2020年07月14日
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田中宇の国際ニュース解説 無料版 2020年7月8日
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★新型コロナのウイルスは存在する?
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徳島大学の大橋眞・名誉教授は、新型コロナウイルスをめぐるおかしな点を日本
で最も大胆に指摘・公言している免疫生物学の専門家である。
彼は今年3月末以降、ユーチューブで「学びラウンジ」のチャンネル名で、新型コロナの問題について分析・指摘する動画を頻繁に配信している。
3月末からの約百日間に68本を配信しており、日刊に近い。私の理解では、彼の指摘の最重要なものは「世界が新型コロナウイルスを特定しているやり方がおかしい」ということだ。
大橋眞 学びラウンジ
名誉教授 : 大橋 眞
新型コロナの感染者を判定するために世界的に行われているPCR検査は、感染
が疑われる人の気道の体液の中に「基準となる新型コロナウイルスの遺伝子配列」
と同じ配列の遺伝子があるかどうかを測定する。この「基準となる遺伝子配列」
として世界的に、中国の研究者たちが今年1月末に医学雑誌ネイチャーで発表し
た論文(A new coronavirus associated with human respiratory disease in
China。以下「中国論文」)に載せた遺伝子配列が使われている。この論文に
載った遺伝子配列が、新型コロナを判定する世界的な基準として使われている。
A new coronavirus associated with human respiratory disease in China
コロナ騒動と集団感染
この論文は、昨年末に武漢で肺炎を発症した患者の肺から採取した体液に含まれ
る各種のウイルスや菌などが持つ膨大な数の遺伝子の中から、SARSやコウモリの
コロナウイルスなど、既存の類似のコロナウイルスの遺伝子配列に似たものを取
り出し、それを新型コロナウイルスの遺伝子配列だろうと結論づけている。
(論文はこの結論を、断定でなく推定している)
中国に出現した新興コロナウイルスのゲノム配列
大橋氏は、この論文に載っている遺伝子配列の決定手法が適切でないと主張・指
摘し続けている。患者から採取した体液の中には無数の遺伝子がごたまぜで入っ
ている。それをそのまま調べるのでなく、まず新型コロナであろうと思われるウ
イルスをごたまぜの中から分離(単離、クローン化)してから調べないと、何の
遺伝子を調べているのかわからなくなる。分離したウイルスが本当に新型コロナ
であることを確認する同定作業(すでに発症して治癒した人の抗体が含まれてい
る血清によって、分離したウイルスが中和・無力化されることを確認する作業)
も必要だ。それらをせず、採取したままのごたまぜの体液からそれらしい遺伝子
を取り出しても、それは新型コロナでなく、似たような、元から体内にある多く
の種類の常在性のコロナウイルスの一つを取り出して「これが新型コロナの遺伝
子だ」と決めつけてしまう間違いをおかしかねないと大橋氏は指摘している。
新型コロナは、病原体確認の鉄則コッホの4原則を満たしていない
&
コロナ騒動の原点は、PCR検査 ゴジラvsモスラの世界
常在性ウイルスは多くの人の体内に生まれつき存在し、他人に感染する性質のも
のでない。何らかの理由で免疫が低下すると、体内の常在ウイルスが増殖して肺
炎などを起こす「日和見感染」があり得るので、それが新型コロナの症状とされ
るものの本質でないかとも大橋氏は言っている。無数にある常在ウイルスや一般
のコロナウイルスは、病原性がとても弱いのでほとんど研究されていない。
コロナ騒動は、常在性ウイルスをPCRで検出するというトリック
大橋氏はまた、ネイチャー掲載論文に書かれた、中国の専門家たちが患者の肺の
体液から新型コロナウイルスを抽出した「ショットガン・シーケンシング」と呼
