2018年07月14日
化粧種類
化粧品を選ぶ3ポイント
(1)ランキングに惑わされずに、自分に合う化粧品を選ぶ(高価品が良いとは限らない)
(2)成分表の詳細を必ず確認する。
(3)購入時は、なるべく試供品・トライアル品・キャンペーン価格にて購入する。(容量の小さい品)
※簡単な事です。ご自分の肌は、ご自身が一番良くご存じだと思います。
肌
生まれたての赤ちゃんの皮下組織の水分含有率は88%です。20歳でも68%あります。この頃の肌には弾力があ
り、ハリがあります。以後、皮下組織の水分含有率は年々低下し、60歳を超えると60%以下になります。
皮下組織に水分をため込んで弾力を作るのは、皮下組織のヒアルロン酸です。だから、美容外科では、肌のハ
リを回復させるために、ヒアルロン酸注入を行うことがあります。ところで、このヒアルロン酸は、皮下組織
にある繊維芽細胞によって合成されています。成長ホルモンと肌の関係
線維芽細胞は全身の皮下組織に多く存在し、コラーゲン、ヒアルロン酸を合成します。彼に伴いこの合成能力
が衰えるので、肌のハリが失われていくのです。成長ホルモンはその線維芽細胞を活性化させ、皮下のヒアル
ロン酸量を増やしますので、皮下の水分保持量が高まります。その結果、肌のハリが高まる、という効果を出
します。結局、成長ホルモンを使用すると、全身の繊維芽細胞が活性化して、皮下組織のボリュームが高ま
り、肌に弾力とハリをもたらすのです。
体の内側から肌をきれいにする!
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織で成り立っています。表皮への栄養はどこから与えられるのでしょう
か?答えは、「真皮の表裏に張り巡らされた毛細血管の中を流れる血液から」です。つまり、この毛細血管に
豊富な血液が流れていることが、表皮を良好に保つための秘訣なのです。乾燥、しっとり、シミ、キメ、白
い、血色などを支配しているのは、真皮の表裏の毛細血管内の血流なのです。
その血流を高めるためには、どうしたらいいのか?答えは簡単です。青魚に含まれる脂肪成分であるEPAを利
用するのです。EPAは単なる血液サラサラだけではなく、直径6ミクロンしかない毛細血管に、直径8ミクロン
もある赤血球を変形させてスイスイと流していく重要成分なのです。
それだけでなく、EPAを多くとるとニキビや吹き出ものができなくなります。ニキビや吹き出ものの直接の原
因は、冷えたら固まるアブラである飽和脂肪酸で、その飽和脂肪酸を抑えるのがEPAだからです。
毎日サンマ、アジ、サバを食べることができる人は食べてごらんなさい。肌質が変わり、素晴らしい美肌実感
を得られます。化粧品を使うより、はるかに大きな実感を得ることができるのです。それができない人は、
EPAのサプリメントを利用すればいいです。
肌角質とタンパク質
皮膚の表面は角質でできています。角質はタンパク質でできています。タンパク質はアミノ酸でできていま
す。タンパク質、アミノ酸を制する者は、美肌術の奥義を身につけることができます。
そのような話の中で、角質にアミノ酸の一種であるグリシンが多く含まれると、キメの細かい肌になることを
教えました。生まれながらにして、キメの細かい肌を持っている人は、体内でのグリシン合成能力が高い人で
す。グリシン合成能力が低いとキメの粗い肌になります。そんな人がグリシンを多く摂取すると・・・驚くほ
どキメ細かな、しなやかな美肌に変身できます。
40才をこえると!
40歳を超えると身体の中で、タンパク質を作り出す作用が衰えてきます。その結果、皮下組織のヒアルロン酸
が減り、たるみ、しわ、小じわが増えるのです。その作用を蛋白同化作用と言いますが、それを衰えさせない
ことが大切です。また、回復させることも可能です。
その観点から、肌の立て直し、肌質の維持を計画するのです。成長ホルモン、アルギニン、セリン・・・。
キーワードはたくさんあります。すべて、身体の中からの取り組み、肌の内側に秘訣があるのです。
人間の肌は20代後半頃から徐々に水分量が減少し、肌の老化がはじまりますが、30代になるとさらに加速し、40歳前後になるとホルモンバランスやターンオーバーの乱れが影響し、肌質が大きく変化してきます。
40代になるとシミが今まで以上に目立つようになり、シミの元であるメラニン色素はターンオーバーが正常に機能されていると、ターンオーバーされる際に代謝してくれますが、ターンオーバーの周期が長くなることで、メラニン色素が過剰に生成されるリスクが高まり、その結果、色素沈着が肌に残ってしまいシミやくすみができやすくなる肌質になっていきます。
ターンオーバーを活性化させるには、UVケアをきちんと行い、バランスの良い食生活や良質な睡眠をとるようにし、内側から肌を整えるようにしましょう。
コラーゲンの減少
セラミド、ヒアルロン酸と並ぶ3大保湿成分でタンパク質の一つであるコラーゲンは、人間の体を構成するタンパク質のうち30%がコラーゲンと言われているほど重要な成分であり、バリア効果の向上や肌の弾力を作る為にとても重要な成分です。
コラーゲンは、皮膚の真皮にある「線維芽細胞」によって作り出されますが、線維芽細胞の増殖能力は40代になると20代の約半分の量に低下します。
