パチンコとの訣別

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。

気がついたら子供が小学校を卒業した。

中学生になれば、部活やら友達付き合いで行動範囲が広くなる。

おいらの行きつけのホールもその範囲内にある。















もし、学校で子供が「お前の父ちゃん、パチンコ屋から出てきたぞ！」なんて茶化された日には不憫でならない。

最近、仕事やら何やらで戦果について綴ることはなかったが、正直負けが込んでいた。

子供の進学、これを機会に自宅周辺のホールでの参戦はやめようと思う。

確かに休日の日に顔を合わせたくない連中と顔を合わせるのは苦痛だ。

ならば、パチンコに代わる趣味を見つければいいのではないか。





このブログでも綴っている「せどり」。

思うように仕入れがうまくいかず、売上も苦戦している。

だけど、パチンコでブッ込む資金があるのならば、そっちに投資した方が前向きではなかろうか。

と、思い昨日仕事帰りに「ラスト」を決め込むため、「ダイス」に足を運んだ。



もちろんイチパチの「魔戒の花」でフィナーレを飾る。

牙狼剣が２回登場するも刺さらず！

タイムストックも完成するも作動せず。

結局ズブズブ呑まれて終了。

でも、これでいい。

バカ勝ちしたらしたで、パチンコをやめるきっかけを逸してしまうかもしれない。

これで、いいのだ。

負けが込んでくると必ずこのことばが頭をよぎる。

「魔戒の花」が「牙狼ＦＩＮＡＬ」並みにハマッている。

いくら負けても「いつかは爆裂する！」「今日は勝てる！」の何の根拠もない理由でホールに足を運んでしまう。

それでいつものお決まりのパターンだ。





おいらの家庭は正直居心地のいいものではない。

そんな家庭から逃げるようにパチンコにハマッていったのだ。

その前はネットカフェやスーパー銭湯などで時間を潰してから帰宅したのだ。

確かにネットカフェやスーパー銭湯では儲かりはしない。

当たり前だ。賭場ではないのだから。

ところが、大負けもしない。

「バカ勝ちはしなかったけど、大負けもしなかった。」

この考えがベストなのだろう。

家庭が楽しければ、仕事が終わってすぐ家に直行するのだ。

だが、現状はそうは行かない。

殺意すら覚える舅姑がいる限り、おいらの心の安寧はない。

ならば、パチンコに代わる楽しみを探さなくてはならない。

さあ、困った。

このブログのタイトルは「パチンコとの訣別」。

ところがぜんぜん訣別できていない！

まずは３日間、ホールから「逃げて」みよう。

おいらが知っている限り、０．２パチで「牙狼シリーズ」を打てるのは



「ＰＡＯ牧之原店」の「金色になれ」と



「レジャック沼津店」の「牙狼ＦＩＮＡＬ」だけだ。

爆裂させてもスズメの涙くらいのバックしかない。

ならば勝ち負けを度外視してどこまでドハまるか試してみることにした。

まず「ＰＡＯ牧之原店」。

ここは朝イチで行かないとまず「金色」には座れない。

おいらは仕事の都合上、夕方からでないと行くことができないのだ。

幸いにして爺さんが単発終了したので、爺さんの後を引き継ぐことにした。

２００回転弱からのチャレンジ。

一向に熱くならない。

熱くなったとしても無残にも外す。

８００回転近くになり、燕邦が登場。

「はいはい、かからないよ！」と思った矢先に「全回転」！

しかしコレも熱くなることなく、単発終了。









次は「レジャック沼津店」。

ここは朝イチで行くことができるので、回転と同時に「牙狼ＦＩＮＡＬ」を打つ。

ここも一向に熱くならない。

ＳＰリーチといっても「ネロ」か「巨大融合ホラー」だけ。

イライラが募る。

結局、８００回転超で断念。

長時間かけての「墓標づくり」だった。

せどりの売上が右肩下がりだ。

仕入れた文庫に関してはそれ相応のランキングを考慮して仕入れたつもりなのだが・・・。

いつか来るかもしれないひとつの壁。

もうこんなに早く来てしまった。