ばれる、遺伝子配列の新しい決定手法について疑問を持っている。
新型コロナ対策に必要な免疫とは
従来の配列決定方法は、まずごたまぜの体液の中からウイルスや細菌などを分離
し、それが探していた病原性のウイルスなどであると同定してから配列を決定す
るが、この分離と同定の作業はウイルスなどの培養・クローン化が必要で、何週
間もかかる。しかも、多くのウイルスなどは分離同定が困難・不可能で、分離同
定できるのは全体の一部だけだ(ウィキペディアによると細菌などの場合は1%)。
これらの問題を乗り越えるために2000年ごろから出てきたのがショットガン・
シーケンシングで、対象の液体の中にあるすべての遺伝子を抽出し、その全体像
の中から対象のウイルスがどれであるかを推定し、その遺伝子配列を特定するや
り方だ。
メタゲノミクス - ウィキペディア
ショットガン・シーケンシング法は、対象のごたまぜ液体中のすべての遺伝子を
抽出するために、まず遺伝子配列を一定の短さに細切れにして、両端に細工を施
し、その細工を頼りに細切れのものをコンピューター上でつなげて元々の何本も
の配列を再現する手法をとる。これは、ショットガン法の分析機械(米イルミナ
社のMiniSeqなど)が採用している、分析作業の効率を上げるための仕様だ。大
橋氏は、この仕様を指して、無数の種類のウイルスがごたまぜになっている体液
のRNAを寸断した後に適当につなげ、実際には存在しない架空の遺伝子配列を
コンピューター上で作り上げる(捏造する)作業だと指摘している。中国の専門
家たちがネイチャーに掲載した新型コロナの遺伝子とされるものは、実のところ、
何種類ものウイルスの断片を無理矢理につなげた「キメラ遺伝子」だとする指摘だ。
新型コロナウイルスは、存在しない。その正体は常在性ウイルスのキメラ遺伝子。
ショットガンメタゲノミクス
新型コロナというウイルスは実のところ存在しておらず、他人に感染せず、病原
性もほとんどない常在ウイルスを新型コロナと見間違えたか、もしくは架空のキ
メラ遺伝子を新型コロナだと言っているかのどちらかであると、大橋氏は言って
いる。ネイチャーの中国論文が、新型コロナのものとして載せた遺伝子は、新型
コロナのものでなく、常在ウイルスの一つであるか、もしくは架空のもの(キメ
ラ)であるという話だ。中国論文が掲載した遺伝子配列は、世界のコロナ対策に
おいて最も重要な「基準配列」として使われている。日本など多くの国のPCR
検査は、基準配列の遺伝子が存在しているかどうかで陽性陰性を判断している。
基準配列が新型コロナのものでないとしたら、世界中のPCR検査はとんでもな
い間違い・茶番劇だということになる。これが、大橋氏の指摘の最重要な部分に
なっている。
PCR検査は信頼できる?
マスクをする自粛社会は変です。その原因は、ひとつの(捏造?)論文のコピペ、それを伝える専門家たち。
大橋氏の指摘は、難解な専門分野をわかりやすく説明しているため、新型コロナ
をめぐる現状や政策に疑問を持つ多くの日本の人に受け入れられている。「新型
コロナというウイルスは存在しない。それなのに、危険な新型コロナが猛威を振
るっているというウソが流布され、都市閉鎖や経済停止や社会距離やマスク義務
化が必要だとする巨大な愚策が行われている」と考える人の中には、大橋氏の指
摘を考察の根拠にしている人が多そうだ。私自身、大橋氏の動画を何本も見てい
くうちに、いったんは、それまでの新型コロナウイルスの存在を前提にしてきた
自分の考え方を根本的に改め、「新型コロナは存在しない」という前提に転換し
た方が良いかもしれないと考えた。だがその後、さらに自分なりに考えていくと、
やはり新型コロナのウイルスは実際に存在し、感染や発症を引き起こしてきた
可能性の方が大きいという結論に達した。以下、その理由について書く。
ショットガン・シークエンシング法 - ウィキペディア
一つは、中国論文で採られているショットガン・シーケンシングの手法によって
特定された遺伝子配列が、大橋氏が言うような、ごたまぜの断片をつなぎあわせ
たキメラ遺伝子であるかどうか、という点だ。対象の体液中の無数の遺伝子のす