乾燥肌の原因は線維芽細胞の減少による影響が高く、コラーゲンが作り出されなくなることで肌からみずみずしさが無くなってカサカサするようになり、ハリが失われ、シワやたるみ、ほうれい線などを引き起こします。
線維芽細胞は適度な運動や睡眠、バランスの良い食生活など、規則正しく生活することで減少を防ぐことができますが、さらに毎日のスキンケアで肌をしっかりと整えておくことも大切です。
一般的な化粧手順です。洗顔の種類等、参考になればと思います。化粧水だけでもかなりの種類が有ります。
やはり肌に合う、合わない等いろんな問題が出てきます。
気になるところは、やはり成分です。
洗顔料は、目・鼻・口など各種器官が集中する顔を洗うためのもので、いわゆる石鹸も顔を洗うのに用いれば洗顔料といえるかもしれないが、こと洗顔料として販売されているものでは、刺激が少ないものや、よりすすぎで洗い流し易いもの、あるいは凹凸の激しい顔という部位を清潔に保つことが出来るよう配慮されたものである。
なお顔は場合によって化粧などで顔料を含んだ物品(化粧品)を塗布する場合もあり、これを洗い流すためのものもある。こういった化粧品を洗い流すための洗顔料(クレンジングという)では、顔料を含んだ油脂を乳化するか溶かしたり、あるいは研磨材(スクラブと呼ばれる)を含むものがある。ちなみにスクラブは金属などを削る工業的研磨材とは違うため、米糠など植物の粉末が利用される。
その一方で額(ひたい)や鼻の頭や小鼻には皮脂が、目や口の周りには小皺が、目の周りにはくすみが出易く、これが目立つと美容上では余り芳しくない。このため洗顔料の中には汚れを落とすと共に美白など色素沈着を予防したり、或いは角質を溶かす酵素を含むなどの機能性を備えたものもみられる。
洗顔料には様々な種類があり、例えば皮膚表面のテカリを取る化粧水からそれら化粧水を含ませたウェットティッシュのようなもの、またチューブ入りのペースト状のものや石鹸のように固形のもの、袋に入った粉末状のものなど多岐に渡る。
やや洗顔料とは異なるが、パックの類も顔表面の老廃物を除去するために利用される。
クレンジングの後に使用し、化粧水の前に使用する。
(1)一般化粧水
柔軟化粧水とも呼び、通常化粧水といえばこれを指す。潤いを与えて肌荒れを防ぐために、主に洗顔後の肌に使用する。80%程の水、10%程のアルコールに、グリセリンなどの保湿成分を数%、乳化剤、香料、防腐剤などを配合したものが一般的。ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド、ローヤルゼリー、アミノ酸、ハマメリス、ビタミンなどが保湿剤、整肌剤としてよく配合される。アルコールに敏感な肌のため、ノンアルコール化粧水も普及しているが、溶剤としてのアルコールを使用しないため、その代替として、肌にとって刺激となり得る乳化剤を一般より多く配合することがあるため、一概にノンアルコール化粧品が肌への刺激が少ないとはいえない。
(2)美白化粧水
肌に水分を与える効果の他、しみ、そばかす、あるいは日焼けを防ぐ作用を持たせたもの。多く、医薬部外品。アルブチン、ビタミンC等を美白成分として配合するものは、漂白作用はなく、紫外線によるしみ、そばかす、日焼けを防ぐ作用により、日々使用することで一定期間経てば美白化粧水を使っていない場合と比べて、結果的に肌が白く見えるのを目的とするものである。また、ハイドロキノンなど、漂白作用により直接的にしみ、そばかすを薄くするものもある。
(3)植物性化粧水
狭義ではへちま水など植物から採取され、化粧水として使用できる液体を指すが、広義では植物成分により肌に潤いを与える効果を謳うもの。アロエ、クインシード、きゅうり、へちま、レモン、米ぬかなどから採取される成分・エキスを配合する。
(4) にきび用化粧水
にきび、吹き出物を防ぐ作用を持たせた化粧水。殺菌作用、角質の溶解作用、ピーリング作用をもつ成分、たとえば硫黄、サリチル酸などを配合する。
(5)アルカリ性化粧水
多くの化粧水が弱酸性もしくは中性を呈する中、少数派ともいえる化粧水。ベルツ水(グリセリンカリ液)がその代表で、グリセリン、アルコール、水酸化カリウムなどが配合されたもの。ひび、あかぎれなどに適するが、長期間に渡る使用はアルカリ性の作用により皮膚を薄くする危険性がある。
(6)収斂(しゅうれん)化粧水
アストリンゼンとも呼ぶ。収斂剤の作用により、皮脂の流失を一時的に抑え、肌理を整える酸性の化粧水。脂性に適する。収斂作用の成分が配合され、一般化粧水よりアルコールが多量に配合される場合が多い。配合される収斂剤としては、クエン酸、酸化亜鉛、乳酸など。強い酸性化粧水の多用は、小皺を作ることがあるので注意が必要。
(7)拭き取り化粧水
フレッシュナー、除去化粧水とも呼ぶ。薄化粧落とし、使用後のコールドクリームやクレンジングクリームの除去や、ピーリング、肌を清浄にする(洗顔)目的で、コットンなどに含ませ、それで皮膚を拭き取るように使う。
(8)プレ化粧水
化粧水の前に使う化粧水。洗顔後の肌に残留した石鹸成分、水道水の塩素などを中和し、後に使う化粧水の、肌への馴染みを高める目的で使用する。
(9) ローション 化粧水
