2023年12月14日
AWS Lambdaで複数ファイルを使用したPython関数の作成
概要
AWS Lambdaはサーバーレスコンピューティングサービスで、Pythonを含むさまざまなプログラミング言語をサポートしています。この記事では、AWS LambdaでPython関数を複数のファイルで構築する方法に焦点を当てます。また、Pythonライブラリをコンテナを使って作成し、初期実行時のHandlerの設定についても説明します。
1.Python関数で利用するライブラリの準備
1-1. AmazonLinux 2023をベースにコンテナをローカルで実行させて、ライブラリを指定のフォルダに出力します。 この時、pipコマンドの -t オプションを使ってライブラリを出力します。
出力するフォルダはあらかじめHostのフォルダとBindしておきます。
FROM amazonlinux:latest
# package update & install
RUN dnf upgrade -y \
&& dnf install \
python3.11 \
python3-psycopg2 \
python3-devel \
python3-pip \
-y
CMD ["pip", "install -r requirements.txt", "-t /root/lib/python"]
2.出力されたライブラリのルートをpythonに変更します(決まり事です)
以下に例を示します。
3.ライブラリの設置
pythonフォルダ以下をZipで固めてLambdaのLayerとして登録、または、関数のルート直下に配置します
4.Python関数のコーディング
python関数を複数のファイルでコーディングしていきます。
この時、気になるのは、どのファイルのどの関数が起動時に実行されるかです。
指定は、AWSコンソールのコードが表示されている画面の下に、「ランタイム設定」のハンドラで指定します。 ファイル名.(ドット)関数名で指定します。
これで、設置は完了です。
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