べてを、相互に少しずつ重なる形でいったん断片に切り刻み、重複部を頼りに再
度、元通りの遺伝子配列にしてコンピューター上に表出していくやり方は、ショ
ットガン・シーケンシングの機械の仕様であり、捏造用に作られた仕掛けでない。
断片を再度つなぎ合わせる際、別々の遺伝子の断片が接合しないよう、重複部分
を作っている。中国の専門家たちが使った分析機械(Illumina MiniSeq)が正常
に動いていたならば、中国論文の遺伝子配列は、患者の肺の体液の中に実際に
存在していた一つのウイルスの遺伝子の配列であろう。意図的もしくは偶然の誤
作動がない限り、架空のキメラにはならない。そういう理由で、私は大橋氏のキ
メラ遺伝子説を自分の考えとして採用しない。
Metagenomics - Wikipedia
Illumina MiniSeq 仕様
中国論文で示され「世界基準」になったウイルスの遺伝子配列が、架空のキメラ
でないとしても、新型コロナでなく、病原性の少ない別の既存のコロナウイルス
だった可能性はある。中国論文の執筆者たちはウイルスの分離・同定をしておら
ず、大橋氏が言うとおり、常在ウイルスを新型コロナと(意図的に?)誤認した
可能性を排除できない。中国論文は拙速だ。医学界の世界的な権威(ネイチャー
の編集権)を運用する米英側と、新型コロナの最初の現場である中国側の両方が、
何らかの遺伝子配列を急いで発表する必要性(パンデミック騒動を起こしたい
意志など)に迫られ、一か月以上かかるウイルスの分離同定の作業を省き、すぐ
に結果を出せるショットガン・シーケンシング法を使って「とりあえずの結論」
を出したのだろう。中国論文は、掲載した遺伝子が新型コロナのものであると断
定しておらず、多分これだろうという形で結論を出している。掲載した遺伝子が
新型コロナのものでない可能性が残っており、中国論文だけを考察の対象にする
と、常在ウイルス説を排除できない。
新型コロナに対する免疫は粘膜バリア
UNMASKING THE LIES AROUND COVID-19: FACTS VS FICTION OF THE CORONAVIRUS PANDEMIC
とはいえ、人間の体内には何種類ぐらいの常在性ウイルス、とくに、常在のコロ
ナウイルスがいるのだろうか。大橋氏の説明からは、人間の体内に数千種類の常
在性ウイルスがいる感じだ。種類が多いほど、常在ウイルスを取ってきて新型コ
ロナだと決めつけてしまう間違いが起こりやすい。だが実のところ、東京大学の
医科学研究所・感染症国際研究センターの佐藤佳准教授らが6月4日に発表した研
究「ヒト組織ヴァイローム(ウイルス叢)の網羅的描出(A tissue level atlas of
the healthy human virome)」から見る限り、ヒトの体内に常在している
ウイルスの種類は意外に少ない。数千でなく、39種類しか検出されなかった。こ
の研究は、大橋氏が言及しているものでなく、私が常在ウイルスについてネット
で検索しているうちに発表文や論文を見つけたものだ。
A tissue level atlas of the healthy human virome
ヒト組織ヴァイローム(ウイルス叢)の網羅的描出 ― 健常人の体内における“隠れた”ウイルス感染の様相
佐藤氏らの研究は、米国で集められた健康な547人の51種類の人体組織から採取
された合計8991の遺伝子配列のデータベースを借用し、人間や動物に感染するウ
イルス5561種類の遺伝子配列データベースと照合し、健康な人体組織がどんなウ
イルスに感染しているかを調べた。その結果、少なくとも1人の1つの組織に感
染しているウイルスが39種類あった。そのうち比較的頻繁に見られたのは13種類
だが、コロナウイルスはそのうちの一つだけで、それは普通の風邪のコロナウイ
ルスとして知られる4種類のうちの一つであるHCOV-229Eだった。健康な人が感染
しているウイルスなので、これらのウイルスは感染者を発症させないまま常在し
ている状態だ。肺に常在するコロナウイルスはHCOV-229Eだけだった。それも全
員でなく、一部の人にだけ常在していた。
