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2024年12月25日
f1210 すこぶる面白
その昔、道路や高速道路が出来、物流が飛躍的に伸びた。
そして運送業などが台頭した。その後通信、電波が出現し、テレビやラジオなど・・
土地や建物は所有しても限界がある。しかし電波には垣根が無い。
土地を千坪持っていても、その上層部は天空まで自分の物とは言えないのであるが、電波は勝手に侵入する。家の中まで入って来るのである。
時代の潮目としてTVやラジオが一気に先端企業になり、その後上空空間を使う空間産業として航空産業、JALやANAが誕生。
そして携帯、ブログの時代へ進んで来たのである。
TV等は国の免許が要る、がブログは垣根がない。
私が他人の家へ入れば即逮捕、しかしこの私のブログはもう既に貴方の家に侵入している。
トイレ、スッポンポンで風呂に入っても私のブログは侵入、貴方の体を舐め回している??
と言っても過言ではないだろう。
恐ろしい・・と言うか、世の中すこぶる面白い。
これ程面白い道具を単なる日記で終わらせる訳にはいかない。
昔・コンピュータは国家や巨大企業の独壇場だった。しかし今は個人で持てる。
昔・電波は国家管理下にあった。今はブログで個人が自由に使える時代になった。
ビルゲイツがコンピユータソフトを考え出した状況以上に、目の前には巨大な市場、チャンスが広がっているのだ。
そうだ、個人で放送を初めてもまったく問題は無い。
GPSを利用した次世代産業を就職に選ぶも良し。
だから言う、著名大学を出ようが時代の潮目を見れなければ底辺を這うしかない。
このブログの、若者よ・・・をじっくり味わい先駆者になろう。
革命だ~
いや、いや、脳内爆発だ~
1209 脳内爆発だ~
最近電車に乗っていて車内の様子が激変しているのにびっくりした。
皆さん気が付いていたのか、殆んどの人が携帯を見ているのだ!
以前は携帯と言えば耳に当てる物、と思っていたが様子がちょっとの間に変わっているのだ。
メールであったり、ラインであったりゲーム、読み物、ともかく携帯が耳から完璧に目に変わっているのだ。
世の中に革命が起きているのだ。
この革命を見過ごすのではなく乗る事、先取りする事が大事と思い、すぐさまブログを書き出した。
いずれブログはインターネットを超え、巨大市場が出来るはずだ、ライブドアや楽天以上の巨大企業が誕生するはずだ。
そして子会社化されるぞ。
私はブログを単なる日記の延長ではなく、コンテンツさえ考えればとんでもない道具になる、と考え実験に乗り出した。
このサイトは予想を遥かに超えるアクセスを確保。
更なるアクセスが倍増出来れば、本格的な個人放送、携帯放送に切り替える積りだ。
若者よ! 未来は面白くなるぞ!
心して己を見つめ、とんでもない可能性へ舵を取ろう!
携帯はその内本になり、サイフや紙幣になり、世界地図にもなる。
チケットやカード、免許証や保険証代わり、音楽堂、むかし話、語り部であったり、更に国をも支配するかも知れない。
電子マネーはすでに定着、国の紙幣までも利用価値が危ぶまれ、住民票や免許証、パスポート等スマホによる顔や指紋認証等切り替わる事も想定できる。
民間では既に利用、スマホバーコードで座席指定からホテル利用など問題ない。
若者よ! 世の流れの潮目を見る要素を蓄えろ。
皆さん気が付いていたのか、殆んどの人が携帯を見ているのだ!
以前は携帯と言えば耳に当てる物、と思っていたが様子がちょっとの間に変わっているのだ。
メールであったり、ラインであったりゲーム、読み物、ともかく携帯が耳から完璧に目に変わっているのだ。
世の中に革命が起きているのだ。
この革命を見過ごすのではなく乗る事、先取りする事が大事と思い、すぐさまブログを書き出した。
いずれブログはインターネットを超え、巨大市場が出来るはずだ、ライブドアや楽天以上の巨大企業が誕生するはずだ。
そして子会社化されるぞ。
私はブログを単なる日記の延長ではなく、コンテンツさえ考えればとんでもない道具になる、と考え実験に乗り出した。
このサイトは予想を遥かに超えるアクセスを確保。
更なるアクセスが倍増出来れば、本格的な個人放送、携帯放送に切り替える積りだ。
若者よ! 未来は面白くなるぞ!
心して己を見つめ、とんでもない可能性へ舵を取ろう!
