「潜在意識」には気をつけろ〜FX考察中心

先程の漫画が何故面白いのか。

結局主人公は狂いきれない。人間らしさが残っているから、ストーリーに共感しやすい。狂っていないと耐久出来ない世界にいるのは、、もう普通には戻れないからだ。

そして残虐過ぎる事件の繰り返し。非現実な犯罪や暴力、悪意、惨殺、こらは全く一般人として生きている自分から遠い物ではなく、むしろリアル。
人間が悪意の塊でしかないのは作品の中だけではなく、現実が当たり前にそうだからだ。

漫画程は酷くはないだけで、現実も似たり寄ったり。人間の悪意や欲望の本質をリアルに描いた作品だから、続きが気になる。

小さな子供さえ、小学生にもなればすぐに悪意の塊になる。そうならない穏やかで賢い人間もいるだろうし、個人差はある。

しかし現実、学校教育は、競争させ優劣をつけ、子供の悪意を積極的にぬくぬく育て、弱い子供を自殺まで追い詰め、徹底的に弱者は助けない制度でしかない。

何度か取り上げた三浦春馬さんも、陰湿な嫌がらせ暴力犯罪の末に殺された。犯罪として認められずもみ消されたまま。それが世の中、社会の現実なのだ。

逃げることが出来ない事が問題なのに、逃げるという選択肢は逆に大変で非現実、行き場がないから逃げれない。


狂っている漫画を見ると、逆にリアリティーがある。それが人間の本質だからだ。狂っているのに狂っていないふりをする抑圧が苦しくなる事から少しは解放される気がする。