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2015年08月24日
外側×外側
今日は趣向を替えて又吉直樹の話です
特ダネVS又吉の構図になったってだけの芸能人対マスコミのありふれたものです
ただこれに一言、二言、講釈を垂れたくなったのはヒップホップ的なものを感じまして
発端はTV番組「とくダネ!」のスタッフが無茶ぶりで「候補作になった今の気持ちを俳句で」と又吉に投げかけた事から
その前からちょっとした諍いはあったようですが、他の記事でも充分書いてあるでしょうから割愛
それを聞いた小倉智昭のコメントが「川柳でって言った時には芸人さんの気持ちでシャレでやってくれればいいのにね。もう本人完璧に小説家になってますよね」
と、チクリ
ここからが本題、ここで又吉と小倉のあいうえお作文合戦です
又吉「今更ですが、川柳できたよ。『おっさんの 愚痴聞く朝は 楽じゃない』お、ぐ、ら、で作ってみたよ」とツイート
さらに小倉にも司会者川柳をリクエスト
対して小倉「また朝か 夜も遊ばず 司会業」
これビーフっぽいなぁって
小倉はアンサーを返したものの
そのアンサーはdisではなかったんで決着はうやむやになりましたが…
とにかくこういう言葉遊びって日本のヒップホップ的で取り上げたくなったもので
勿論、川柳、俳句、和歌、韻文、全てヒップホップよりも生まれの早い文化ですが
でも日本語ラップ(特に韻踏)は言葉遊びじゃん、
いとうせいこうも言ってたじゃない引用こそヒップホップと
ヒップホップって元は他ジャンルからのサンプリングだし
”影響を受けないと物は生まれない”を顕著に表してる文化だね
と、ごちゃごちゃと失礼しました
又吉直樹/火花