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2014年11月05日

5連騰

今日の日経平均は、前場は35円安で良い調整になるかと思われました。しかし、後場は円安が進んで日経平均は切り返して16995円まで買われました。結果として5連騰になりました。目先的なことを考えると明日辺りまでは少し押した方が良いのではないかと思いますが、押すのは明日以降ということになりました。明日、明後日以降は押しておかしくないです。
6日はECB理事会があって7日は雇用統計があります。これで為替と株価がどう動くか注目です。特にECBが日銀のように追加的な緩和政策を決めるかは重要な注目点だと思います。
今月は17日まで消費税増税の検討会議が行われて、11月下旬以降に消費税増税を予定通りに行うか安倍総理が決めます。この結果の影響も見た上で中長期の上昇相場がはっきりと見えて来るか大事な期間になりそうです。


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中長期的な上昇相場に持って行けるか

昨夜の大証の日経平均先物の安値は16660円で日足のボリンジャーバンド+2σがサポートになりました。シカゴ日経平均先物の終値は16945円でした。
数日は保ち合いになって三角保ち合いを作る可能性もあるでしょう。
押し目買いで見ていますが、ここから中長期的な上昇相場に入っていくためには日銀の追加金融緩和だけでは物足りないと思います。
11月後半以降には日本の消費税増税をどうするか決定されます。予定通り実行されるのか、それとも先送りされるのか。この決定に対してマーケットがどう反応するか確認したいです。
そして、原油価格WTIが3年ぶりの安値になっていることからも世界的な景気減速懸念が強まっています。その主因の一角が日本であり、EUだと思います。
日本は追加緩和をしたので今後は政府が補正予算を組むなど景気対策が必要でしょう。アベノミクスの第三の矢をしっかり決めて実行する必要もあります。
EUは6日にECB理事会を開催します。量的金融緩和に踏み切れるか注目です。EUは内部対立があると報じられているので6日からの動きは注意したいと思います。
日本やEUが政策を打ち出せると株価は中長期的な上昇相場につながっていく可能性があると思います。個人的には消費税増税は先送りした方が良いのでないかと思います。


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