の英語訳だが、乳液など現在では化粧水に区分しないものも指すことがある。また広義では、オーデコロン(パフュームローション)、ヘアトニックなどのアルコール性の液状化粧品全般を指す。中にはアルコールを含まなくてもローションと証するものもある。
(10)アフターシェーブローション
アフターシェービングローションとも呼ぶ。肌荒れ、かみそり負け、ひりつきなどを防ぐのに、髭剃り後に使用する化粧水。さっぱりとした使用感で、メンソールが配合されることが多い。
(11) カーマインローション
カラミン、カーミングローションとも呼ぶ。収斂化粧水の一種。カオリン、酸化亜鉛を配合した化粧水。容器の底に薄紅色、白色の粉末が沈んでおり、よく振ってから使用する。炎症を抑える作用、肌を保護する作用があり、日焼け後の化粧水として好まれる。
(12)ボディーローション
顔以外の身体に使う化粧水。水分を与える他、香りを楽しむ、汗臭を防ぐなどの効果を持たせたものもある
美容液(びようえき)とは基礎化粧品の一つ。保湿成分や美白成分などの美容成分が濃縮して配合されている。通常、美容成分の肌への吸収性を高めるため、化粧水等で肌を整えた後に、油分を含む基礎化粧品を使用する前に肌に塗布することが多い。
1975年発売のコーセーRCリキッドが先駆け。さらに1980年代に外資系化粧品メーカーであるエスティローダーと資生堂が高機能の美容液と銘打った商品を売り出した後、日本においても急速に広まった。有効成分が高濃度で配合されているために、通常、他の基礎化粧品と比較して高価格であることが多い。
美容液に配合されることが多い美容成分には、
・ビタミンC
・ビタミンE
・アルブチン
・レチノール
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・ハトムギエキス
・海藻エキス
・トラネキサム酸
・エラスチン
などがある。
乳液(にゅうえき)は、一般には水に油が微細なミセルとして分散している不透明な液、つまりエマルジョンを指す。これには語源である乳自体や、それに類似した植物の乳液が含まれる。日本標準商品分類では皮膚用化粧品に分類されている。
特に化粧品で、皮膚に水分、油分を与えて、皮膚からの水分の蒸発を防ぐと同時に滑らかにする乳状の化粧品をいう。エマルジョン、ミルクという呼び方もある。
多くは不透明で、粘り気のある質感。ミネラルオイル(鉱物油)、ラノリン、オリーブ油といった油と、水を基材とし、乳化剤で二者を混ぜ合わせる。主に、美容液の後、クリームの前に使用する。
クリーム(cream)とは皮膚を保護し、潤いを与える凝乳状の基礎化粧品である。日本標準商品分類では化粧品のクリームを、マッサージ・コールドクリーム、モイスチャークリーム、その他のクリームの3つに大きく分けている。
ミネラルオイル(鉱物油)、ワセリン、オリーブ油などの油分と水、それを混ぜ合わせる乳化剤、保湿剤、防腐剤、香料を基本的な成分とする。クレーム、スキンフードとも呼ばれ多く化粧水か乳液の後など肌の手入れの最後に使用する。広義では、頭髪用のヘアクリームも含まれる。
コールドクリーム(cold cream) 洗顔、化粧落とし、マッサージなどに用いる、油性のクリーム。
・ナリシングクリーム(nourishing cream) 皮膚の保護、化粧下地などに用いる中油性のクリーム。通常、基礎化粧品のラインアップに含まれるクリームは、これを差す。
・バニシングクリーム(vanishing cream) 皮膚の保護、化粧下地、髭剃り後などに用いる油分の少ない、又は全く配合されない弱油性のクリーム。ステアリン酸を主成分とし、さっぱりとした使用感がある。
・ナイトクリーム(night cream) 夜、就寝前に使用するクリーム。成分はナリシングクリームと同じか、それより油分が多い。
・アイクリーム(eye cream) 目の皺、たるみを防ぐ為に用いるクリーム。目の周りの皮膚は敏感な為、刺激の少ない処方が多い。
・ハンドクリーム(hand cream) 手の荒れを防ぎ、滑らかにする為のクリーム。使用後の家事や業務に差し支えないよう、さっぱりとした仕上がりが好まれる。
・リップクリーム(lip cream/chap stick) 唇の荒れを防ぎ、口紅の付きをよくするクリーム。ワセリン、パラフィンを配合して硬く仕上げ多く筒状の容器に入れる。
・ボディクリーム 顔以外に使うクリーム、保湿以外にも香水の代わりに使うことも出来る。ボディローションの一種。
・シェービングクリーム(shaving cream/shave cream) 髭を剃る際に使用するクリーム。髭に擦り込んだ後、剃刀で剃る。剃刀負けを防ぐ為、抗炎症剤、化膿止めを配合する。用途外の使用方法の一つとして、パイ投げのクリームに代用される。
その他 ワセリンなどが有ります。
薬用化粧品(やくようけしょうひん)は、薬用効果(予防等の効果)をもつと謳われる化粧品類似の製品で、日本の医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律においては化粧品ではなく医薬部外品にあたる。
健康食品として
ウシ、ブタ、ヒツジ、ウマなどの家畜の胎盤の抽出成分を素材とした健康食品やサプリメントとして販売されている。
