2014年08月11日
ひとまず5日移動平均を上回った 下げ過ぎの修正を試した後はどうなるか
日経平均は終値で5日移動平均線を何とか上回りました。まだ日足の先行スパン(雲)上限は超えていません。下向きのボリンジャーバンド−σが上値を抑えています。
ここを超えると、7月末戻り高値からの下げ幅の半値戻り15256円や25日線のある15350円あたりが戻りの目途になる可能性があります。
今週は13日発表の4−6月GDPがたいへん注目されています。ラジオで鈴木 一之氏はマクロ系ヘッジファンドがGDPは悪い予想を超えて更に悪い方にベットしていると話していました。驚くほど悪い可能性があるのでしょうか。
その一方で、4−6月GDPが悪い場合に景気対策の期待もあるようです。ただ、安倍総理も夏休みに入りますし、9月初めには内閣改造もあるので、政策的な動きが出るのは9月以降でしょう。8月はせいぜいGPIFの話題だと思います。
もし13日のGDPから株式相場が弱い展開になる場合にはジャクソンホールでのシンポジウムが22日〜24日にあって、このあたりが目途になるかもしれません。25日(月)は新月です。
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