携帯はその内本になり、サイフや紙幣になり、世界地図にもなる。
チケットやカード、免許証や保険証代わり、音楽堂、むかし話、語り部であったり、更に国をも支配するかも知れない。
電子マネーはすでに定着、国の紙幣までも利用価値が危ぶまれ、住民票や免許証、パスポート等スマホによる顔や指紋認証等切り替わる事も想定できる。
民間では既に利用、スマホバーコードで座席指定からホテル利用など問題ない。
若者よ! 世の流れの潮目を見る要素を蓄えろ。
2024年12月24日
f1198 女の夜這い
ちなみに、この地区の島に、夜這いは、女がする事になっている島があるそうだ。
そんな島で生まれ育っていればよかった、と誰も思うだろう。
しかし、待てよ・・
もしかして夜這いを待ち続け、何時の間にか立つべきものも立たなくなる。
そしてご臨終、俺は何のために生まれたのか・・
考えないようにしよう・・・・・
女の夜這い。夜這いの作法は、ノーパンが原則だとの事。
ノーパンを方言ではマルバイと言う。
女の夜這いはマルバイだー!
あるボス的存在の女で、顔やプロポーションも十人並み。
その女は、島一番の人気者の男を自分が夜這をかける、と周りに案に振れ回っていたそうだ。
番長的存在だから、当然と考えていたのだろう。
ところが、ある女が、その番長には負けじとこっそり夜這いをかけてしまったのだ。
童貞、略奪だ!
さあ、その事がばれて大変だ。
番長は、手下も動員し、事あるごとにその女をいびり、虐めぬいたのである。
とうとうその女は、島にいられなく、こっそり出ていったそうだ。
以後、親兄弟にも連絡が取れず、生涯行方不明だったという。
しかし、その番長は、いじめの代名詞として、島中知れ渡り、最後まで、結婚出来なかったそうだ。
虐めをすると、結婚出来ない、と言う教訓として、今でも語り継がれ、虐めの事をその女の名前で呼んでいるとの事。
おい! スケバンごっこで、番町やってる女いないか。
あなたの噂は男達に知れ渡り、一生結婚なぞ出来なくなるぞ。
虐めは、よせよ。
虐めは結婚の敵!
それにしてもノーパン女の夜這い、来て欲しい・・
特に村はずれの一軒家で、チョンガー生活男がコチョコチョ台所に立ち、洗濯にトイレや風呂掃除、膝を抱いて寝ていると、つくずく思うもの。
しからば、念じに念じ、念じ続ければ、お夜這いさんが来てくれるのでは、と・・・
戸の隙間をつくり、真っ暗闇にし、待ち続けると気配がしたので、うす目で見ると、野良猫のお夜這いさん。
翌日枕元に小石を用意し、思い切り命中、以後ピタリと来なくなった。
諦める訳にはいかない、お夜這いさんを待ち続けて、一ヶ月半。
待望の、本物のお夜這いさんが来たのだ!
来た・来た・来たぞー!
台風通過後、どんよりと曇った闇夜の三時、うす目で見ると、昼間すれ違い時、笑顔で話しかけて来た、歳は三十前後で二年前より島に住み着いている、艶やかな一人身の女である。
逃げられるとまずいので、いびきをかく。
部屋の隅で闇に目を慣らせた後、いよいよ動き出した。
夏掛けの裾から潜り込み、しなやかなる指先の動き、当然パンツいっちょうはなんなく剥ぎ取られ、息子は直立不動の万全なる体勢。
なま暖かい風は下半身から全身を覆う。
大波、小波、漕ぐ舟は極楽の境地、奥歯が小きざみに舞い上がる。
あまりの腰の激しい使いに、全身の筋肉が収縮し炸裂、思いっきり突き上げた。
夏掛けがポロリ、と落ちた瞬間。
ギャー
ギ、ギャーーー
歯っ欠け婆バーだ!!!
閃光が全身を走り、生まれて初めて、夢で失神してしもーた。
南無・ 南無・・南無・・・・
そんな島で生まれ育っていればよかった、と誰も思うだろう。
しかし、待てよ・・
もしかして夜這いを待ち続け、何時の間にか立つべきものも立たなくなる。
そしてご臨終、俺は何のために生まれたのか・・
考えないようにしよう・・・・・
女の夜這い。夜這いの作法は、ノーパンが原則だとの事。
ノーパンを方言ではマルバイと言う。
女の夜這いはマルバイだー!
