株式相場あれこれ　トレンドと投資タイミング

今夜はECB理事会で量的金融緩和が提案されると予想されています。報道によると月500億ユーロのユーロ圏国債購入を最低1年間継続するのではないかということです。こうした観測を背景にドイツDAX指数は連日の最高値更新です。
25日のギリシャ総選挙もあるので目先的な市場の反応としてはECBの件は材料出尽くしになるかもしれませんが、実際に量的緩和が決まれば株式相場にとってはポジティブでしょう。
昨日の日経平均株価は5日移動平均が下値、13週移動平均が上値で25日移動平均を挟んでもみ合いでした。今日もECB理事会を控えて上にも下にも動きにくいことが考えられます。
中期的には春に向けて、そろそろ次の相場がスタートする期待をしています。25日のギリシャ総選挙や27,28日のFOMCを過ぎると動き出すのか見極めたいです。少し遅れて2月に入ってから動き出すとしたら、決算発表のピークの6日あたりやSQの13日あたりからの動きが注目されます。一昨日、昨日動きを見る限りは下げたところでは買いが入りやすくなって来ているようです。しかし、まだ上がったところでは利食いや戻り売りが多い印象です。やはり25日移動平均やSQ値を確り上抜けてサポートにする形になることがポイントだと思います。来週29日頃からそうした形に入って行けるか注目です。今週は13週線を抜けるかも気になるところです。

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