健康な人の体に「常在」 驚異のウイルスたち
人に感染しても発症しないウイルスは無数にあり、その多くは5561種類のデータ
ベースに載っていないだろう。それらが佐藤氏らの研究に入らない形で一部の人
の肺に常在している可能性はある。だが、発症しないウイルスなら、武漢で肺炎
を発症した患者の肺から大量に抽出されたりしない。中国論文は、新型コロナウ
イルスだろうと結論づけたウイルスが、患者の肺の体液の中に大量に発生してい
たと書いている。そのウイルスがHCOV-229Eでないことは遺伝子配列から明らか
だ。このように佐藤氏らの研究を加味して推測すると、長期的に人の体内にいる
常在性ウイルスは意外と種類が少なく、中国論文が結論づけたウイルスが、常在
性ウイルスである可能性は低い。
気鋭のウイルス学者が語る ウイルスの不顕性感染と新型コロナ
中国論文に出てくる患者は、何らかの新種のコロナウイルス、もしくは前からあ
ったが知られていなかったコロナウイルスに感染した可能性が高い。前者なら
「コウモリから中型哺乳類を経て人間に感染し、今回初めて人間のウイルスとして
登場した」という主流の公式論になるし、後者なら「コロナはただの風邪」とい
う、最近流布している裏読みの考え方になる。ふつうの風邪のウイルスは多数あ
り、ほとんど検証されていない。ふつうの風邪でも免疫が落ちている人がかかる
と、こじらせて肺炎を起こして死ぬ場合がある。それらの一つが大騒ぎされたの
が今回の「新型コロナウイルス」かもしれない。
新型コロナは、風邪の一種?
武漢コロナウイルスの周辺
このほか、大橋氏が指摘してきたことに「日本の国立感染研究所が今年1月31日
に、中国論文のものと遺伝子配列が99.9%同一の新型コロナのウイルスの分離に
成功したと発表し、分離したウイルスの遺伝子配列の情報をウェブ上で公開した
が、その後こっそりこの遺伝子配列情報をウェブから削除した。感染研は、ウイ
ルス分離が内部の捏造行為であるとわかったので、成果物である遺伝子配列情報
を削除したのでないか。日本の感染研以外にウイルスを分離したと発表した例が
なく、新型コロナは世界でまだ誰もウイルス分離に成功していない。これは、新
型コロナが存在していない、中国論文で捏造された架空のキメラ遺伝子だからで
ないか」といった趣旨(私の理解)の話がある。
新型コロナ対策に必要な免疫とは
新型コロナウイルス:国立感染症研究所が開発した細胞で分離に成功
Record removed. This record was removed at the submitter's request.
たしかに感染研は、ウイルスの分離に成功したと大々的にマスコミ発表し、遺伝
子配列をウェブで公開した後、この配列情報をマスコミにも言わずに削除してい
る(削除前のもともとの情報にもアクセスできるようになっているが)。こっそ
り削除した行為から、感染研にやましいところがある感じはする。感染研は日本
人の患者の気道から採取した体液からウイルスを分離したと発表しているが、こ
の患者が新型コロナだけでなくマイコプラズマにも感染(もしくは新型コロナで
なくマイコプラズマに感染?)していたことがわかったので、いったん公開した
遺伝子情報を削除したのだという説がある。6月1日の動画「コロナ騒動の原因
ソーシャルディスタンスを科学的に検証する」で大橋氏がさらりと言及している。
患者のマイコプラズマ感染を後で知った感染研が、恥ずかしいと感じて発表もせ
ずこっそり削除したという話か?。
Severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 2019-nCoV/Japan/AI/I-004/2020 RNA, complete genome
国立感染研究所が新型コロナウイルスの分離に成功 記者会見
6月1日の動画「コロナ騒動の原因 ソーシャルディスタンスを科学的に検証する」
感染研は今年3月、新型コロナウイルスの分離を効率良く行う方法についての論
文を発表しており、その論文は、すでに完璧な形で分離が達成されている前提で
書かれている。感染研は官僚体質からか、遺伝子情報をこっそり削除した理由を