俗に、「更年期障害によい」「冷え性によい」「貧血によい」「美容によい」「強壮・強精によい」など言われているが、信頼に足る臨床データはない。
小規模な臨床研究では、簡易更年期指数(SMI)スコアの改善や膝関節痛の軽快を見たという報告や、男性の性機能改善効果があったという報告が存在する。
しかし、有効とされる成分も明確になっておらず、仮にあったとしても経口摂取ではペプチドホルモン、酵素、成長因子、サイトカインは消化管で分解されてしまうとされている。
また原料となった家畜由来のトリプトファン、男性ホルモン、女性ホルモン、黄体ホルモンなどを検出した製品や、アリストロキア酸やエフェドリン、バイアグラ類似の勃起不全治療薬などが混合された製品が報告されている。
日本国内でも基準値を超える安息香酸が含有されていることが発覚して自主回収となった製品がある。
また販売方法についても、「特定商取引法」に違反して効能効果を偽って販売する業者もあり、経済産業局によって取締を受けるケースが出ている。
また健康食品・サプリメントでは、上記の家畜の胎盤を原料にした製品の他に、魚の卵巣膜の抽出成分を含む商品を「海洋性プラセンタ」・「マリンプラセンタ」と称したり、植物の胎座(placenta)の抽出成分を混合した商品を『植物性プラセンタ』等と称することもあるが、そもそも哺乳類の胎盤を原料としていないので、全く関係無い別の食品である。
プラセンタエキスは、血流中の幹細胞を皮下に送り込んで、表皮細胞に分化させるのを促します。表皮細胞の再生、リフレッシュの原動力成分です。
UV-A (波長 315–380 nm)
太陽光線由来のもののうち、5.6%が大気を通過する。冬季及び朝夕でもあまり減衰しない。皮膚の真皮層に作用し蛋白質を変性させる。皮膚の弾性を失わせ老化を促進する。細胞の物質交代の進行に関係しており、細胞の機能を活性化させる。また、UV-Bによって生成されたメラニン色素を酸化させて褐色に変化させる。サンタン (suntan)。
UV-B (波長 280–315 nm) 太陽光線の由来のもののうち、0.5%が大気を通過する。表皮層に作用するが、色素細胞がメラニンを生成し防御反応を取る。これがいわゆる日焼けである。この際ビタミンDを生成する。サンバーン (sunburn)。
UV-C (波長 200–280 nm) オゾン層で守られている地表には通常は到達しない。強い殺菌作用があり、生体に対する破壊性が最も強い。地球温暖化やハロン系物質によりオゾン層が破壊されると、地表に到達してあらゆる生物相に著しい影響が出ることが懸念されている。
「日焼け止めやUVカット化粧品を選ぶときは、UV-Bを防ぐ効果を表す『SPF値』だけでなく、UV-Aを防ぐ効果を表す『PA値』も意識するほうがベター。UV-Aは、光老化をもたらすといわれている波長で、肌の奥まで届き、シミや老化を加速させる炎症などを引き起こすといわれています」
紫外線のなかでもUV-Aは、波長が長いことから肌の奥の真皮にまで到達することがわかっています。肌の奥で「酸化」が起き、さまざまなダメージが蓄積され、シワ、たるみなどの光老化を引き起こすといわれています。
一方、UV-Bは波長が短く、主に肌の表皮に強く作用し、いわゆる肌表面が黒くなる日焼けをもたらすといわれているもの。もちろん、このUV-Bも油断はできませんが、目に見える変化がすぐに表れないUV-Aこそ、注意が必要といえるのです。
地表に到達する紫外線の99%がUVAである。(UVCは、オゾン層の反応で生成されるものもある)
UVAの危険性は近年まで軽視されてきたが、皮膚の加齢、DNAへのダメージ、皮膚がんへのリスクはゼロではない。
気象庁 紫外線予報
(農林水産省資料より)
(1)ランキングに惑わされずに、自分に合う化粧品を選ぶ(高価品が良いとは限らない)
(2)成分表の詳細を必ず確認する。
(3)購入時は、なるべく試供品・トライアル品・キャンペーン価格にて購入する。(容量の小さい品)
※簡単な事です。ご自分の肌は、ご自身が一番良くご存じだと思います。
肌
生まれたての赤ちゃんの皮下組織の水分含有率は88%です。20歳でも68%あります。この頃の肌には弾力があ
り、ハリがあります。以後、皮下組織の水分含有率は年々低下し、60歳を超えると60%以下になります。
皮下組織に水分をため込んで弾力を作るのは、皮下組織のヒアルロン酸です。だから、美容外科では、肌のハ
リを回復させるために、ヒアルロン酸注入を行うことがあります。ところで、このヒアルロン酸は、皮下組織
にある繊維芽細胞によって合成されています。成長ホルモンと肌の関係
線維芽細胞は全身の皮下組織に多く存在し、コラーゲン、ヒアルロン酸を合成します。彼に伴いこの合成能力
が衰えるので、肌のハリが失われていくのです。成長ホルモンはその線維芽細胞を活性化させ、皮下のヒアル
ロン酸量を増やしますので、皮下の水分保持量が高まります。その結果、肌のハリが高まる、という効果を出
します。結局、成長ホルモンを使用すると、全身の繊維芽細胞が活性化して、皮下組織のボリュームが高ま
り、肌に弾力とハリをもたらすのです。
体の内側から肌をきれいにする!
