そういえば最近、BlogCat さんがあちこちのサイトを手直ししてるから、記事の更新が滞ってるみたいねー。リンクを整理したりとか、Amazon の広告を貼ったり、css いじったりと色々大変そうねー。そんなことしたってアクセスが増えるとは思えないけどねー。こばとみたいに面白い記事を書かないとダメよねー。そんなわけで、今日も『こばとの数学基礎講座』を始めましょー。
こばとの数学基礎講座
三角関数とベクトル編F xy 平面上でベクトルを表してみましょう
足し算、引き算を矢印のつなぎ合わせで考えるのは楽しかったですけど、数直線上の実数を扱っているだけなら、特に必要な概念ではありません。1 次元の向きは正か負の 2 方向しかないわけですから、数字と「 + 」、「−」という記号があれば事足りるのです。
ところが2次元になると、平面上の点は (1, 1) とか (2, 3) とかいうように、2つの数字を指定して座標で表すことになります。関数 y = f(x) 上の点 (x, y) を表すだけなら、これだけでも十分ですけど、このままでは「 + 」とか「−」という演算が1次元の数直線上に限られてしまって窮屈だし、少しも発展性がないので
「平面上の点を使って、今までみたいに 1 + 1 = 2 のような計算ができないかなあ」
と頭を悩ませるのです。そして考えに考えた末に ......
「そうだ! (x, y) ひと組で1つの数を表すことにしたらどうかな! 例の矢印を使えば、そんなこともできちゃいそうだよ!」
と思いつくのです(ちょっと強引な展開?)。試しに原点から (1/√2, 1/√2) まで矢印を引いてみます。
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