静岡市内ブックオフ限定、「新書・文庫本４冊１，０００円セール」。



こいつを覗いても爆発力のあるものがない。

というかそれ以前に仕入れるに値するモノがない。

さあ、困った。

せどりのブログを見るとＣＤやＤＶＤでも商品にしている人が多い。

だが、中古ＣＤやＤＶＤまでに触手を伸ばす気にはなれない。

中身を見ることができないからだ。





ところがチャンスは意外なところにあるものだ。

月に２度くらいドン・キホーテの広告が折込チラシに混ざる。

「ＣＤ・ＤＶＤ大セール　５円から」なんて文字が飛び込んできた。

とりあえず覗いてみよう。

職場の近くの「ドン・キホーテ」。

入り口のすぐそばにそのワゴンはあった。

いかにも在庫過剰の商品を放り込んでいますって感は否めない。

でもちょっと待て。

ドン・キホーテは中古ＣＤやＤＶＤは扱っていないはず！

となると全て新品、未開封だ。

チャンス！

ここぞとばかりワゴンを漁る。

結局ＢＤ２枚、ＤＶＤ３枚、ＣＤアルバム２枚の収穫。

これで流れがグイッと変わればいいな。

新台入替初日。

とは言っても「北斗無双」を入れていない、他店の様子見を兼ねた「形だけの」新台入替だ。

だって新台といっても「キャプテン翼」の甘デジくらいしか記憶に残らないのだ。

おいらはそれを尻目にイチパチの「魔戒の花」に向かう。

最近常連となったのだろうか、いかにもくたびれまくったおじさんがスミ台を打っていた。

その右隣の台、空いていたと思いきやサンドに２００円の残高。

それに上皿に玉が数１０発残っていた。

休憩か、食事にでも行っているのだろう。

ただ、「休憩中」の札は下がってはいなかった。





仕方がないのでその隣の「金色になれ」を打つ。

本当は「魔戒の花」を打ちたくて堪らなかった。

ところが、一向に「先客」は帰ってこない。

５０分近く経っても帰ってこない。

店員は灰皿の片付けには廻るが、長時間不当にキープしている台については無頓着なのだろう。





結局常連客のくたびれまくったおじさんは撤収することなく、「先客」も帰ってこなかった。

おい、「ダイス」！

常連客とくっちゃべっている暇があるなら、台の状況をチェックしろよ！

店内放送を流すとかさ。

それともうひとつ、Ｗｉｆｉくらい使わせなさい。

通勤の脚として使っていた原付二種、「アドレスＶ１００」がついに廃車になってしまった。

５万キロも走ったのだから、寿命がきてしまったのだろうか？

ともなると通勤の脚はバスと徒歩がメインになってしまう。





さて困った。

朝は３０分以上早く起きて家を出なくてはならないうえ、バスの本数が致命的に少ないので「乗り遅れ＝遅刻」となる。

それに行動範囲が驚異的に狭くなってしまった。

高々０．２パチの牙狼ＦＩＮＡＬを打ちに沼津の「レジャック」



や０．２パチの金色になれを打ちに牧之原市の「ＰＡＯ」



なんて行ってられなくなってしまった。

それどころか自宅から一応近い「ダイス」



や「コンコルド惣右衛門店」



にも行く意欲が失せてしまった。

アドレスという機動力を失った代わりに、ホールに行くという意欲を殺いでくれる現実も与えてくれた。

これがひとつのきっかけになる…といいなぁ。

昨日、会社帰りに「ダイス」に寄る。

無性に「魔戒の花」が打ちたくなったからだ。

前回の新台入替でイチパチの「魔戒の花」を減台させた「ダイス」。

おそらく座れないだろうと思ったが、１台だけ空いていた。





右隣の「金色になれ」は４００回転を超えるハマリ台と化していた。

「残り物に福はある」を信じて「魔戒の花」を打つ。

僅か１０回転くらいでいきなり大当たり！

「金色になれ」を打っていた兄ちゃんの視線と苛立ちが痛いくらいに分かる。

でもね、これが勝負のあやってものだよ。

悪く思うな、これが現実。

面白いもので、時間がないときに限って連チャンする。





何だかんだいって１３連チャン、さらにカードゲームモード？で引き戻し、単発終了。

僅か４００円の投資で２万５千円の回収！

久しぶりの快勝！