魔女からの贈り物
ジェニー・ニモ=作 ポール・ハワード=絵 佐藤見果夢=訳
評論社
あるひどい天気の日、テオの家に転がり込んできたあやしいスカラムばあさん。
妹のドディーはすっかりスカラムさんを気に入っているし、気の毒なお年よりだと精一杯お世話するかあさん。
でもスカラムさんの不思議な振る舞いを見るたび、となりのおじいさんから聞いた言葉が頭をよぎります。「魔女は、ひどい天気の日に飛んでくる」
僕がうちの家族と猫を魔女から守らなくちゃ。そして仕事で出かけているとうさんは無事に帰ってくるかしら…
日本の本でよくあるわかりやすい魔女・魔法ではなく、英国の雰囲気がよく伝わる魔女像でした。二匹の猫が帰ってきたところでは大いに安心した。しかし、臆病者の兄ってよその国でもままあるのかしら。
物語の後、兄妹がかあさんにネックレスをなんと言って渡したかがむしろ心配になります。
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