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織で成り立っています。表皮への栄養はどこから与えられるのでしょう
か?答えは、「真皮の表裏に張り巡らされた毛細血管の中を流れる血液から」です。つまり、この毛細血管に
豊富な血液が流れていることが、表皮を良好に保つための秘訣なのです。乾燥、しっとり、シミ、キメ、白
い、血色などを支配しているのは、真皮の表裏の毛細血管内の血流なのです。
その血流を高めるためには、どうしたらいいのか?答えは簡単です。青魚に含まれる脂肪成分であるEPAを利
用するのです。EPAは単なる血液サラサラだけではなく、直径6ミクロンしかない毛細血管に、直径8ミクロン
もある赤血球を変形させてスイスイと流していく重要成分なのです。
それだけでなく、EPAを多くとるとニキビや吹き出ものができなくなります。ニキビや吹き出ものの直接の原
因は、冷えたら固まるアブラである飽和脂肪酸で、その飽和脂肪酸を抑えるのがEPAだからです。
毎日サンマ、アジ、サバを食べることができる人は食べてごらんなさい。肌質が変わり、素晴らしい美肌実感
を得られます。化粧品を使うより、はるかに大きな実感を得ることができるのです。それができない人は、
EPAのサプリメントを利用すればいいです。
肌角質とタンパク質
皮膚の表面は角質でできています。角質はタンパク質でできています。タンパク質はアミノ酸でできていま
す。タンパク質、アミノ酸を制する者は、美肌術の奥義を身につけることができます。
そのような話の中で、角質にアミノ酸の一種であるグリシンが多く含まれると、キメの細かい肌になることを
教えました。生まれながらにして、キメの細かい肌を持っている人は、体内でのグリシン合成能力が高い人で
す。グリシン合成能力が低いとキメの粗い肌になります。そんな人がグリシンを多く摂取すると・・・驚くほ
どキメ細かな、しなやかな美肌に変身できます。
40才をこえると!
40歳を超えると身体の中で、タンパク質を作り出す作用が衰えてきます。その結果、皮下組織のヒアルロン酸
が減り、たるみ、しわ、小じわが増えるのです。その作用を蛋白同化作用と言いますが、それを衰えさせない
ことが大切です。また、回復させることも可能です。
その観点から、肌の立て直し、肌質の維持を計画するのです。成長ホルモン、アルギニン、セリン・・・。
キーワードはたくさんあります。すべて、身体の中からの取り組み、肌の内側に秘訣があるのです。
人間の肌は20代後半頃から徐々に水分量が減少し、肌の老化がはじまりますが、30代になるとさらに加速し、40歳前後になるとホルモンバランスやターンオーバーの乱れが影響し、肌質が大きく変化してきます。
40代になるとシミが今まで以上に目立つようになり、シミの元であるメラニン色素はターンオーバーが正常に機能されていると、ターンオーバーされる際に代謝してくれますが、ターンオーバーの周期が長くなることで、メラニン色素が過剰に生成されるリスクが高まり、その結果、色素沈着が肌に残ってしまいシミやくすみができやすくなる肌質になっていきます。
ターンオーバーを活性化させるには、UVケアをきちんと行い、バランスの良い食生活や良質な睡眠をとるようにし、内側から肌を整えるようにしましょう。
コラーゲンの減少
セラミド、ヒアルロン酸と並ぶ3大保湿成分でタンパク質の一つであるコラーゲンは、人間の体を構成するタンパク質のうち30%がコラーゲンと言われているほど重要な成分であり、バリア効果の向上や肌の弾力を作る為にとても重要な成分です。
コラーゲンは、皮膚の真皮にある「線維芽細胞」によって作り出されますが、線維芽細胞の増殖能力は40代になると20代の約半分の量に低下します。
乾燥肌の原因は線維芽細胞の減少による影響が高く、コラーゲンが作り出されなくなることで肌からみずみずしさが無くなってカサカサするようになり、ハリが失われ、シワやたるみ、ほうれい線などを引き起こします。
線維芽細胞は適度な運動や睡眠、バランスの良い食生活など、規則正しく生活することで減少を防ぐことができますが、さらに毎日のスキンケアで肌をしっかりと整えておくことも大切です。
洗顔料⇒化粧水⇒美溶液⇒乳液⇒クリーム⇒下地
一般的な化粧手順です。洗顔の種類等、参考になればと思います。化粧水だけでもかなりの種類が有ります。
やはり肌に合う、合わない等いろんな問題が出てきます。
気になるところは、やはり成分です。
洗顔料とは
洗顔料は、目・鼻・口など各種器官が集中する顔を洗うためのもので、いわゆる石鹸も顔を洗うのに用いれば洗顔料といえるかもしれないが、こと洗顔料として販売されているものでは、刺激が少ないものや、よりすすぎで洗い流し易いもの、あるいは凹凸の激しい顔という部位を清潔に保つことが出来るよう配慮されたものである。
なお顔は場合によって化粧などで顔料を含んだ物品(化粧品)を塗布する場合もあり、これを洗い流すためのものもある。こういった化粧品を洗い流すための洗顔料(クレンジングという)では、顔料を含んだ油脂を乳化するか溶かしたり、あるいは研磨材(スクラブと呼ばれる)を含むものがある。ちなみにスクラブは金属などを削る工業的研磨材とは違うため、米糠など植物の粉末が利用される。
その一方で額(ひたい)や鼻の頭や小鼻には皮脂が、目や口の周りには小皺が、目の周りにはくすみが出易く、これが目立つと美容上では余り芳しくない。このため洗顔料の中には汚れを落とすと共に美白など色素沈着を予防したり、或いは角質を溶かす酵素を含むなどの機能性を備えたものもみられる。
