2022年08月08日
一般常識1解答
問 次の文章中の下線部(ア)〜(エ)の現代語訳の組合せとして最も適切なものを、以下の@〜Dのうちから選びなさい。
仁和寺にある法師、(ア)年寄るまで石清水を拝まざりければ、(イ)心憂く覚えて、あるとき思ひ立ちて、ただ一人、徒歩より詣でけり。極楽寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。
さて、かたへの人にあひて、「年ごろ思ひつること、果たしはべりぬ。聞きしにもすぎて尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごとに山に登りしは、何事かありけん、(ウ)ゆかしかりしかど、神へ参ること本意なれと思ひて、山までは見ず。」とぞ言ひける。
少しのことにも、先達は(エ)あらまほしきことなり。
(出典:「徒然草」第五十二段 兼好法師)
*一部表記を改めたところがある。
@(ア)年を取るまで(イ)残念に思って(ウ)知りたかったけれど(エ)あってほしくないものである
A(ア)寄り道するまで(イ)心がおどって(ウ)行きたくなかったので(エ)あってほしくないものである
B(ア)寄り道するまで(イ)残念に思って(ウ)行きたくなかったので(エ)あってほしくないものである
C(ア)年を取るまで(イ)残念に思って(ウ)知りたかったけれど(エ)あってほしいものである
D(ア)年を取るまで(イ)心がおどって(ウ)行きたくなかったので(エ)あってほしいものである
解答:C
年寄るまで:「年を取るまで」や「年寄りになるまで」という意味。
心憂く覚えて:「つらく苦しく思って」「情けなく思って」または「不愉快に思って」「おもしろくないと思って」という意味。
ゆかしかりしかど:「知りたかったが」という意味。
あらまほしきとこなり:「いてほしいものである」という意味。
仁和寺にある法師、(ア)年寄るまで石清水を拝まざりければ、(イ)心憂く覚えて、あるとき思ひ立ちて、ただ一人、徒歩より詣でけり。極楽寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。
さて、かたへの人にあひて、「年ごろ思ひつること、果たしはべりぬ。聞きしにもすぎて尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごとに山に登りしは、何事かありけん、(ウ)ゆかしかりしかど、神へ参ること本意なれと思ひて、山までは見ず。」とぞ言ひける。
少しのことにも、先達は(エ)あらまほしきことなり。
(出典:「徒然草」第五十二段 兼好法師)
*一部表記を改めたところがある。
@(ア)年を取るまで(イ)残念に思って(ウ)知りたかったけれど(エ)あってほしくないものである
A(ア)寄り道するまで(イ)心がおどって(ウ)行きたくなかったので(エ)あってほしくないものである
B(ア)寄り道するまで(イ)残念に思って(ウ)行きたくなかったので(エ)あってほしくないものである
C(ア)年を取るまで(イ)残念に思って(ウ)知りたかったけれど(エ)あってほしいものである
D(ア)年を取るまで(イ)心がおどって(ウ)行きたくなかったので(エ)あってほしいものである
解答:C
年寄るまで:「年を取るまで」や「年寄りになるまで」という意味。
心憂く覚えて:「つらく苦しく思って」「情けなく思って」または「不愉快に思って」「おもしろくないと思って」という意味。
ゆかしかりしかど:「知りたかったが」という意味。
あらまほしきとこなり:「いてほしいものである」という意味。
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