シャルマン・グルマン
シャルマン・グルマンへようこそ
フランス語で「素敵な食いしん坊」という意味の「シャルマン・グルマン」。
シャルマン・グルマンは、ヨーロッパの伝統菓子を扱う
老舗ブランドを中心とした輸入菓子のセレクトブティックで、
美味しいものに目がない、
オシャレな食いしん坊さん達のお気に入りのお菓子があるところ。
シャルマン・グルマンのすべてのブランドは、
私たちが直接現地に赴き、製造過程と品質を確認したものばかり。
そんなブランドのこだわりや情熱がいっぱい詰まったお菓子を皆様にお届けしています。
歴史ある伝統のレシピで作られ、地元で愛され続けているヨーロッパの味、
一度食べたら忘れられない味のお菓子は、
ヨーロピアンテイストのパッケージに詰められて、
世界中の素敵な食いしん坊さん達を魅了し続けています。
何か素敵なお菓子をお探しなら、シャルマン・グルマンできっと見つかります。
チョコレートがヨーロッパにもたらされたのは、スペインが最初の地でした。
コロンブスが発見し、コルテスが製造と共にスペインに持ち込み、スペイン王に献上され、そこからフランス、イタリア、オーストリアへ渡ったと言われています。
Chocolate Amatller<アマリエ>は、1797年スペイン・バルセロナで、ショコラティエ(チョコレート職人)のガブリエレ・アマリエの小さな工房から始まりました。※スペイン語ではAmatllerは「アマトリェール」と発音しますが、バルセロナのカタロニア語では「アマリエ」と発音します。 80年後、ガブリエレ・アマリエの孫三代目アマリエのアントーニ・アマリエはヨーロッパの旅行中に習得した知識と最新技術で近代的な工場を設立。 当時のバルセロナでは画期的なことでした。
彼は自社のカカオ豆監修のため、自費で何度も原産地を訪れてカカオの品質を保っていました。 「チョコレート王」と呼ばれた彼のおかげで、アマリエはスペインのトップブランドとしてのヨーロッパのチョコレートの基準の1つとなったのです。
アマリエは豆の選定からカカオ豆から製造までを自社で行う
Bean to Barのチョコレートブランドです。
原料はアフリカからガーナの、南アメリカからはエクアドルのカカオ豆を輸入し、焙煎のプロセス(ピーリング→ミキシング→コンチング→テンパリング→モールドリング→パッケージング)をすべて自社で行っています。
口どけの滑らかさを追求した最新機器を使用しており、
チョコレートの香り、温度は徹底的に管理されています。
3代目アマリエがこよなく愛した19世紀のアート
三代目アマリエは、芸術をこよなく愛していました。 アルフォンス・ミュシャを始めとして、ジョセフ・トリアド、ラファエル・ド・ペナゴスなど数々のアーティストのパトロンとして芸術家育成に努め、自社の広告に起用しました。チョコレートにかける情熱と同じくらい、パッケージや広告にも力を注ぎ、美しいパッケージに素敵なカードを添えてチョコレートを販売していました。
当時使われていたカードは、今もコレクターの間で高い評価があり、またその美しいデザインの一部は、アマリエの商品パッケージに使われています。
アルフォンス・ミュシャは、アマリエ創立100周年を記念して、アマリエの広告ポスターを描いています。 その3枚の絵も、アマリエの商品パッケージとして大切に使われています。
左:「夢想」1900年中央:「ビザンチン風の髪飾り」1899年右:「桜草」1901年
▲当時チョコレートに付けていたカードのデザインを現在の缶のパッケージに起用
▲フラワー缶「アーモンドの花」
CASA・AMATLLER(カサ・アマリエ)
そして、特筆すべきはこの素晴らしい建造物、「カサ・アマリエ(アマリエの家)」。 チョコレート王三代目アントーニ・アマリエが建築家ジュセップ・プッチ・イ・カダファルクに依頼した家 (1898〜1900年)。
バルセロナのグラシア通りに位置しており、世界的に有名なガウディ建設「カサ・バトリョ」の隣にあります。カサ・バトリョより古い建築物で、ガウディがこのカサ・アマリエを意識して作ったと言われています。
2014年にアマリエ財団が専門職人に依頼し、当時の写真資料からステンドグラス、壁、屋根などを忠実に復刻し、カサ・バトリョと並ぶバルセロナの新しい観光名所として開放されました。 内外に施されたレリーフ、ステンドグラス、調度品すべてが芸術を愛した三代目アマリエのこだわりの象徴となり、家の全てが芸術品のようです。彼のロマングラスコレクションの展示もあります。
2015年より1階にアマリエ商品が購入できるショップとカフェがオープンしました。 カフェではアマリエが最初に商品化したチョコレート、スペインのホットチョコラーテ LA TAZAが楽しめます。
〜サブレの物語〜
それはフランスの書簡作家セヴィニエ侯爵夫人の手紙の中にありました。 日本人には耳慣れない「書簡作家」と「セヴィニエ夫人」ですが、フランスではルイ14世の時代の小説家の象徴とも言われている有名な作家です。