洗顔料には様々な種類があり、例えば皮膚表面のテカリを取る化粧水からそれら化粧水を含ませたウェットティッシュのようなもの、またチューブ入りのペースト状のものや石鹸のように固形のもの、袋に入った粉末状のものなど多岐に渡る。
やや洗顔料とは異なるが、パックの類も顔表面の老廃物を除去するために利用される。
クレンジングの後に使用し、化粧水の前に使用する。
化粧水種類
(1)一般化粧水
柔軟化粧水とも呼び、通常化粧水といえばこれを指す。潤いを与えて肌荒れを防ぐために、主に洗顔後の肌に使用する。80%程の水、10%程のアルコールに、グリセリンなどの保湿成分を数%、乳化剤、香料、防腐剤などを配合したものが一般的。ヒアルロン酸、コラーゲン、セラミド、ローヤルゼリー、アミノ酸、ハマメリス、ビタミンなどが保湿剤、整肌剤としてよく配合される。アルコールに敏感な肌のため、ノンアルコール化粧水も普及しているが、溶剤としてのアルコールを使用しないため、その代替として、肌にとって刺激となり得る乳化剤を一般より多く配合することがあるため、一概にノンアルコール化粧品が肌への刺激が少ないとはいえない。
(2)美白化粧水
肌に水分を与える効果の他、しみ、そばかす、あるいは日焼けを防ぐ作用を持たせたもの。多く、医薬部外品。アルブチン、ビタミンC等を美白成分として配合するものは、漂白作用はなく、紫外線によるしみ、そばかす、日焼けを防ぐ作用により、日々使用することで一定期間経てば美白化粧水を使っていない場合と比べて、結果的に肌が白く見えるのを目的とするものである。また、ハイドロキノンなど、漂白作用により直接的にしみ、そばかすを薄くするものもある。
(3)植物性化粧水
狭義ではへちま水など植物から採取され、化粧水として使用できる液体を指すが、広義では植物成分により肌に潤いを与える効果を謳うもの。アロエ、クインシード、きゅうり、へちま、レモン、米ぬかなどから採取される成分・エキスを配合する。
(4) にきび用化粧水
にきび、吹き出物を防ぐ作用を持たせた化粧水。殺菌作用、角質の溶解作用、ピーリング作用をもつ成分、たとえば硫黄、サリチル酸などを配合する。
(5)アルカリ性化粧水
多くの化粧水が弱酸性もしくは中性を呈する中、少数派ともいえる化粧水。ベルツ水(グリセリンカリ液)がその代表で、グリセリン、アルコール、水酸化カリウムなどが配合されたもの。ひび、あかぎれなどに適するが、長期間に渡る使用はアルカリ性の作用により皮膚を薄くする危険性がある。
(6)収斂(しゅうれん)化粧水
アストリンゼンとも呼ぶ。収斂剤の作用により、皮脂の流失を一時的に抑え、肌理を整える酸性の化粧水。脂性に適する。収斂作用の成分が配合され、一般化粧水よりアルコールが多量に配合される場合が多い。配合される収斂剤としては、クエン酸、酸化亜鉛、乳酸など。強い酸性化粧水の多用は、小皺を作ることがあるので注意が必要。
(7)拭き取り化粧水
フレッシュナー、除去化粧水とも呼ぶ。薄化粧落とし、使用後のコールドクリームやクレンジングクリームの除去や、ピーリング、肌を清浄にする(洗顔)目的で、コットンなどに含ませ、それで皮膚を拭き取るように使う。
(8)プレ化粧水
化粧水の前に使う化粧水。洗顔後の肌に残留した石鹸成分、水道水の塩素などを中和し、後に使う化粧水の、肌への馴染みを高める目的で使用する。
(9) ローション 化粧水
の英語訳だが、乳液など現在では化粧水に区分しないものも指すことがある。また広義では、オーデコロン(パフュームローション)、ヘアトニックなどのアルコール性の液状化粧品全般を指す。中にはアルコールを含まなくてもローションと証するものもある。
(10)アフターシェーブローション
アフターシェービングローションとも呼ぶ。肌荒れ、かみそり負け、ひりつきなどを防ぐのに、髭剃り後に使用する化粧水。さっぱりとした使用感で、メンソールが配合されることが多い。
(11) カーマインローション
カラミン、カーミングローションとも呼ぶ。収斂化粧水の一種。カオリン、酸化亜鉛を配合した化粧水。容器の底に薄紅色、白色の粉末が沈んでおり、よく振ってから使用する。炎症を抑える作用、肌を保護する作用があり、日焼け後の化粧水として好まれる。
(12)ボディーローション
顔以外の身体に使う化粧水。水分を与える他、香りを楽しむ、汗臭を防ぐなどの効果を持たせたものもある
美溶液
美容液(びようえき)とは基礎化粧品の一つ。保湿成分や美白成分などの美容成分が濃縮して配合されている。通常、美容成分の肌への吸収性を高めるため、化粧水等で肌を整えた後に、油分を含む基礎化粧品を使用する前に肌に塗布することが多い。
1975年発売のコーセーRCリキッドが先駆け。さらに1980年代に外資系化粧品メーカーであるエスティローダーと資生堂が高機能の美容液と銘打った商品を売り出した後、日本においても急速に広まった。有効成分が高濃度で配合されているために、通常、他の基礎化粧品と比較して高価格であることが多い。
美容液に配合されることが多い美容成分には、
・ビタミンC
・ビタミンE
・アルブチン
・レチノール
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・ハトムギエキス
・海藻エキス
・トラネキサム酸
・エラスチン
などがある。
乳液
乳液(にゅうえき)は、一般には水に油が微細なミセルとして分散している不透明な液、つまりエマルジョンを指す。これには語源である乳自体や、それに類似した植物の乳液が含まれる。日本標準商品分類では皮膚用化粧品に分類されている。
