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ライカ新製品「外付けEVFに対応したX2」「モノクロ専用のMモノクローム」


「ライカカメラジャパンは、コンパクトデジタルカメラ「ライカX2」を5月下旬に発売する。直営店での予定価格は21万6,300円。カラーはブラックとシルバー。
APS-Cサイズの有効1,620万画素CMOSセンサーを搭載するレンズ固定式のデジタルカメラ。レンズは「ライカ エルマリートF2.8/24mm ASPH.」を採用し、35mm判換算36mm相当の画角を得られる。撮影範囲は30cm〜∞。2010年発売の「ライカX1」は有効1,220万画素のCMOSセンサーを搭載していた。
 AF性能の向上を謳い、顔認識AFも搭載する。DNG形式のRAWファイルとJPEGの同時記録が可能。画像アスペクト比は3:2。背面および上面のボタン配置はX1をほぼ踏襲し、ポップアップ式の内蔵ストロボも引き続き備える。
 新たに「ライカEVF2」(4万8,300円)の装着に対応。ホットシューに取り付ける140万ドットの液晶ビューファインダーで、上90度までのチルトに対応する」

「ライカカメラは、レンジファインダーデジタルカメラ「ライカMモノクローム」を8月に発売する。店頭予想価格は90万円前後の見込み。
新開発のモノクロ撮影専用撮像素子を搭載したライカMシリーズのレンジファインダーカメラ。「モノクロに特化して写真の芸術性を探求する世界初のデジタルカメラ」(同社)だとしている。
 35mmフルサイズで有効1,800万画素のセンサーを搭載する。ローパスフィルターは非搭載。マウントはライカMマウント。記録画素数は5,212×3,468。
 「M9-P」に似た外観を持つが、M9-PのトップカバーにあったLeicaロゴは無くなった。カラーはブラッククローム仕上げ。シャーシはマグネシウム合金ダイカスト製。トップカバーとベースプレートは真鍮製。
 JPEGとDNG形式によるRAW撮影に対応する。感度はISO320〜ISO10000。拡張設時はISO160の設定も可能。「RAWデータヒストグラム表示機能」を備え、生データの輝度を正確に確認できるとしている。また、JPEG形式で保存した画像をカメラ内操作で調色できる。
 撮影モードは絞り優先AEとマニュアル露出のみ。ストロボ同調速度は1/180秒。
 ファインダーはパララックス自動補正機能付。ブライトフレームは35/135mm用、28/90mm用、50/75mm用。倍率は0.68倍。有効基線長は47.1mm。
 シャッターは金属の縦走り。最高シャッター速度は1/4,000秒。連写は最高約2コマ/秒で8コマまで。
 液晶モニターは約23万ドットの2.5型TFTで、カバーガラスはサファイアガラス。電源はリチウムイオン充電池。
 本体サイズは139×80×37mm、バッテリーを含む重量は約600g。フルグレイン牛革を使用したキャリングストラップ、「Adobe Photoshop Lightroom」、「Silver Efex Pro 2」が付属する。
 Mモノクロームの購入者にはネットプリントサービス「Whitewall」と提携したモノクロ写真のプリントサービスを行なう。ただし、国内での対応については詳細未定となっている」

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