2014年02月07日
ヤマハ赤ベルYTR-632、稀な最初期型1968年製のB♭トランペット
ヤマハの名器、赤ベルYTR-632、それも最初期型で人気のあるYAMAHAビンテージ・トランペットです。昨年末に出品した物ですが返品(説明漏れ理由)になりましたので、説明を修正追加して再度出品致します。
1960年代後半、ヤマハが、シルキー氏を技術顧問に迎え入れて管楽器製造販売に本腰を入れた記念すべき本格的プロモデル・トランペットです。
赤ベルファン、ヤマハファン、そしてビンテージ・コレクターの皆様、このように歴史的価値があるきれいなYTR-632はなかなか出てこないと思われます。どうかお見逃しなく!
シリアル番号は031**で製造が1968年と推測されます。
ヤマハが、シルキー社と技術提携し、YTR-B2M,YTR-B2MLを設計製造して発表、量産化体制を整えて、これらの型番をYTR-632、YTR-634に変更して発売したものです。その後、1970年にはマイナーチェンジが行われ、後期型が発売され、いろいろな部品が変更になってしまいます。そのため、発売期間が短く製造本数も少ないこの最初期型は貴重なコレクタターズ・アイテムとなっているようです。最初期型と後期型との見分け方は簡単で、最初期型は3番館のストッパーが、BACHと同じ形式の物ですが、後期型はSchilkeと同じ形式になりました。これで判断できます。この辺りの情報やヒストリーは以下のサイトに詳しく掲載されていますので参考になります。
Nikkan終末期から初期ヤマハのトランペットに関する考察
Yamaha Trumpet Cornet & Flugel Horn Model Numbers
スペックは以下の通りです。
・バルブケーシングは2ピース
・2ndバルブに「YAMAHA JAPAN」とペインティングされています。
・Mボア
・ベルは赤ベル(Lベル)
・リバースタイプのチューニング管
・抜差しできる3番管先端部
・3番管のストッパーがBACHのストッパーと同じ型。
バルブや管の内側に汚れはほとんどなく、スライドやバルブの動きもよく美品ではありますが、以下のような変更箇所や傷んでいる個所があります。
・ラッカーはきれいですがリカッラーの可能性もあります。
ベルサイドのバルブケース近く3か所にラッカーのしみがあり、ラッカーの塗りムラを感じる個所もあり、リカッラーでは?となりました。でも、リラッカーだと2番バルブ上のメーカー名がこのようにきれいにプリントできるとも思えず、私はリラッカーかどうかの判断ができませんが、念のためリラッカーとご承知ください。
・通常のベルの刻印個所(この楽器のベルには刻印はありません)あたりに極めて微小なラッカーの傷があります。写真では写せない程度です。
・バルブトップボタンの裏にあるフェルトはオリジナルかどうか不明です。・バルブキャップの横側、ネジの外側部のラッカーが汚れている個所があります。
・1番スライドの親指トリガーがピストンケーシング側に変形しています。・ストッパー先端の止め具は日管インペリアルの同等品の物に変更されています。・ベルのお尻側全体にうっすらと霧を吹きかけたようなラッカーの白っぽい汚れ(傷み?何かは不明)があります(写真の赤四角を参照)。
あと細かく観察すると多少の傷みもあるかと思います。
古さを感じさせない美品ですが、46年前の製品ですので、新品をお探しの方や傷汚れに神経質な方には不向きです。ビンテージ物にご理解のある方の入札をお待ちしております。
音色は柔らかく豊か、そして密度の濃いサウンドで、Mボアのためか反応が良く、楽に気持ちよく吹ける楽器です。
シルキーの設計思想が色濃く反映されたのでしょう、管厚は薄く、とても重量が軽く扱いやすいことも吹き易さに寄与しているかと思います。
ベルのリムは薄いフレンチビートとのこと、自分の音をモニターしやすいことも特徴のようです。
この楽器にセットになっていた程度の良いヤマハのTR1 5MSのマウスピースが付きます。
ケースは、楽器に付いていたものではないのですが、少し後の時代のヤマハのシングルケースが付きます。
送料は全国一律1000円のご負担をお願いいたします。
説明や写真と現物が違っていたなどの問題が起こった場合には返品に応じます。但し、返品の場合は、到着後1週間以内とし、かつ送料は落札者様負担とさせていただきます。お支払いは指定銀行口座への振り込みでお願いします。この場合、振り込み手数料はご負担いただきます。
ではよろしくお願い致します。
1960年代後半、ヤマハが、シルキー氏を技術顧問に迎え入れて管楽器製造販売に本腰を入れた記念すべき本格的プロモデル・トランペットです。
赤ベルファン、ヤマハファン、そしてビンテージ・コレクターの皆様、このように歴史的価値があるきれいなYTR-632はなかなか出てこないと思われます。どうかお見逃しなく!
