Excel VBA 数学実験室

 Excel と VBA を用いた数学実験ブログです。
 Excel の機能を使って色々な関数のグラフを描いています。
 ブログの片隅に「こばとちゃんの数学コーナー」もあります。
 ≫ 姉妹サイトにて「数論講座」連載中!
 ≫ Python プログラミングのサイトを始めました!
<<[*]前の記事へ  [#]次の記事へ>>

変数分離して微分方程式を解きます
(Blog Cat at 10/16 01:48)
[2/3ページ]

  この解を y = f(x) とおくと、

画像カメラ
となります。
(2) y(0) = 1 + A = 2 なので A = 1
  この解を y = g(x) とおくと、

画像カメラ
となります。

(3) y = f(x) を微分すると

画像カメラ
 f'(x) = 0 となるのは x = 0 。
 f'(−1) < 0, f'(1) > 0 なので f(0) は極小値です。
 さらに y(−∞) = 1, y(+∞) = 1 です。

 また g(x) = −f(x) + 2 ですから、f(x) のグラフを x 軸で上下折り返して y 軸方向に 2 を加えればよいことがわかります。以上より、グラフの概形はまとめて次のようになります。

 変数分離微分方程式.gif

 ちなみに A = 0 のとき、すなわち y = 1 も解曲線の1つであり、微分方程式を満たしていること
<<[4]前ページへ  [6]次ページへ>>

右斜め下コメント(0)
右斜め下トラックバック(0)

<<[*]前の記事へ  [#]次の記事へ>>

0目次