eco検定　正文まとめ

・大規模事業の環境影響を調査、評価し、その結果を踏まえて環境への保全を考慮した事業計画を作る制度を環境アセスメントという。
（環境影響評価法では事業の規模により第１種事業と第２種事業に分けている。第１種事業では環境アセスメントの実施が必須となる。）

・「環境影響評価法」では、環境アセスメントの決定、環境アセスメントの結果に関し、国民および地方公共団体の意見を聞くことが定められている。

・環境アセスメントは第１種事業、第２種事業ともにその事業を行う事業者が自ら行わなければならない。

・個別の事業に先立つ「戦略的な意思決定段階」に行う環境アセスメントを「戦略的環境アセスメント」という。
（事業の計画、実施に枠組みを与える上位計画や政策を対象。）

・戦略的環境アセスメントは環境影響評価法で定める内容よりも上位の段階での広範囲な環境配慮を行う仕組みである。
（法律上実施は定められていない）

・「自然の叡智」をテーマに掲げた愛知万博「愛・地球博」では、環境アセスメントのモデルになるよう様々な先駆的試みが行われた。
（オオタカの保護、騒音対策、照明対策など）