特に化粧品で、皮膚に水分、油分を与えて、皮膚からの水分の蒸発を防ぐと同時に滑らかにする乳状の化粧品をいう。エマルジョン、ミルクという呼び方もある。
多くは不透明で、粘り気のある質感。ミネラルオイル(鉱物油)、ラノリン、オリーブ油といった油と、水を基材とし、乳化剤で二者を混ぜ合わせる。主に、美容液の後、クリームの前に使用する。
クリーム
クリーム(cream)とは皮膚を保護し、潤いを与える凝乳状の基礎化粧品である。日本標準商品分類では化粧品のクリームを、マッサージ・コールドクリーム、モイスチャークリーム、その他のクリームの3つに大きく分けている。
ミネラルオイル(鉱物油)、ワセリン、オリーブ油などの油分と水、それを混ぜ合わせる乳化剤、保湿剤、防腐剤、香料を基本的な成分とする。クレーム、スキンフードとも呼ばれ多く化粧水か乳液の後など肌の手入れの最後に使用する。広義では、頭髪用のヘアクリームも含まれる。
クリームの種類
コールドクリーム(cold cream) 洗顔、化粧落とし、マッサージなどに用いる、油性のクリーム。
・ナリシングクリーム(nourishing cream) 皮膚の保護、化粧下地などに用いる中油性のクリーム。通常、基礎化粧品のラインアップに含まれるクリームは、これを差す。
・バニシングクリーム(vanishing cream) 皮膚の保護、化粧下地、髭剃り後などに用いる油分の少ない、又は全く配合されない弱油性のクリーム。ステアリン酸を主成分とし、さっぱりとした使用感がある。
・ナイトクリーム(night cream) 夜、就寝前に使用するクリーム。成分はナリシングクリームと同じか、それより油分が多い。
・アイクリーム(eye cream) 目の皺、たるみを防ぐ為に用いるクリーム。目の周りの皮膚は敏感な為、刺激の少ない処方が多い。
・ハンドクリーム(hand cream) 手の荒れを防ぎ、滑らかにする為のクリーム。使用後の家事や業務に差し支えないよう、さっぱりとした仕上がりが好まれる。
・リップクリーム(lip cream/chap stick) 唇の荒れを防ぎ、口紅の付きをよくするクリーム。ワセリン、パラフィンを配合して硬く仕上げ多く筒状の容器に入れる。
・ボディクリーム 顔以外に使うクリーム、保湿以外にも香水の代わりに使うことも出来る。ボディローションの一種。
・シェービングクリーム(shaving cream/shave cream) 髭を剃る際に使用するクリーム。髭に擦り込んだ後、剃刀で剃る。剃刀負けを防ぐ為、抗炎症剤、化膿止めを配合する。用途外の使用方法の一つとして、パイ投げのクリームに代用される。
その他 ワセリンなどが有ります。
薬用化粧品(やくようけしょうひん)は、薬用効果(予防等の効果)をもつと謳われる化粧品類似の製品で、日本の医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律においては化粧品ではなく医薬部外品にあたる。
肌老化の要因は2種類あります。ひとつは加齢によるもの。そしてもうひとつは、紫外線ダメージの蓄積による“光老化”。光老化は、真皮にまで到達するUV-Aと深い関わりがあり、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンにダメージを与えてしまうため、シワやたるみといった現象の引き金になります。
美肌効果をもたらすトラネキサム酸
市販の一般用医薬品にも配合される商品がある。美白効果もあるとされ、外用薬としてシミなどの治療に用いられる化粧品にはトラネキサム酸が配合されている商品が存在する。歯茎の出血・炎症を抑えるとして、歯磨剤などにも入れられている。
市販の一般用医薬品にも配合される商品がある。美白効果もあるとされ、外用薬としてシミなどの治療に用いられる化粧品にはトラネキサム酸が配合されている商品が存在する。歯茎の出血・炎症を抑えるとして、歯磨剤などにも入れられている。
プラセンタ
化粧品として
胎盤抽出成分を混合した塗布薬が化粧品として販売されている。きめ・毛穴・発赤部分において改善効果を認める報告もあり、皮膚炎症の改善効果やメラニンの生成抑制効果、ターンオーバーの促進効果の可能性があることが示唆されている。スーパーオキサイドを低減し、しわの原因となるコラーゲン分子の光老化架橋形成を抑制する効果もあり有望な抗老化素材とする発表もある。アンチエイジング効果についても評価する声がある。
化粧品として
胎盤抽出成分を混合した塗布薬が化粧品として販売されている。きめ・毛穴・発赤部分において改善効果を認める報告もあり、皮膚炎症の改善効果やメラニンの生成抑制効果、ターンオーバーの促進効果の可能性があることが示唆されている。スーパーオキサイドを低減し、しわの原因となるコラーゲン分子の光老化架橋形成を抑制する効果もあり有望な抗老化素材とする発表もある。アンチエイジング効果についても評価する声がある。
健康食品として
ウシ、ブタ、ヒツジ、ウマなどの家畜の胎盤の抽出成分を素材とした健康食品やサプリメントとして販売されている。
俗に、「更年期障害によい」「冷え性によい」「貧血によい」「美容によい」「強壮・強精によい」など言われているが、信頼に足る臨床データはない。
小規模な臨床研究では、簡易更年期指数(SMI)スコアの改善や膝関節痛の軽快を見たという報告や、男性の性機能改善効果があったという報告が存在する。
しかし、有効とされる成分も明確になっておらず、仮にあったとしても経口摂取ではペプチドホルモン、酵素、成長因子、サイトカインは消化管で分解されてしまうとされている。
