきもせず寝もせで夜を明かしては春のものとてながめくらしつ
(『伊勢物語』)
1 下線部@について、月の異名の読み方を現代仮名遣いで答えよ。
解答:やよい
2 次の和歌のうち、下線部Aと同じく恋の歌として詠まれているものを次のア〜エから一つ選び記号で答えよ。
ア 小倉山峰のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ
イ 大江山いく野の道遠ければまだふみも見ず天の橋立
ウ 瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ
エ 田子の浦ゆうち出でて見れば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける
解答:ウ:崇徳院による和歌で「川の瀬の流れが速いので、岩にせき止められている滝川が二つに分かれても、いつかまた合流するように、愛しい人と別れてもまたいつか逢いたいと思う」という内容。
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