社交界の華だったセヴィニエ侯爵夫人は愛娘や友人に宛てた手紙を1500通以上残しており、 その内容は当時の文化やパリの流行、宮廷生活などが生き生きと描写されていたことから、生前より評判になっていました。
彼女の死後孫娘により手紙は編集・出版され、今日のフランスでも、資料として、また優れた書簡文学として、多くの人に読まれています。 そのセヴィニエ侯爵夫人の手紙の中に、サブレの歴史が書かれています。
「サブレ」はフランス・ロワール地方のサブレという町に住んでいた、マドレーヌ侯爵夫人のレシピから生まれました。
ブルボン朝フランス王族で軍人、ルイ14世の弟コンデ公が催す毎月第一週の月曜日のサロンパーティにおいて、1670年にコンデ公城の偉大な給仕長ヴァテールが給仕した、その丸型のビスケット「サブレ」がサロンで大絶賛されました。 特にコンデ公はその味を大層お気に召され、そのお気に召し様はサブレを毎朝食に運ばせてお召し上りになるほどだったそうです。 こうしてサブレは、フランス社交界から世界中に広まって行きました。
マドレーヌ侯爵夫人の住む町がサブレ(サブレ=シュル=サルト)だったことから、その丸型のビスケットは「サブレ」と呼ばれるようになりました。 そして侯爵夫人は「マルキーズ・ド・サブレ(サブレ侯爵夫人)」と呼ばれ、今もサブレの町で彼女が住んでいたお城と共に語り継がれています。
ラ・サブレジエンヌは、このサブレを工業化した最初のビスケット製造メーカーで、今も変わらずサブレ侯爵夫人のレシピで作り続けています。
世の中のすべてのサブレの始まり、本場のサブレ。それが、ラ・サブレジエンヌの「サブレ」です。
サブレ侯爵夫人のサブレのレシピは、フランス国立食文化評議会(CNAC)によって掲載され、この目録にページが割かれています。
また、フランス料理のバイブルと言われるラルース料理百科事典にも掲載があります。
▲サブレ侯爵夫人
サブレ発祥の地、サブレ=シュル=サルトからお届け。 フランス産発酵バターを100%使用した本物のサブレ。
1.最も良いレシピは自然素材を使用します。
それゆえ、ラ・サブレジエンヌはレシピに一切の着色料、保存料、遺伝子組み換え作物を含みません。素材の大部分は、フランス西部から調達された原材料です。 その土地の素材で、自然の物を使用します。
2.伝統製法で作られています。
ルイ14世の時代に生まれた、サブレ侯爵夫人をレシピを元に、50年以上前と同じように 金属製の板で焼かれ、手作業で箱に詰めます。
3.フランスビスケットの世界を表現します。
ラ・サブレジエンヌは、フランスビスケットの伝統的製法の維持や改良に誇りと情熱を持っています。 原料のバターはフランス産の発酵バターを100%使用。 ラ・サブレジエンヌの上質なバターの香りと軽やかな食感は、こだわりのレシピと原材料によるものです。
2009年には、フランスの権威あるOrdre Culinaire Internationalでベストビスケット賞を受賞しています。
フランスのラ・サブレジエンヌ店
ラ・サブレジエンヌは、本店がサブレ発祥の地「サブレ=シュル=サルト」にあり、ラ・サブレジエンヌのサブレはすべてこの本店の工場で製造されています。また、ショコラトリー、サロン・ド・テが併設され、カフェで美味しいサブレを楽しむことができます。
直営店:ラ・フレッシュ、ル・マン、ル・マンショッピングモール内。
主な販売先:ボン・マルシェ内ラ・グラン・エピスリー・ド・パリ、ロワールのお城内売店、ルーブル美術館、オルセー美術館、パリ空港(シャルル・ド・ゴール、オルリー)内免税店
「シャルマン・グルマン」は、おいしい・お洒落・珍しいの要素を持った輸入菓子を取り揃えた
お洒落な食いしん坊を魅了する輸入菓子のセレクトブティックです。
■取り扱いブランド■ ※すべてバナーあり※
1. アマリエ ( Chocolate Amatller )
→スペイン最古のチョコレレートブランド。アルフォンス・ミュシャの缶入チョコレートで有名です。
http://www.c-gourmand.jp/user_data/amatller.php
2. ラ・サブレジエンヌ
→サブレ発祥の地、フランス・ロワール地方の本場のサブレ。かわいい缶がたくさんあります!
http://www.c-gourmand.jp/user_data/sablesienne.php
3. レッカリー・フース
→スイスの練乳結晶キャラメル「キャラメルト」。新食感のキャラメルです。
http://www.c-gourmand.jp/user_data/leckerli.php
4. ブノワ・ショコラ( Benoit Chocolats )
→パリジェンヌを虜にした「キャラモンド」は<ブノワ・ショコラ>のスペシャリテです。
http://www.c-gourmand.jp/user_data/benoit.php
食べることが好き、旅行が好き、ヨーロッパ好き、珍しい物好きの好奇心旺盛な食いしん坊さんに。
アマリエ(Chocolate Amatller)
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