2014年07月05日
11位タイの石川遼、スコア伸びずもショットに好感触
11位タイの石川遼、スコア伸びずもショットに好感触!
<長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント
2日目◇4日◇ザ・ノースカントリーGC(7,050ヤード・パー71)>
国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」の2日目。
2アンダー12位タイから出た
石川遼は3バーディ・3ボギーの“71”でラウンド。
スタート時と同じトータル2アンダーでホールアウトし、
順位は11位タイに浮上した。
バーディに始まり、
バーディに終わるラウンドだった。
初日スタートホールで池ポチャボギーを叩いた石川だが、
この日はホールこそ違うものの、
1番ホールでバーディ発進に成功。
前日とは打って変わり、
絶好のスタートを切った。
しかし、
続く2番ホールで早くも流れが変わる。
ティショットをグリーン手前にオンさせた石川はファーストパットを1メートルオーバーさせると、
返しも外して3パットのボギー。
続く3番、4番ではいずれもピン近くに寄せたが、
悪い流れのままチャンスを決めることができない。
ここからは7つのパーを並べてスコアを停滞させた。
それでも
「昨日より良かった」という好調なショットを武器に的確にグリーンをとらえ続けた石川。
この日は、
午前中から強い風の吹くタフなコンディションの前に一時はスコアを1アンダーに後退させたが、
最終ホールで残り225ヤードから2オンに成功。
これを2打で沈めてバーディとして、
トータル2アンダーでホールアウトした。
前日よりも2打悪い“71”でのラウンドとなった石川だが、
「スコアは悪かったけど、
内容は今日のほうが良かった」とその心中を明かした。
石川いわく、
昨日は乱れたショットをショートゲームでカバーする“落とすか耐えるかのゴルフ”だったが、
この日は好調なショットを武器に“伸ばすか伸ばさないかのゴルフ”。
結果としてはパットが決まらずスコアを伸ばすことができなかったが、
課題とする“ショット力”に一定の成果を挙げられたことを喜んだ。
「最終日に優勝争いできるように、
明日は頑張って順位を上げたい」。
思うようにゴルフが噛み合わない石川だが、
現在の順位は首位と4打差の11位タイと逆転圏内。
この日のようにショットが切れ、
初日のようにパットが決まれば、
2012年以来となる国内男子ツアー優勝も見えてくる。
松山英樹、
まさかの連続ボギー発進も終わってみれば…
国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」の2日目。
イーブンパー39位タイから出た松山英樹は初日と同じく3バーディ・3ボギーの“71”でラウンド。
予選ラウンド2日間をトータルイーブンパーで終え22位タイで決勝ラウンドに進出した。
前日「フィーリングのズレがある」と話した松山だが、
この日も噛み合わないプレーを展開。
スタートの1番でセカンドショットをピン奥10メートルにオーバーさせると、
下りのパットを2メートルショートさせてまさかの3パット。
続く2番でもグリーン手前からのアプローチを寄せきれず、
2日目は連続ボギーからのスタートとなった。
「スタートでつまづいで、
ずっと苦しい流れだった」。
4番ホールでバーディを取り返した松山だったが、
後が続かない。
「グリーンの硬さと速さが頭で考えたものと違った」とセカンドショットをピンに寄せきれず、
決めたい距離のバーディパットも決まらない。
9番ホールで長いバーディパットを沈めてスコアをイーブンに戻したが、
バックナインに入って12番で再びボギー。
この時点でトータル1オーバー、
予選カットラインも視界に入る苦しい位置だった。
しかし、
ここで崩れないのも松山の強さ。度々きわどいパーパットを決めてスコアをキープすると、
最終ホールでは2日連続のバーディ締め。
最後の最後でスコアをイーブンパーまで戻して予選ラウンド2日間のプレーを終えた。
前日を上回る風速8.1m/sの強い風が吹いたこともあり、
この日も苦戦を強いられた松山。
「ミスが続いた時に上手く修正できなかった」とショットの内容には不満が残ったが、
「そんな中でも粘り強くプレーできたのは良かった」とこの日のプレーを振り返った。
結果として、
風がさらに強さを増した午後にプレーした選手たちの多くがスコアを落としたため、
松山の順位は22位タイまで浮上。
首位との差もまだ6打と十分逆転圏内だ。
「1つでも伸ばして、
上位に上がりたい」。
米ツアー4人目の優勝者となった松山の本領が発揮されるのはこれからだ。
首位タイの小田孔明、
“全英意識”のレイアップでリスク回避
国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」の2日目。
2アンダー12位タイから出た小田孔明が5バーディ・1ボギーの“67”をマーク。
この日のベストスコアをマークして藤本佳則、
ハン・ジュンゴン(韓国)、山下和宏と並ぶ首位タイに浮上した。
「セカンドショットで何とか乗せて、