あるボス的存在の女で、顔やプロポーションも十人並み。
その女は、島一番の人気者の男を自分が夜這をかける、と周りに案に振れ回っていたそうだ。
番長的存在だから、当然と考えていたのだろう。
ところが、ある女が、その番長には負けじとこっそり夜這いをかけてしまったのだ。
童貞、略奪だ!
さあ、その事がばれて大変だ。
番長は、手下も動員し、事あるごとにその女をいびり、虐めぬいたのである。
とうとうその女は、島にいられなく、こっそり出ていったそうだ。
以後、親兄弟にも連絡が取れず、生涯行方不明だったという。
しかし、その番長は、いじめの代名詞として、島中知れ渡り、最後まで、結婚出来なかったそうだ。
虐めをすると、結婚出来ない、と言う教訓として、今でも語り継がれ、虐めの事をその女の名前で呼んでいるとの事。
おい! スケバンごっこで、番町やってる女いないか。
あなたの噂は男達に知れ渡り、一生結婚なぞ出来なくなるぞ。
虐めは、よせよ。
虐めは結婚の敵!
それにしてもノーパン女の夜這い、来て欲しい・・
特に村はずれの一軒家で、チョンガー生活男がコチョコチョ台所に立ち、洗濯にトイレや風呂掃除、膝を抱いて寝ていると、つくずく思うもの。
しからば、念じに念じ、念じ続ければ、お夜這いさんが来てくれるのでは、と・・・
戸の隙間をつくり、真っ暗闇にし、待ち続けると気配がしたので、うす目で見ると、野良猫のお夜這いさん。
翌日枕元に小石を用意し、思い切り命中、以後ピタリと来なくなった。
諦める訳にはいかない、お夜這いさんを待ち続けて、一ヶ月半。
待望の、本物のお夜這いさんが来たのだ!
来た・来た・来たぞー!
台風通過後、どんよりと曇った闇夜の三時、うす目で見ると、昼間すれ違い時、笑顔で話しかけて来た、歳は三十前後で二年前より島に住み着いている、艶やかな一人身の女である。
逃げられるとまずいので、いびきをかく。
部屋の隅で闇に目を慣らせた後、いよいよ動き出した。
夏掛けの裾から潜り込み、しなやかなる指先の動き、当然パンツいっちょうはなんなく剥ぎ取られ、息子は直立不動の万全なる体勢。
なま暖かい風は下半身から全身を覆う。
大波、小波、漕ぐ舟は極楽の境地、奥歯が小きざみに舞い上がる。
あまりの腰の激しい使いに、全身の筋肉が収縮し炸裂、思いっきり突き上げた。
夏掛けがポロリ、と落ちた瞬間。
ギャー
ギ、ギャーーー
歯っ欠け婆バーだ!!!
閃光が全身を走り、生まれて初めて、夢で失神してしもーた。
南無・ 南無・・南無・・・・
f1206 「ん」
この島では鳥のフクローの事を、ボイサと言う。
なんでこのような呼びかたになったか、まったく訳が分からない。
また、本土では「ん」から始まる言葉や単語は、数少ないと思うが、この島では、けっこう「ん」から始まる言葉や単語がある。
姉さんの事は、「んーな」と呼び、末娘は、んぼま、と呼ぶ。
貝類でも「ん」から始まる末娘と同じ「んぼま」なる名称あり。
木や草にも「ん」から始まる「んーまに」や「んがな」など。
他にも、んーがま、んげせ、など日本の言語学では理解しづらい言葉が数多く残っている。
この島には、言語学者なる者が一歩たりとも足を踏み入れた形跡がない。
30年前に、早稲田大学の調査隊が出した調査報告を見ると、生活様式や行事などを書いてあるが、肝心な言葉に関する調査が欠落している。
昔の言葉を知る人は数少なく、空前の灯だ。
言語学者がいるとすれば、なんとか今の内なら間に合うかもしれない。南の島々の言語を調査すると、日本語と合い通じる、何かが見つかるのではないだろうか。
訳のわからない方言は他にも、出てくる。
お線香の事をこの島では、ハウと言う。
