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2017年05月17日
今そこにある危機
世界の核保有国
ども、にゃはっぴ〜☆です。
いま世界で核を保有している国は公表されているだけで、9国あります。
その核弾頭ミサイルの合計数なんと15350発です。
しかも毎年増加の一途です。
10発程度あれば人類は滅ぶのに15350発も!!
核保有国の指導者たちは今日紹介する『はだしのゲン』をみて核を使用する人間の恐ろしさを知って下さい。
引用:集英社 中沢啓治
『はだしのゲン』は1973年から約一年間「週刊少年ジャンプ」で連載された「中沢啓治」さんの自身の体験に基づいた戦争マンガです。
週刊少年ジャンプで戦争マンガというのが異例です。
当時からはだしのゲンの連載に反対の意見があった一方、当時のジャンプ編集長の長野規などの助力などもあり、連載を続けていました。
◇ストーリー・・・主人公である中岡元は国民学校の2年生(今の小2)
の時にアメリカによって落とされた原子爆弾「リトルボーイ」によって被ばくする。
原爆によって父、母、姉、弟を失ったゲンが周りの迫害や戦後の食糧危機を乗り越えて麦のようにたくましく成長していくお話です。
◇おすすめポイント・・・原爆で人々が焼け死んでいく様子がものすごくリアルに描かれています。
人の心の奥にあるものすごく恐ろしい感情が描かれています。
絶望の中でもたくましく生きるゲンの姿勢に勇気がもらえます。
まとめ
個人的なことですが広島在住である自分の父は長崎の被爆二世で、母親は広島の被爆二世でした。
つまり自分はどちらをとっても被爆三世という事になります。
それだけに、はだしのゲンという作品には小さい頃から触れてきました。
大人になり実際に中沢さんにもお会いする機会もありました。
本当に「原爆の恐ろしさ」、「原爆の悲惨さ」を伝えてくれる作品です。
経験していない自分たちに「原子爆弾とはこういうものだ」と教えてくれます。
数年前、図書館から『はだしのゲン』を排除する動きがありましたが、こういう作品ほど今だから読んで欲しいし後世に残す作品だと思います。
『安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから』
にゃはっぴ〜☆でした。
追記
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