2016年02月19日
英ロック歌手のデビッド・ボウイさんが京都でおもったことは何だったか?
「撮影場所は他の寺院を考えたが、京都通のボウイさんが指定したのは正伝寺だった」。と日経新聞が書いてますね。
1月に死去した英ロック歌手のデビッド・ボウイさん(享年69)がたたずみ、涙を浮かべた寺が京都市北区の西賀茂にある。比叡山を借景にした枯れ山水庭園が美しい禅寺の正伝寺(しょうでんじ)だ。
比叡山を借景にする正伝寺の枯れ山水庭園
■焼酎のCM撮影
ボウイさんは1979年12月、テレビCMの撮影で京都を訪れた。起用したのは宝酒造。中高年の男性の大衆酒というイメージの焼酎を女性や若者に浸透させようとした。大の日本好きで美的感覚の豊かなボウイさんに社運を託したのだ。
「撮影場所は他の寺院を考えたが、京都通のボウイさんが指定したのは正伝寺だった」。当時の宣伝部次長で、後に同社会長を経て京都市副市長を務めた細見吉郎さん(79)は話す。
鎌倉時代創建の臨済宗の正伝寺は、境内に別坊が6つある大寺院だった。だが明治初期の仏教排斥運動で別坊は全て消滅した。現在の正伝寺は昭和中期に開発されたゴルフ場に囲まれ、森の中にひっそりと立つ。
タグ:京都のホテル
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