すぐ目の前の石垣島や竹富島、西表島などでも、この呼び方はないようだ。
だいたいが、クーと言うか、それが訛ったような呼び方のようだ。
それは、たぶん香から来ているのだろう。
しかし、なんでこの島だけ、ハウなのか、まったく訳が分からない。
お線香は、火をつけるのにマッチが必需品だ。
墓参へ出かける時、よく確認された。
忘れ物はないか・・・
ハウ、マッチ・・
どこかで聞いたような気がするな・・
石垣島唯一のマクドナルド、あまりの暑さにふらりと入ると女高生が6人二つのテーブルに陣取り、けたたましい声ではしゃいでいた。
スカートであぐら、片ひざ立てている子もおり、上品とは思えないが、制服からひかるの出た高校でないのに一安心。
沖縄人はよく「行くさ~」「行くね~」「行くば~」と言うようにさ~ね~ば~を語尾に付ける場合がおおい。
女高生の会話・明菜が哲也にレター出したば~ どうなったば~ フラば~よと語尾にば~付けでしゃべっている。
隣の子が携帯の写真を見せられ、ガハハーと高笑いの後 超ば~ っと言う。
何を言っているのか訳が分らない。ズーズー弁ならぬばーばー弁だ。
卒業後本土ヘ行くだろうが、まともに会話出来るのだろうか。
おい 女高生! いつからばーばーに成ったのだ。
f1205 イケメン
何しろ「パピプペポ」の発音が多い。
なぜかリーフをピーと発音、リーフの外は、ピーの外。昼もぴー、火もピー、ずっと一緒はピーズ一緒。
逃げるはピンギル。左はピーザイ。珍しいはピルマサー。
畑で使うクワはパーイ、ヘラはピラ、食するクレープはポッポ、包丁は「ポッツァ」掃除道具のほうきは「ポーキ」になりきりがない。
羽田から国内線最長の石垣島空港。南の島空港と書いてあるが読み方が「ぱい(南)の島」と空港看板にルビが書かれている。
写真で解かる通り石垣島では南はパイで当たり前のこと。パイロットのパイである。
タレント南原の苗字、ルビでパイバラは受けるかも。南野はパイの、選挙でパイバラ、パイ野のルビだと覚えやすくて書きやすい。
当選間違いないぞ‥
選管でパイは不適格と言われたら石垣空港のルビを見せればOKに成るだろう。
黒島には、全く理解出来ない言葉がある。
行け、という表現は、パリ、と言う。
日本国広し、島の数は、多くあると思うが、行け、という言葉をパリ、と表現する地区ないであろう。
フランスのパリ、がどのような意味を持っているのか知っている方は、教えてもらいたい。
仮に行け、あるいは、目指す、というような意味が、パリに込められているとしたら、それは大変なことだ。
方言が、フランスと関係あるという事になる。
歴史的にフランスとは無関係としか思えない島た。
イケメンの事を方言でいうと、パリメンだ。
パリパリの新入社員という言葉があるが、それは、行け行けの新入社員。
イケメンは当然、パリメンだ。
イケイケメンは、方言でパリパリメン。
ところで貴方は、パリパリメンかな??
f1204 パンティー欲しい
島の古老と飲むと、パンティパンティと言う発音が連発される。
パンティの意味は、いっぱい、と言う意味だ。
いっぱいいっぱい注げ、がパンティ、パンティと言う意味で使われオットットットーがパンティ、パンティになる。
だから飲む時パンティパンティ(いっぱい、いっぱい)と溢れんばかりに注ぎ連発は当たり前。
50年前冷蔵庫は無く氷も無い。島には水も乏しくおチョコで原酒。
オットットットー、いっぱい、いっぱい、パンティ、パンティになる。
下着のパンティは50年前日本に来た排除すべき外来語だ。
以前はサルマタ フンドシ ズロースと言っていた。
時代劇でパンティが出たら即カット、いかさまで放送中止!
