バンダイナムコゲームスアメリカとバンダイナムコゲームスヨーロッパは、アメリカ・ラスベガスにて
現地時間4月10日、11日にプライベートイベント“NAMCO BANDAI GLOBAL GAMERS DAY 2012”を
開催した。
ここではイベントで報道関係者向けに行われたプレスカンファレンスの模様をお伝えする。
なお、プレスカンファレンスでは、さまざまな新タイトルが発表されているが、撮影が禁止されて
いたため、テキストのみでの紹介となる。
■カーク船長とミスター・スポックを操る『STAR TREK』
ヘビーなSFファンにとって、どうしても避けては通れない作品がある。それがこの『STAR TREK』だ。
原作は1966年に始まったテレビドラマで、現在までに17作品ものドラマシリーズや映画が
公開されている。
その『STAR TREK』のゲーム版となる本作は、カーク船長とミスター・スポックを操って、
敵と戦っていくTPSタイプのゲームとなっている。会場ではXbox 360のコントローラを使い、
3Dメガネを着用してのデモが行われたが、対応ハードは発表されなかった。発売予定日は
2013年初頭で、日本での発売については未定。
■世の少年たちの願望が実現! 『ドラゴンボールZ for Kinect』
マンガが好きな男子ならばみんな、一度は“自分にもかめはめ波が撃てるかも?”と思い、
人知れずかめはめ波の練習をしたことがあるのではないだろうか。そんな少年たち(元少年含む)の
願望を叶えてくれるソフトがXbox 360 Kinect専用タイトル『ドラゴンボールZ for Kinect』として登場する。
本作には50種類ものキャラクターが登場し、原作そのままの技を、自分の体を使って
繰り出すことができる。会場でのトレーラームービーでは、孫悟空、フリーザ、クリリン、
ラディッツ、ヤムチャなど、原作に登場したキャラクターはきっちりと収録されているようだ。
そのほか、QRコードをKinect に認識させて、キャラクターをアンロックさせるシステムも
搭載している。発売は2012年10月を予定。ただし、日本での発売時期は未定。
■世界でも人気は爆発! 『One Piece:Pirate Warriors』
『One Piece:Pirate Warriors』は、日本では2012年3月に『ワンピース海賊無双』として
発売されたタイトル。世界各地で人気の高い『ワンピース』が、コーエーテクモゲームスが誇る
開発チーム“ωForce”の手によって、爽快感のあるアクションゲームへと昇華させている。
北米および欧州での発売は2012年11月を予定している。
■ユーザーの後押しによって実現したPC版『Dark Souls』
続けて紹介されたのが、フロム・ソフトウェアが2011年9月に発売した(北米は2011年10月)
アクションゲーム『Dark Souls』のPC版となる『Dark Souls Prepare to Die Edition』だ。
開発を担当しているディレクターの宮崎英高氏は、このPC版について「PS3版の開発当初は
PC版を作ることになるとは夢にも思わなかった」と語り、「Facebookなどでのユーザーからの
要望が反映されたものだ」と述べた。PC版はただの移植というわけではなく、新たな敵やエリア、
語られなかった物語などが追加されたものになるという。発売は8月24日を予定しており、
Games for Windowsに対応。おそらくXbox LIVEの実績にも対応していると思われる。
■『二ノ国』PS3版が欧米でも! 『NI NO KUNI WRATH OF THE WHITE WITCH』
『NI NO KUNI WRATH OF THE WHITE WITCH』は、日本で2011年11月に発売されたPS3タイトル
『二ノ国白き聖杯の女王』の海外版だ。本作はレベルファイブ10周年を記念する作品と
位置づけられており、「売り上げよりも自分たちがやりたいことを打ち出していった作品」と
本作の制作総監督を務めた日野晃博氏は語った。欧米での発売時期は2013年第一四半期を
予定している。
電撃オンライン
http://news.dengeki.com/elem/000/000/476/476965/