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2014年08月22日

10連騰へ

21日のNYダウは続伸して17039.49ドルに回復しました。シカゴ日経平均先物は15650円でした。この水準で今日の日経平均が寄り付くと昨日に続いて窓を空けて、8月8日安値以降の4つ目の窓になります。
それと共に今日上がると7月31日戻り高値から下落した時の窓15618円を埋める可能性が出て来ました。7月31日と8月1日の間の窓は埋めた方が良いでしょう。そうなると、日経平均が今日で10連騰になります(終値ではどうなるかはわかりません)。今日は1988年2月の13連騰以来の10連騰になるか。

今夜はアメリカでイエレンFRB議長の講演があって、利上げの前倒しを示唆するような発言があるか注目されます。しかし、イエレンFRB議長の立場では、はっきりと利上げの時期に触れるようなことはないだろうと思います。
日経平均は9連騰、10連騰の後ですし、イエレンFRB議長の講演内容が無難なものであれば、株価と為替は一旦は押しておかしくないでしょう。来週は少し押し目をつくって、押し目買いが成功するような相場を期待します。
日経平均の週足チャートは昨年末高値と先月末高値を結んだ上値抵抗線を引くことができます。週足の形状は昨年末以降、三角保ち合いになっているとも言えそうです。この上値ラインをいつの時点で抜けるかも注目ポイントです。







2014年08月21日

日経平均は9連騰

9連騰で日経平均は15586.20円でした。正直なところ、今日は前場では上がっても終値ではマイナスになるかもしれないと思っていました。9連騰もすると、一旦は押すことが多いです。もし明日も上がって10連騰になると1988年以来のことになるようです。1988年と言えば、バブル相場の入り口だったのでしょう。

7月31日の戻り高値から下げた時に窓が15618円にあります。10連騰するなら、この窓を埋めてほしいです。もっと言えば、7月31日戻り高値を更新してほしいです。
さすがに来週は多少の押しがあると思いますが、この9連騰が上昇相場の入り口なのか、それとも昨年12月のような高値をつける最終的な場面なのか。中長期的な目で見たら、上昇相場の入り口と見たいです。ただ、このまま上昇トレンドを続けて行くのか、それとも秋の調整を挟んでから来年に向けた上昇相場入りするのかはまだ判断が難しいと思います(もし秋に調整があれば、そこが買い場という見方です)。
まずは明日の変化日の後、おそらく来週は押し目があると思うので、良い押しを入れて9月にかけてもう一段上がれる場合は着いて行きたいです。







どうせなら15618.85円の窓を埋めたかったが

前場終値の日経平均株価は121.37円高の15575円でした。高値は15601.99円でした。
窓を空けて節目の15500円を超えて、寄り付き後も上げ幅を伸ばしました。3空ですし、今日も値上がりで引けるとサイコロは10勝2敗になるので押しておかしくないところですが、強い展開です。今日は大型株主導で上がったようです。
10時台に15601円の高値がありましたが、15618.85円には7月31日と8月1日の間の窓があります。この窓を埋めてから少し調整するのが本当は望ましいでしょう。後場は利食いが出やすいでしょうから、今日は窓を埋められないかもしれません。上に窓を残すのは気がかりではあります。
明日はイエレンFRB議長の講演があって、日柄からは変化日です。今日か明日に一旦の高値をつけることになるのかどうか。明日以降、来週からの動きがポイントです。連騰後なので少し押し目を挟むのはおかしくありません。
イエレンFRB議長の講演後も為替が円安傾向を維持できるなら、来月にかけて日経平均は押し目を入れながら確りと見たいですが、問題は米国株式です。イエレンFRB議長の講演の後に米国株がどう反応するのか。これも明日の注目ポイントです。








ギャップアップで寄ると3空

今朝はFOMC議事録が公開された後、円安が進んでドル円が103円70銭前後になっています。シカゴ日経平均先物は15560円と、昨日までの上値抵抗の15500円を突破しました。
ただし、今日も窓を空けて高く寄り付くと、日経平均の日足は3空になります。また、サイコロは昨日に既に9勝3敗で今日も値上がりすると10勝2敗になります。通常は一旦押す場面です。短期的な高値警戒感は出るのではと思います。
円安になった理由はFOMC議事録の公開で早期利上げの可能性が高まったからでしょう。明日のイエレンFRB議長の講演でも同様に早期利上げを示唆する内容になるのか気になります。その場合の米国株式の反応が目先の日経平均にも影響するでしょう。日柄からも明日22日前後は変化日なので、ここからの日米株式の動向は注目です。
いずれにしても、一旦は少し押すのではないでしょうか。押しても5日線あたりがサポートになるなら強い展開が続くのだろうと思います。








2014年08月20日

目先は少し調整も?

