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日産自動車は１０日、電気自動車（ＥＶ）「リーフ」の米国で販売する２０１６年型の上位モデルについて、１回当たりの充電で走れる距離を米国基準で約１７２キロとし、従来型より約２７％長くすると発表した。

米国では最近のガソリン安に伴って大型車の販売が好調な一方、ＥＶなどの環境対応車は苦戦している。
リーフは今年１〜８月の累計販売台数が前年同期より３４・６％減っており、高性能化によって巻き返しを狙う。

搭載電池の容量を向上させ走行距離を引き上げる。廉価モデルは従来と同じ容量の電池を使う。

リーフの現行モデルは、日本の基準では充電１回で２２８キロ走れると認定されている。