2020年07月21日
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首相が通常国会閉会翌日の6月18日を最後に1カ月間、記者会見せず、国会の閉会中審査にも出席していない。この間、首都圏を中心とした新型ウイルスの感染再拡大や、政府の観光支援事業「」の方針転換など大きな課題が浮上したが、説明責任を果たさない逃げの姿勢が浮き彫りになっている。
首相は「Go To トラベル」で東京発着の旅行を対象外としたことについて、16日に「現下の感染状況を踏まえて判断があった」と述べただけ。追加の質問には答えず、17日も質問を受ける場面はなかった。
首相は国内で新型コロナ感染が拡大した2月以降、9回記者会見したが、国会閉幕を受けて行った6月18日を最後に途絶えている。現在、首相の説明は官邸の出入りなどの際に記者団が質問を投げかけ、応じる場面にほぼ限られる。答えることもあるが、一方的に話して立ち去ることも多い。
通常国会閉会後、東京など首都圏を中心に新型コロナ感染者が増加に転じ、今月17日には東京で過去最多の293人に上った。道内でも札幌・ススキノのキャバクラでクラスター(感染者集団)が発生するなど、政府が進める感染防止策と社会経済活動の両立に不安と関心が高まっている。
だが、首相は記者会見に加え、週1回のペースで開かれている国会の委員会の閉会中審査にも出席していない。政府・与党が拒んでいるためで、さらに首相は周辺に「秋の臨時国会は開きたくない」と漏らす。コロナ対策などを巡って求心力のさらなる低下がささやかれる中、できる限り説明の機会を少なくすることで野党などの追及を避けたい思惑が透ける。(北海道新聞)
(コメント)安倍首相は先の通常国会の翌日に記者会見を行って以来、記者会見をせず、野党の要求を無視し、かろうじて開いている国会の閉会中審査にも全く出席せず、つまり・・・この国難ともいうべきコロナ禍の最中に、その対策もまともに行わず、ダンマリを決め込んでいる。
こうなると・・・何故、キミは首相の座に座っているのだと聞きたくなる。
何もせず、説明もせず、一体、キミは何をしているのだ?
これでは、正真正銘の月給泥棒だ。
政府機関を巻き込んで開店休業の有り様だ。
財務省の公文書改ざん事件で公文書改ざん作業を強制された財務省の職員が自殺に追い込まれ、その妻は再三、真相を聞きたいと再調査を要求しているが、これにも全く応えない。元々はキミの言動が発端だ。この事件には、キミの妻の昭恵夫人も無関係ではない。
職員妻と首相妻とのラインでのやりとりは、首相妻が責任を感じていることの率直な気持ちを現したことの証明であろう。
首相妻の昭恵さんは、それだけ正直だということだが、元々はキミの言動が発端であるとされ、キミは自殺した財務省職員の上司でもあり、その職員が正当な業務命令でない行為で苦役を強いられ、自殺に追い込まれた。
その責任は二重の意味で当然キミにあるが、キミはその説明責任を果たさず、これまた逃げ回っている。
こうして逃げ回っているケースは枚挙に暇がない。いくつでも思い出すことができる。
もうキミには首相の座に止まる資格はないと断定せざるを得ない。
キミはもう辞めなさい。
世論調査でも支持は3割にとどまり、50%以上の国民がキミを支持していない。
ちなみに・・・同じ朝日の調査では政府の観光支援策「Go To トラベル」を22日から始めることに、74%が「反対」と答えた。「賛成」は僅か19%だった。
(第11432回)
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