2014年09月15日
ネタばれ考察レビュー「G線上の魔王」
※この記事はネタばれ要素が充分に含まれています。
これからこの作品をやろうと思っている方。
やりかけの方は見ないように注意して下さい。
鬼才るーずぼーい氏がシナリオを担当した今作。
前作「車輪の国」でそのトリッキーな才能を披露し絶賛されたが
今作のトリックはどんなもんか、追ってレビュー考察していこうか。
魔王の存在
一連の事件の主犯。
今作の肝であり、るーず氏が仕掛けた
無数の伏線の中に置いて無くてはならない存在。
「かわいいぼうや、おもしろいあそびをしよう」
魔王と京介のファーストコンタクトは一通のメールから始まる。
ここからが鬼才と呼ばれる、るーず氏の敏腕っぷりだと思うのだが
プレイヤーは必ず騙される。俺も騙された。
京介=魔王、京介が多重人格者とプレイヤーは思っただろう。
それは一連の事件の仕業が京介だと思わせるシナリオ進行が
ズバッとハマっているから。アリバイの作りがすごい。
だから、魔王と京介の対面に誰しもが驚いたと思う。
でも現実、誰しもが心の奥底に秘める’憎悪の感情’というものを
認識させるとてもうまいやり方だと思う。
個別ルートの意義
これに関しては賛否両論だろう。
あまりに結末があっさりとハッピーに終わってしまうからだ。
何故メイン一本に絞らなかったのか
恋愛ゲームには必要だから?
そう言われればそれまでだが
魔王が姿を消した理由に納得が行かない。
’京介が愛を知ったから’
なら魔王の計画は?父親の死刑執行は?
いろんな疑問が降って湧いてくる。
その点に置いて個別ルートの意義に関しては
俺も納得がいかない。
そして結末へ
もうラストに近づくとプレイヤーのクリックは止まらないだろう。
最大の伏線であった、京介=魔王が否定され
京介の人格にほっと一安心したのもつかの間
恭平の最大の目的、父親の釈放。街全体というか
国を動かす壮大なプロジェクト。
そして自分を京介に殺させるという目的。
結局その父親の釈放は失敗に終わるんだが
京介は恭平(魔王)を倒す。
切なすぎるだろ…こんなの…
んであの取り調べ室の描写と
ここぞというところで流れる
挿入歌『Close Your Eyes』超名曲!
鳥肌がたった、でもチ●コは勃たない(伊藤はED気味ですw)
そしてラストシーン、出所した京介とハルと二人の子供の対面。
あれで泣かない奴はいないよな。
ラスト近辺からの凄まじい伏線回収と展開
終わった後すっきりした感と疲労感、悲しみ、切なさ、幸せ
全てが一気に襲ってきて漏れなんか
3時間放心状態で母上に救急車を呼ばれそうになった。
よくこんなシナリオ書けるなぁ、車輪もそうだけど
るーず氏の独特の発想がまず一番素晴らしいと思う。
両作を比べてみてもとんでもない奇想天外なシナリオが
湧いてくるのか一度頭ん中覗いてみたい。
伏線の張り方もとてもうまい人。
こりゃ名が売れて当然ですな。でもこの方
今までの作品を見て、コミカルな描写は若干苦手かも知れない
だが今後の彼の活躍に大いに期待したいし
また怪物レベルの作品を輩出してくれる事を信じている。
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清き一票を。ほ〜れポチっとな↓
これからこの作品をやろうと思っている方。
やりかけの方は見ないように注意して下さい。
鬼才るーずぼーい氏がシナリオを担当した今作。
前作「車輪の国」でそのトリッキーな才能を披露し絶賛されたが
今作のトリックはどんなもんか、追ってレビュー考察していこうか。
魔王の存在
一連の事件の主犯。
今作の肝であり、るーず氏が仕掛けた
無数の伏線の中に置いて無くてはならない存在。
「かわいいぼうや、おもしろいあそびをしよう」
魔王と京介のファーストコンタクトは一通のメールから始まる。
ここからが鬼才と呼ばれる、るーず氏の敏腕っぷりだと思うのだが
プレイヤーは必ず騙される。俺も騙された。
京介=魔王、京介が多重人格者とプレイヤーは思っただろう。
それは一連の事件の仕業が京介だと思わせるシナリオ進行が
ズバッとハマっているから。アリバイの作りがすごい。
だから、魔王と京介の対面に誰しもが驚いたと思う。
でも現実、誰しもが心の奥底に秘める’憎悪の感情’というものを
認識させるとてもうまいやり方だと思う。
個別ルートの意義
これに関しては賛否両論だろう。
あまりに結末があっさりとハッピーに終わってしまうからだ。
何故メイン一本に絞らなかったのか
恋愛ゲームには必要だから?
そう言われればそれまでだが
魔王が姿を消した理由に納得が行かない。
’京介が愛を知ったから’
なら魔王の計画は?父親の死刑執行は?
いろんな疑問が降って湧いてくる。
その点に置いて個別ルートの意義に関しては
俺も納得がいかない。
そして結末へ
もうラストに近づくとプレイヤーのクリックは止まらないだろう。
最大の伏線であった、京介=魔王が否定され
京介の人格にほっと一安心したのもつかの間
恭平の最大の目的、父親の釈放。街全体というか
国を動かす壮大なプロジェクト。
そして自分を京介に殺させるという目的。
結局その父親の釈放は失敗に終わるんだが
京介は恭平(魔王)を倒す。
切なすぎるだろ…こんなの…
んであの取り調べ室の描写と
ここぞというところで流れる
挿入歌『Close Your Eyes』超名曲!
鳥肌がたった、でもチ●コは勃たない(伊藤はED気味ですw)
そしてラストシーン、出所した京介とハルと二人の子供の対面。
あれで泣かない奴はいないよな。
ラスト近辺からの凄まじい伏線回収と展開
終わった後すっきりした感と疲労感、悲しみ、切なさ、幸せ
全てが一気に襲ってきて漏れなんか
3時間放心状態で母上に救急車を呼ばれそうになった。
よくこんなシナリオ書けるなぁ、車輪もそうだけど
るーず氏の独特の発想がまず一番素晴らしいと思う。
両作を比べてみてもとんでもない奇想天外なシナリオが
湧いてくるのか一度頭ん中覗いてみたい。
伏線の張り方もとてもうまい人。
こりゃ名が売れて当然ですな。でもこの方
今までの作品を見て、コミカルな描写は若干苦手かも知れない
だが今後の彼の活躍に大いに期待したいし
また怪物レベルの作品を輩出してくれる事を信じている。
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