シリアル番号は031**で製造が1968年と推測されます。
ヤマハが、シルキー社と技術提携し、YTR-B2M,YTR-B2MLを設計製造して発表、量産化体制を整えて、これらの型番をYTR-632、YTR-634に変更して発売したものです。その後、1970年にはマイナーチェンジが行われ、後期型が発売され、いろいろな部品が変更になってしまいます。そのため、発売期間が短く製造本数も少ないこの最初期型は貴重なコレクタターズ・アイテムとなっているようです。最初期型と後期型との見分け方は簡単で、最初期型は3番館のストッパーが、BACHと同じ形式の物ですが、後期型はSchilkeと同じ形式になりました。これで判断できます。この辺りの情報やヒストリーは以下のサイトに詳しく掲載されていますので参考になります。
スペックは以下の通りです。
・バルブケーシングは2ピース
・2ndバルブに「YAMAHA JAPAN」とペインティングされています。
・Mボア
・ベルは赤ベル(Lベル)
・リバースタイプのチューニング管
・抜差しできる3番管先端部
・3番管のストッパーがBACHのストッパーと同じ型。
バルブや管の内側に汚れはほとんどなく、スライドやバルブの動きもよく美品ではありますが、以下のような変更箇所や傷んでいる個所があります。
・ラッカーはきれいですがリカッラーの可能性もあります。
ベルサイドのバルブケース近く3か所にラッカーのしみがあり、ラッカーの塗りムラを感じる個所もあり、リカッラーでは?となりました。でも、リラッカーだと2番バルブ上のメーカー名がこのようにきれいにプリントできるとも思えず、私はリラッカーかどうかの判断ができませんが、念のためリラッカーとご承知ください。
・通常のベルの刻印個所(この楽器のベルには刻印はありません)あたりに極めて微小なラッカーの傷があります。写真では写せない程度です。
・バルブトップボタンの裏にあるフェルトはオリジナルかどうか不明です。・バルブキャップの横側、ネジの外側部のラッカーが汚れている個所があります。
・1番スライドの親指トリガーがピストンケーシング側に変形しています。・ストッパー先端の止め具は日管インペリアルの同等品の物に変更されています。・ベルのお尻側全体にうっすらと霧を吹きかけたようなラッカーの白っぽい汚れ(傷み?何かは不明)があります(写真の赤四角を参照)。
あと細かく観察すると多少の傷みもあるかと思います。
古さを感じさせない美品ですが、46年前の製品ですので、新品をお探しの方や傷汚れに神経質な方には不向きです。ビンテージ物にご理解のある方の入札をお待ちしております。
音色は柔らかく豊か、そして密度の濃いサウンドで、Mボアのためか反応が良く、楽に気持ちよく吹ける楽器です。
シルキーの設計思想が色濃く反映されたのでしょう、管厚は薄く、とても重量が軽く扱いやすいことも吹き易さに寄与しているかと思います。
ベルのリムは薄いフレンチビートとのこと、自分の音をモニターしやすいことも特徴のようです。
この楽器にセットになっていた程度の良いヤマハのTR1 5MSのマウスピースが付きます。
ケースは、楽器に付いていたものではないのですが、少し後の時代のヤマハのシングルケースが付きます。
送料は全国一律1000円のご負担をお願いいたします。
説明や写真と現物が違っていたなどの問題が起こった場合には返品に応じます。但し、返品の場合は、到着後1週間以内とし、かつ送料は落札者様負担とさせていただきます。お支払いは指定銀行口座への振り込みでお願いします。この場合、振り込み手数料はご負担いただきます。
ではよろしくお願い致します。
タグ:トランペット
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posted by 楽器、器材激安販売 at 10:24| 管楽器 トランペット