木曜日、実家へ。
今日は、病院、歯医者には行かなくて良かったので、昼食だけ買って行った。
実家のチャイムを鳴らし、持ってきた合鍵で開けようとしたけど、鍵穴に入らない。
???
「わぁ、鍵間違えた!義実家の鍵を持って来ちゃったよ。お母さ〜ん。開けて〜!」
私としたことが、鍵穴に入れて入らなくて、漸く気がつくとはビックリしたわ。
チャイムを鳴らして数分して、ゲラゲラ笑いながら、母が開けてくれた。
こんな事は、初めてだ。
私、疲れているのかな。
今日は、14時にケアマネさんが来られる。
それまでに、買って来た昼食を食べ、ヘルパーさんのノートを確認した。
問題点2つ。
1つ目は、母がヘルパーさんの料理した食事を食べていない事。
ノートには、「力不足ですみません。」と書かれていた。
作った料理を母が食べなかった場合、それをリメイクしたりして作ってくれている。
でも、どうやら食べていないようだ。
以前に母に、ヘルパーさんの料理を食べているか尋ねたが、「食べてるで」と返事した。
また、「短時間でさっさーと作りはるよ。」と褒めていたのだ。
そして、ノートには、
「ヘルパーの作った料理は食べずに、自分で買ってきた物を食べられているようです。」と書かれていた。
母の買う物といえば、にぎり寿司、ケーキ、アンパン、おにぎり、果物だろう。
ヘルパーさんの作られる料理は、炒め物や煮物が多い。
キャベツと豚肉の炒め物、サツマイモと豚肉の煮物、チャーハン、玉ねぎとウインナーの卵とじ、鮭の塩焼き。
これは、母にお金を渡し過ぎているからだろうか。。
一緒に住んでいれば、2000円ずつ渡したり出来るけれど、1週間に1度なので10,000円渡している。ヘルパーさんさんが、週1回の買い物で大体2,000円位。後は、母がスーパーで好きな物を週2.3回買っているのだ。
前にも書いたが、最近暑くなったせいか、ジュース(カルピスソーダとccレモンが好き)、アイスクリームも買い出した。言っても忘れるから野放しだ。
このヘルパーさんに謝られて、私は返答に困った。「少し渡す金額を減らして様子を見ます。」
としか、書けなかった。
2つ目。
最近、朝に大量の尿失禁があり、パジャマやズボン下がビッショリ濡れています。夜におトイレに行かれていないようです。
これは、母に聞いてみたが、
「漏らしてないよ。ちゃんとトイレに行くもん。」と言うのだ。
大嘘つきめ️
ベランダにパジャマのズボンが、干してあったじゃないか。
洗濯機の中には、濡れたズボン下が入っていた。
それを言うと、お得意のすっとぼけだ。
「え〜?そうやったかなぁ?」
そして、寝たふり。
座ったまま両目を閉じるのだ。
本当にやっていないと思っているのか、ただの誤魔化しなのかわからない。
でも、失禁しているのは事実だ。
今使っている紙パンツは、2回分までの物に、尿とりパット150ml2回分を重ねて使用している。 寝る前に新しく替えていなければ、洪水だ。
最早、濡れたかどうかもわからないのだろうか?
それを母に問うてもわかるはずもなく、私はせめてもう少し吸収してくれる尿取りパットを求めて、薬局に走った。
夜用ひと晩4回分の尿取りパット購入。
寝る前に、この尿取りパットを付けて寝るように伝えた。
母は、2階で寝ている。
トイレは、1階しかない。
寝ていて気がつかないのか、面倒でそのまましているのか、それもわからない。
「1階で寝た方がトイレも近いし、良いんじゃない?」と勧めたが、
「仏壇と遺影があるから、怖くて眠れない。」と言うのだ。
以前は、2階のベットで寝ていたが、失禁するようになり、隣のテレビの部屋に小さいラグを敷き、そこで寝ている。
そのラグの色が黄色に少し茶色が入った物なので、尿失禁便失禁が、非常にわかりにくい️
あ〜尿漏れシートが押入れにあったから、敷いておけば良かったよ。
帰ってから思い出した。
明日は、尿取りパット4回分が良い仕事をしてくれるように祈るしかない。
ヘルパーさん、ごめんなさい。
ヘルパーさんのノートには、この2点だったが、もう1つある。
常に、眠いらしくすぐに横になるのだ。
今日も食べてすぐに、目を閉じて少しだけ座っていたが、
「ちょっとしんどいから横になるわ。」と横向けに寝転んで目を閉じた。
デイサービスでもそうらしい。
お昼ご飯は、毎回完食。
本当に1度も残したことがないらしい。
でも、その後必ずベットで横になるらしい。
「それ、ちゃんとスタッフさんに言ってから寝てるの?」
と聞くと、
「ううん。(否定)トイレ行った後にベットに横になるねん。そうしたら、スタッフさんが直ぐに飛んでくる。(笑)どうかしましたか?って聞いてくる。」
「当たり前やん。黙って横になったら、そりゃビックリするわ。ホンマ、やりたい放題やな。とんだ問題児やわ️」
と言うと、お得意のゲラゲラ笑っておしまい。
本当に、ヘルパーさん、デイサービスのスタッフさん、申し訳ございません。
どうか、こんな母ですが見捨てないでやって下さい。お願い致します。
13時50分ケアマネさん到着。
母の困った事を話した後、ケアマネさんの担当する利用者さんの話が聞けた。
最高齢は、98歳。
何と一人暮らしで、お料理も裁縫もされるそうだ。洋裁が得意で今でもミシンを使うんだって。
元々東北にお住まいだったが、5年前に息子さん夫婦の近くに引っ越しされて1人住まいされている。方言もあり、初めはデイサービスでも馴染めなかったらしいが、今ではスッカリ楽しんでおられるそうだ。
あっぱれ、98歳。
そして、もう1人の方は、94歳。
大腿骨骨折で歩けなくなり、このまま寝たきりになるかと思われたが、どうしても他人にオムツを替えられるのが嫌で、必死にリハビリをされ、ひとりで歩けるようになったそうだ。
makoさんの所のナニサマも、そうだった。
何もしなければ、とうに寝たきり生活になっていたと思われるが、家にいたいナニサマとmakoさんの介助で見事に復活された。
諦めたら、そこでおしまいなのだ。
そこで、母に言った。
「母、家の事何にもしないよね。食べて、歌って、自転車乗って買物行くだけだよね。それでは、ドンドン出来なくなるんだよ。少しは、98歳のお婆さんを見習わないと️」
「そうやね。」
「声が小さい️
生きたければ、努力してよ。
78歳から、頼りまくられたら困ります。お母さん、98歳まで後20年あるよ。」
あー言いたいこと言って、スッキリしたわ。
実の母には、やっぱり言いたい事言えるわ。
鬼娘やなぁ。
きっと、ケアマネさんも驚いた事でしょうね。
笑ってくれてたけど。。
今日は、素敵なお話が聞けて良かった。
昨日、私も見たよ。
頭が真っ白なお婆さんが、腰をくの字に曲げて早歩きしていたんだけど、その両手にはパンパンに入ったスーパーの袋をぶら下げていた。
私は車の助手席に座っていて、横断歩道を颯爽と渡るこのお婆さんに気がつき、夫に言ったのだ。
「凄い!あんなに腰が曲がっているのに両手に荷物持ってしっかり歩いてる。スーパーお婆ちゃんだ️」
夫もその姿に、思わず
「お〜️」と声をあげた。
うちの義母と実母とは、比べちゃいけないが大違いだよ。
もうちょっと、しっかりせえよ。