日経平均は8日続伸になりました。4.66円高で、15500円に近づくと上値が重くなりました。TOPIXは小幅マイナスでした。日経平均も連騰後の調整があっておかしくないと思います。
今日は為替ドル円が待望の103円台になったので日経平均は15500円を超えるかと期待しましたが、昨日と今日は15400円台のもみ合いで、日足は陰線になっていることからも15500円に近づくと戻り売りが出ていたようです。
この後、早期に15500円を抜けるかどうかは米国株しだいでしょう。売買代金がまだ盛り上がっていないことや8連騰で少し過熱感があるとすれば、8月8日安値から今日の戻り高値への上げ幅の3分の1押しや38.2%押しがあっても良いと思います。
イエレンFRB議長の講演がある今週末のジャクソンホールでのシンポジウムを通過すると、来週はもっと市場参加者が増えて、日経平均は15500円超えを狙えるかもと期待しています。その場合、イエレンFRB議長の講演後も為替ドル円が103円台で円安傾向で推移して、米国株式がしっかりしていることが条件になると思います。米国株式は最高値圏なので上値は限られるのかもしれませんが、もうしばらく確り推移してほしいところです。
今週後半の日経平均は押して来週から切り返す動きになるかどうか。
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日経平均は小幅安

前引けの日経平均は8.09円安、15441円でした。朝方に15492.88円の高値がありましたが、15500円には届きませんでした。徐々に上げ幅を縮めて11時を回ってからマイナスに転じました。昨日まで7連騰だったので、ここで押すのは無理のないところでしょう。
日足の一目均衡表では遅行スパンがローソク足の高値のところでサポートされています。このまま遅行スパンがローソク足の上で推移できるかは見ておくべきポイントです。
5日移動平均線と25日移動平均線はゴールデンクロスしています。
15500円を早く上抜けたいところですが、ここで下値を固めて抜けることができるかが来週にかけての焦点になります。
今夜はアメリカではFOMC議事録の公開があって、22日は注目のイエレンFRB議長の講演があります。日柄からも変化日なので22日以降の株価と為替の方向は大事です。


節目の15500円

米国株式は続伸して、シカゴ日経平均先物は15500円に上がりました。今日の日経平均は15500円に回復することが期待されます。ただし、日経平均は今日も値上がりすると8連騰になります。今夜はFOMC議事録の公開があったり、22日にはイエレンFRB議長の講演がジャクソンホールであります。8連騰、9連騰になると、一旦は押し目があるのが普通です。8連騰するということは、それだけ強い相場ではあるのでしょうけど、売買代金で見ると、まだ少ないですし、このまま15500円を抜けるかはわかりません。15500円のところで空売りや先物売りが入ると、買戻しで7月31日高値をあっさり更新する期待も出て来るのかもしれません。
米国株式では日経平均に連動しやすいナスダックが高値更新したのが大きいと思います。米国の株価三指数の中で今はナスダックが1番強いです。NYダウはやっと50日移動平均に上に戻って来ました。50日移動平均線を越えたことは好材料だと思います。
(ナスダックのチャート)
http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$COMPQ
(NYダウのチャート)
http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$INDU
ナスダックが強いことから、来週に向けては日経平均が15500円を抜けて7月31日戻り高値を更新することを期待しますが、それには22日のイエレンFRB議長の講演で為替や米国株がどう反応するかがポイントだと思います。



2014年08月19日

15500円の手前で足踏み?

後場の日経平均も狭いレンジで15450円を挟んだもみ合いでした。日経平均が7連騰して少し過熱感が出ているせいか、個別株も前場で高値をつけて利食いが出ているような印象もありました。前場に下げていた建設株もそうした印象でしたが、後場の引け前にプラスに転じて再び建設・土木関連に資金が戻っているようでした。
日経平均は15500円が節目になっているので、直ぐには上抜けないで、このあたりでもみ合う動きになるのかもしれません。その間は個別株物色が続くことが考えられます。
日経平均がはっきり16000円方向や昨年末高値を抜けるには為替が円安になってドル円が103円の節目を抜けて104円、105円方向に動き出すことが必要なのだろうと思います。為替がそうした動きになるにはアメリカの利上げが意識されることが条件になります。今はまだアメリカの利上げが近くないという見方からアメリカの長期金利が上がっていません。これが反転して長期金利が上がるタイミングがいつになるかは注目ポイントです。
目先では22日のイエレンFRB議長の講演で為替に動きが出るのかどうか。今のところは早期利上げを連想させるような発言はないだろうと見られているようです。







次は15500円の節

前場は139.98円高の15462円でした。窓を空けて寄り付いて一気に25日移動平均線を抜けました。
今度は25日移動平均線を下値サポートラインにして上昇トレンドに入れるかが注目点です。
25日移動平均線は上向いて来て、5日線とゴールデンクロスしそうな位置関係です。25日線をサポートにできる可能性はあると思います。
ただし、15500円は今年の重要な節目になっています。7月もやっと抜けたと思ったら、7月31日が戻り高値になって、14754円まで押し戻されました。
この先は早々に15500円を上抜けて行けるのか、それとも例年のように10月あたりにかけて再度の株価調整があって、その後で上抜けるのか。そのあたりが秋にかけてのポイントではないかと思います。
日柄的には21,22日あたりは変化の可能性はあります。連騰後ということも気にはなるところです。





ナスダック指数は高値更新

18日のNYダウは175.83ドル高の16838.74、ナスダックは43.39ポイント高の4508.31。ナスダックは年初来高値を更新しました。S&P500指数は50日移動平均を超え、NYダウは50日移動平均に迫っています。
(ナスダック)
http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$COMPQ
(NYダウ)
http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$INDU
22日のイエレンFRB議長の講演まで株価は動きにくいかと思いましたが、良い動きになっています。これで日経平均も25日移動平均線を越えそうです。
目先的に注意すべきは今日も上がると7日続伸になります。騰落レシオは昨日で106.22%に上がっています。今週中、更に上昇して明日、明後日まで上がると、目先の高値をつける可能性はあります。今週中に少し調整を挟むのかどうか。
やはり、22日はポイントになる変化日だと思います。イエレンFRB議長の講演に対して為替や米国株式がどう反応するかはたいへん気になります。








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