だから島の古老と飲む時、パンティパンティパンティー(オットットットー)連発は当然。
ちなみに「お腹がパンパン」は「お腹がパンティパンティ」が正しいでしょう。
パンティパンティパンティー、(いっぱい、いっぱい、いっぱい)、溢れるが「パントゥリル」で「パンクル」は短略語。
島では正式な「パントゥリル」が使われ「パンクル」てはない。
なにしろ、丸々の感じ、太っちょ、はパンティかパンタルに近い発音になる。
太るはパンタルで中国のパンダ、多分太っちょの意味から名前がきているはずだ。
太っちょ、ERが付いてパンタラーになる。
パンタル(太る)のイントネーションとゴロ合がピッタリ、どう考えても偶然とは思えない。
今日も飲み屋で、オットットットー、パンティ パンティーが連呼、オチョコに口付けする。
島の古老にパンティ飲もう、と言うと喜ぶぞ。
パンティ行くわよ、と言うともっと喜ぶぞ。
貴方の愛がいっぱいいっぱい欲しい、は貴方の愛がパンティパンティ欲しいになる。
もしかして、国技館の満員御礼の垂れ幕、パンティ御礼にしたら受けるかも。
フンドシとパンティ、ゴロ合いがいいな・・
飲み屋で満員になったら、パンティ御礼の張り紙を数箇所に張ると大受け、連日パンティ御礼になる事、間違いなし。
なぜか、やっかいニョロ棒が入って、パ~ンティ~と発音すると昔々という意味になる。
今でも使われている方言だから問題なし。
だから島にはパンティーだらけという事になる。
満杯で破裂する状態を、パンクリル、と言う。
そう、自転車がパンクル、はこのパンクリルが原語でいっぱいいっぱいがついにパンクリル、パンクになる。
焼き鳥屋で飲む時、色気のない乾杯代わりに声高らかにパンティパンティパンティーを連呼して飲もう。
回りもつられ、皆んなでパンティパンティーだ!
f1203 むんぴる
若い青年二人、A君、B君と酒を飲んでいると、C君の話題、文句で盛り上がっていた。
そこへC君が、「よー!」と、入って来た。
話題は必然的に他の話題となり、アルコールが入り、その内A君が、先程のC君に対する文句話となってきた。
酔った勢いもあり「お前は第一、自分勝手で、どうのこうの・・」と説教に入ったのである。
C君は、切れるタイプなので、B君はなんとか、その話題を止めようと、色々気を使っている。
その内、A君が、B君に対し、「先ほどから黙っていたが、なんで俺を、むんぴるんだ!」と、荒れ出したのである。
むんぴる、とは方言で、つねる、ことだ。
ひかるはすかさず「よくぞこのような古い方言を知っていたもんだ」と、話題を方言に切り替え、場を治めたのである。
この島では、ぴる、という言葉が、いたるところに出てくる。
珍しいは、ぴるまさー、になる。
昼は、当然、ぴる、である。
女の子よ、この島は、ぴるだらけだが、売っていないぞ。
島自体がハートの形をしており、温暖な気候、繁殖牛がたくさん飼われ、受胎率は日本ナンバーワン。
すぐ子供が出来ちゃうぞ。
この島へ来る時は、ぴるを忘れずに・・・
ところで、男がぴるを飲んだら、どうなるのかなぁ・・・
ビール同様、酔うのかな、一度飲んでみようっと。
f1202 貴方は一万円か?
古老の話によると、昔は名字が無かったそうだ。
そのせいか、この島の古老達は、あだ名をよく使っている。
また、あだ名のつけ方が、ユニークで、特徴をよくとらえている。
普通は、大工屋あるいは畳屋、鍛冶屋など、職業による名前を使っているが、結構あだ名を使う場合が多い。
ある体の大きな巨漢の人がいたそうだ。その人のあだ名は、軍艦とつけたそうだ。まともに名前を言っても分からないが、軍艦といえば、すぐ島中で通じる。
そして、その一家は今でも軍艦屋、と呼ばれているそうだ。
その家の嫁は軍艦の嫁と呼ばれ、孫達は軍艦の孫と呼び、誰も苗字を使わない。
ひかるが帰郷し隣村を散策中、おばあちゃんが杖を持って石に腰掛け休んでいた。会釈をし通り過ぎようとしたら、まじまじと見て手招きする。
「初めて見る顔だが、あんたは、一万円か?」と言う。
何の事だ??
訳が分からない。
ボケているのか??
名字を言うと「やっぱりあんたは一万円だ」と言う。
そして、一万円の子供だと言う。
訳を聞くと、ひかるの父が生前、魚獲りの名人だった。
注文を聞き、注文通りの魚種を獲って来、売り歩いていた。
漁で稼ぐので、一日いくら稼ぐのだと聞いたそうだ。
父は「一万円に決めている。それ以上獲らない」と言ったそうだ。
その話一つで翌日からは、一万円というあだ名が島中、伝わったそうだ。
だから父に似ている、ひかるを一万円、いや、一万円の子供だと言う。
それにしても、一万円の子供なら五千円か?
まさか、千円という訳ではないだろう。
よく考えると、ひかるは聖徳太子と肩を並べる大大人物だぞ!!!
しかし大蔵省、なんとか一万円以上の紙幣を発行してくれ。
ひかるは一生、一万円を越えられないではないか。
出来れば、ひかるをモデルに・・・