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パリロンシャン競馬場で行われた
凱旋門賞はヴァルトガイストが優勝。
凱旋門賞史上初の3連覇を目指した欧州最強馬エネイブルは直線で先頭に立ったものの、快挙まであとわずかの所でヴァルトガイストの末脚に屈し、夢破れてしまった。
3頭出走した日本馬はキセキの7着が最高。
札幌記念から挑んだブラストワンピース、フィエールマンは共に二桁着順に惨敗。
エルコンドルパサーやナカヤマフェスタ、オルフェーヴルなど
凱旋門賞で好走した日本馬は前哨戦で地元重賞を使っていた。
凱旋門賞を勝つには地元のプレップレースを使い、本番に臨むことがベストだと再認識する結果になったと個人的には思う。
今週は3歳牝馬GT最終戦の秋華賞が京都競馬場で行われる。
昨年はアーモンドアイが圧倒的1番人気に応え牝馬3冠を達成した。
過去の勝ち馬にはアーモンドアイをはじめ、ジェンティルドンナやダイワスカーレットなど歴史に名を遺す名牝たちが輩出されている。
しかし、今年の登録馬には桜花賞馬グランアレグリア、オークス馬ラヴズオンリーユーはおらず混戦模様となっている。
混戦の秋華賞を制し、秋の女王に輝くのは果たしてどの馬なのか?
昨年のアーモンドアイはオークス以来の休み明けで優勝したが、過去5年ではローズステークスや紫苑ステークスのトライアルを使った馬の好走率が高い。
また、穴として注目は牡馬混合の条件戦を勝ち上がってきた馬。昨年の2着のミッキーチャームや2015年3着のマキシマムドパリがこの条件に該当していた。
血統的な傾向はディープインパクト産駒やキングカメハメハ産駒が中心になるが、出走があれば2017年1着のディアドラ、3着のモズカッチャンを輩出したハービンジャー産駒にも注目したい。
ダノンファンタジーは昨年の2歳女王。
春は桜花賞4着、オークス5着と不完全燃焼に終わったが、前走のローズステークスでチューリップ賞以来の勝利を飾った。
桜花賞馬、オークス馬不在ならば2歳女王のこの馬が人気の中心になるだろう。
阪神ジュベナイルフィリーズの後方差し切り勝ちの印象が強かったが、ローズステークスでは好位からレースを進めた世に脚質に幅が出てきた。
オークスは流石に距離が長かったのかもしれないが、小回りの2000mなら問題ないだろう。
サトノダムゼルは前走で牡馬混合の2勝クラスを勝利。
父ディープインパクトで母父アカテナンゴは皐月賞2着のワールドエースや紫苑ステークス勝ち馬のビッシュと同配合になるので距離は問題ないだろう。デビューから無敗なのは未知の魅力がある。
秋の上り馬で一気に戴冠となってもおかしくはないだろう。
エスポワールもサトノダムゼル同様、前走で牡馬相手の2勝クラスで勝利。
上り最速の末脚を繰り出し2着に4馬身差つける圧勝だった。
兄には青葉賞を勝ちダービーでも1番人気に支持されたアドミラブル、近親にはリンカーンやヴィクトリーがいる良血馬。父はオルフェーヴルなので、ステイゴールド系らしく夏を越しパワーアップしていても不思議はない。
カレンブーケドールはオークスで12番人気の低評価をあざ笑うかのような粘りを見せ2着に入った。
前走の紫苑ステークスは3着に終わったが、休み明けだったことを考えれば上々の出だし。
父ディープインパクトで母父はストームキャット系のスキャットダディ。
オークス馬ラヴズオンリーユーやリアルスティール、キズナと似た配合になる。先
行脚質も小回りの京都は合うだろう。
上記以外ではハービンジャー産駒のコパカティやキングカメハメハ系のフェアリーポルカ、ブランノワールにも注目していきたい。
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