音楽、希望、愛、そして再生を描く楽しくて心温まるストーリー『ジョイフル♪ノイズ』。

監督は脚本も手掛けたトッド・グラフ。 2003年に監督としてデビュー、また俳優としても活躍しており、ブロードウェイ作品『Baby』でトニー賞およびシアター・ワールド賞にノミネートされ、映画では『アビス』(1989)、『希望の街』(1991)、『ストレンジ・デイズ／1999年12月31日』(1995)等に出演している。
出演はクイーン・ラティファ、ドリー・パートン、クリス・クリストファーソン、コートニー・B・ヴァンス、他。
何か久々のドリー・パートンって気がします。 まぁ女優というより歌手ですが。 映画では『マグノリアの花たち』のトルヴィ役かな。 ちなみに今は亡きホイットニー・ヒューストンが歌って大ヒットした『ボディ・ガード』のテーマ曲にもなった、"I Will Always Love You"はドリー・パートンの曲です。
クイーン・ラティファも今は女優としても有名ですが、彼女も歌手です。 歌手というよりラッパーです。 映画では『シカゴ』、『TAXI NY』が有名かな。
クリス・クリストファーソンも俳優としてのキャリアが長いですが、元々歌手です。 『ブレイド』シリーズのウィスラー役が分かりやすいところ。

『天使にラブ・ソングを･･･』、『デュエット』などと同系譜のミュージックムービー。
カントリー界の大御所ドリー・パートンと、女性ラッパーの重鎮クイーン・ラティファが魅せるゴスペルは必見。 また映画の中では、ドリー・パートンが先進的な音楽を推し、クイーン・ラティファが昔ながらの形式ばったゴスペルを重んじる役。 現実とは逆のキャラで演じる2人の掛け合いも見所。　とても楽しい映画です。