また原料となった家畜由来のトリプトファン、男性ホルモン、女性ホルモン、黄体ホルモンなどを検出した製品や、アリストロキア酸やエフェドリン、バイアグラ類似の勃起不全治療薬などが混合された製品が報告されている。
日本国内でも基準値を超える安息香酸が含有されていることが発覚して自主回収となった製品がある。
また販売方法についても、「特定商取引法」に違反して効能効果を偽って販売する業者もあり、経済産業局によって取締を受けるケースが出ている。
また健康食品・サプリメントでは、上記の家畜の胎盤を原料にした製品の他に、魚の卵巣膜の抽出成分を含む商品を「海洋性プラセンタ」・「マリンプラセンタ」と称したり、植物の胎座(placenta)の抽出成分を混合した商品を『植物性プラセンタ』等と称することもあるが、そもそも哺乳類の胎盤を原料としていないので、全く関係無い別の食品である。
プラセンタエキスは、血流中の幹細胞を皮下に送り込んで、表皮細胞に分化させるのを促します。表皮細胞の再生、リフレッシュの原動力成分です。
紫外線には
UV-A UV-B UV-C波長の違い
UV-A UV-B UV-C波長の違い
UV-A (波長 315–380 nm)
太陽光線由来のもののうち、5.6%が大気を通過する。冬季及び朝夕でもあまり減衰しない。皮膚の真皮層に作用し蛋白質を変性させる。皮膚の弾性を失わせ老化を促進する。細胞の物質交代の進行に関係しており、細胞の機能を活性化させる。また、UV-Bによって生成されたメラニン色素を酸化させて褐色に変化させる。サンタン (suntan)。
UV-B (波長 280–315 nm) 太陽光線の由来のもののうち、0.5%が大気を通過する。表皮層に作用するが、色素細胞がメラニンを生成し防御反応を取る。これがいわゆる日焼けである。この際ビタミンDを生成する。サンバーン (sunburn)。
UV-C (波長 200–280 nm) オゾン層で守られている地表には通常は到達しない。強い殺菌作用があり、生体に対する破壊性が最も強い。地球温暖化やハロン系物質によりオゾン層が破壊されると、地表に到達してあらゆる生物相に著しい影響が出ることが懸念されている。
「日焼け止めやUVカット化粧品を選ぶときは、UV-Bを防ぐ効果を表す『SPF値』だけでなく、UV-Aを防ぐ効果を表す『PA値』も意識するほうがベター。UV-Aは、光老化をもたらすといわれている波長で、肌の奥まで届き、シミや老化を加速させる炎症などを引き起こすといわれています」
紫外線のなかでもUV-Aは、波長が長いことから肌の奥の真皮にまで到達することがわかっています。肌の奥で「酸化」が起き、さまざまなダメージが蓄積され、シワ、たるみなどの光老化を引き起こすといわれています。
一方、UV-Bは波長が短く、主に肌の表皮に強く作用し、いわゆる肌表面が黒くなる日焼けをもたらすといわれているもの。もちろん、このUV-Bも油断はできませんが、目に見える変化がすぐに表れないUV-Aこそ、注意が必要といえるのです。
地表に到達する紫外線の99%がUVAである。(UVCは、オゾン層の反応で生成されるものもある)
皮膚への影響
紫外線はたんぱく質を変性させるため、皮膚に紫外線が照射されるとコラーゲン繊維および弾性繊維にダメージを与えて皮膚を加齢させる。
紫外線はたんぱく質を変性させるため、皮膚に紫外線が照射されるとコラーゲン繊維および弾性繊維にダメージを与えて皮膚を加齢させる。
UVAの危険性は近年まで軽視されてきたが、皮膚の加齢、DNAへのダメージ、皮膚がんへのリスクはゼロではない。
気象庁 紫外線予報
大豆イソフラボンとは何ですか?
(1)大豆イソフラボンとは、大豆、特に大豆胚芽に多く含まれる複数の化学物質の総称です。大豆イソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)と化学構造が似ていることから、植物性エストロゲンとも呼ばれます。
(2)大豆イソフラボンの含有濃度は、品種や栽培環境により変動しますが、普通は乾燥した子実の0.2〜0.3%程度です。大豆の子実中の大豆イソフラボンは、その多くが糖が結合した化学物質(ダイジン、ゲニスチンなど。これらを総称して大豆イソフラボン配糖体と言います。)として存在しています。大豆イソフラボン配糖体を食べると大腸において腸内細菌の酵素の働きで大豆イソフラボン配糖体の糖の部分が分離し、糖が結合していない化学物質(ダイゼイン、ゲニステイン、グリシテイン。これら3種類の化学物質を総称して大豆イソフラボンアグリコンといいます)となります。
(1)大豆イソフラボンとは、大豆、特に大豆胚芽に多く含まれる複数の化学物質の総称です。大豆イソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)と化学構造が似ていることから、植物性エストロゲンとも呼ばれます。
(2)大豆イソフラボンの含有濃度は、品種や栽培環境により変動しますが、普通は乾燥した子実の0.2〜0.3%程度です。大豆の子実中の大豆イソフラボンは、その多くが糖が結合した化学物質(ダイジン、ゲニスチンなど。これらを総称して大豆イソフラボン配糖体と言います。)として存在しています。大豆イソフラボン配糖体を食べると大腸において腸内細菌の酵素の働きで大豆イソフラボン配糖体の糖の部分が分離し、糖が結合していない化学物質(ダイゼイン、ゲニステイン、グリシテイン。これら3種類の化学物質を総称して大豆イソフラボンアグリコンといいます)となります。
(農林水産省資料より)
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