きちんと説明しないので、感染研自身にとって不利になる要らぬ深読みを招いて
いる。
TMPRSS2発現細胞を使うと新型コロナウイルス SARS-CoV-2が効率良く分離できる
Enhanced isolation of SARS-CoV-2 by TMPRSS2-expressing cells
日本の感染研の発表の2日前の今年1月29日、オーストラリアのピーター・ドハ
ーティ感染免疫研究所が、新型コロナのウイルスの分離に成功したと発表し、こ
ちらも中国論文のものと配列が99.99%以上同じだったとされている。大橋氏は
6月1日の動画で、この豪州の研究の論文を紹介し「ウイルスが分離され、クロー
ン化、感染実験と進んでいけば、ウイルスの存在も解明できる。ノーベル賞もの
だ」という趣旨を述べている。大橋氏は動画の中で、論文内容の真贋性を疑いな
がらも、豪州の論文をある程度受け入れている。「まだ世界で誰も新型コロナの
ウイルスを分離できていないのだから、新型コロナは存在しないのでないか」と
いう従来の見方から、ウイルス分離の実績を認めて新型コロナの存在を確認する
方向へと転換しつつある感じを受ける。
Isolation and rapid sharing of the 2019 novel coronavirus (SARS‐CoV‐2) from the first patient diagnosed with COVID‐19 in Australia
6月1日の動画
大橋氏や私がやっていることは分析・考察なのだから、思考の転換は悪いことで
ない。私自身、大橋氏の動画を見て、いったんは「新型コロナウイルスは存在し
ない」という考え方に傾いたが、今回の記事で長々と展開した思考を経て、「や
はり、新型コロナウイルスは存在していると考えた方が自然だ」という考え方に
戻った。コロナ危機の本質は、存在しないウイルスを存在すると言っていること
でなく、重篤性が低いウイルスを大変なウイルスだと誇張し、都市閉鎖や社会距
離などの効果がなく有害なだけの策を人類全体に延々と強要していることにある。
後者は、大橋氏も繰り返し指摘している。
マスクと自粛のコロナ騒動は、こうして作られる
新型コロナは、本当に無症状者から感染するのか
またPCR検査が、気道の細胞の表面に付着しているだけで細胞内に入り込んで
いないウイルス、くっついているだけで感染していないウイルスにも陽性反応を
出してしまう点も、大橋氏は指摘している。これは「ウイルスを体内(気道内)
に吸い込んでも感染しない人が人類の6-8割いる」という、私が以前の記事に書
いたこととも重なる。大半の人は、新型コロナに感染しない。すでに持っている
自然免疫の力で撃退(細胞への侵入を拒否)する。だが、撃退される前の、気道
に付着しただけの新型コロナのウイルスをPCR検査が感知して陽性反応を出し、
当局から感染者として扱われてしまう。
粘膜免疫の場としての気道の役割
新型コロナはふつうの風邪の一種?
この検査対象者の気道にいる新型コロナウイルスは、細胞内に入れないまま数日
内に死滅するので、しばらくして再検査すると陰性になっている。だがその後、
またウイルスが気道に入ってくると、また陽性になる。これを繰り返しても対象
者は一度も感染(ウイルスによる細胞内侵入)していない。それなのに「感染者
が陰性になった後、再び陽性になっている。再感染する不可解な病気だ。とても
危険だ。全人類が永久にマスク着用だ」という人類自滅の大騒ぎになっている。
これは新型コロナの問題でなく、PCR検査の問題である。大橋氏もその手のこ
とを繰り返し動画で述べている。新型コロナでなく、他のふつうの風邪のウイル
スの遺伝子をPCRで検出することを多数の人々に対してやっても、同様の、実
は(笑)な「不可解さ」を発現できるのでないか。
新型コロナに対する免疫は粘膜バリア
コロナ騒動の原点は、PCR検査にあり
この記事はウェブサイトにも載せました。
重複に気をつけるべき三つの理由
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