しのいでしのいでやっていた感じです」。
この日の小田は武器であるティショットのコントロールに苦戦するが、
好調なアイアンショットでそれをカバー。
さらに3番で10メートル、
最終18番では13メートルをチップインさせるなど、
ショートゲームでスコアを作って見せた。
また2週間後に控える海外メジャー「全英オープン」を意識したプレーも随所に見られた。
例を挙げれば、
最終18番ではあえて狙える距離から残り100ヤードにレイアップするなど、
「リスクを冒さず刻んでバーディを獲る」ことを課題に予選ラウンド2日間をプレー。
それが奏功してか、
大きなミスを出すことなく予選ラウンドを首位タイの好位置で終えた。
今大会は賞金総額2億円を誇るビッグトーナメント。
そのため小田も「賞金が高いから嫌でも気合は入ってきますよ」とタイトル奪取に燃えている。
小田は今季「〜全英への道〜ミズノオープン」で予選を落ちを喫した以外は、
残る5試合全てでベスト10フィニッシュ。
「関西オープン」では自身初の逆転優勝を飾るなど勢いに乗っているだけに、
最後まで優勝争いに加わるであろうことは間違いない。
藤本佳則、
“肉体改造”で飛距離アップ!?<2日目コメント集>
国内男子ツアー
「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」は予選ラウンドを終えて、
小田孔明、
黄重坤(韓国)、
藤本佳則、
山下和宏の4選手が
6アンダーで首位タイに並んだ。
注目の石川遼は2アンダー、
松山英樹はイーブンパー22位タイでそれぞれ決勝ラウンドに進出している。
以下に主な選手のコメントを掲載する。
○藤本佳則(トータル6アンダー首位タイ)
「まあまあじゃない?
今日も昨日と一緒で全部が良かった訳じゃないし、
悪いわけじゃないし。
ショットは悪くないけど、
中途半端ですね。
(ドライビングディスタンス7位)トレーニングのお陰じゃないですかね。
身体能力は上がったと思います。
よく振れているので、
自分でも飛んでるなという感覚がありますね。
(オープンウィーク)ラウンドはしないで、
トレーニングをやってました」。
○黄重坤(トータル6アンダー首位タイ)
「今日は風が強く感じたけど、
ショットの感じが良かったので、
良いスコアで回れました。
パターや距離感がいまいちですけど、
まあまあです。
ミスショットをしても次のショットがいいポジションからプレーできるように集中してプレーをしたいです」。
○ 山下和宏(トータル6アンダー首位タイ)
「前半が大変でしたね。
今日はホントに風が吹きましたでしょ?
これがセガサミーカップかと思いましたね。
グリーンがこの硬さでフォローだとどうしていいかわからないですよ。
(決勝ラウンドに向けて)何も変える必要がないので、
今日のゴルフをしたいですね。
明日はキョンテと一緒かな?
キョンテとは回ったことあるんですけど、
その時はいい感じだったので楽しみですね」。
○ 谷口徹(トータル5アンダー単独5位)
「3番のしょうもないボギーの後、
よう耐えたわ。
意外と頑張ったな。
後半風もよくわからんし、
ホントタフなコンディションだったわ。
今までの経験が生きたって感じやな。
今週でまた休めるので、
1発ガツンといって1位になろうと思ってますよ。
この試合に狙いを定めて気合入れてきましたからね」。
ecar
<長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント
2日目◇4日◇ザ・ノースカントリーGC(7,050ヤード・パー71)>
国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」の2日目。
2アンダー12位タイから出た
石川遼は3バーディ・3ボギーの“71”でラウンド。
スタート時と同じトータル2アンダーでホールアウトし、
順位は11位タイに浮上した。
バーディに始まり、
バーディに終わるラウンドだった。
初日スタートホールで池ポチャボギーを叩いた石川だが、
この日はホールこそ違うものの、
1番ホールでバーディ発進に成功。
前日とは打って変わり、
絶好のスタートを切った。
しかし、
続く2番ホールで早くも流れが変わる。
ティショットをグリーン手前にオンさせた石川はファーストパットを1メートルオーバーさせると、
返しも外して3パットのボギー。
続く3番、4番ではいずれもピン近くに寄せたが、
悪い流れのままチャンスを決めることができない。
ここからは7つのパーを並べてスコアを停滞させた。
それでも
「昨日より良かった」という好調なショットを武器に的確にグリーンをとらえ続けた石川。
この日は、
午前中から強い風の吹くタフなコンディションの前に一時はスコアを1アンダーに後退させたが、
最終ホールで残り225ヤードから2オンに成功。
これを2打で沈めてバーディとして、
トータル2アンダーでホールアウトした。
前日よりも2打悪い“71”でのラウンドとなった石川だが、
「スコアは悪かったけど、
内容は今日のほうが良かった」とその心中を明かした。
石川いわく、
昨日は乱れたショットをショートゲームでカバーする“落とすか耐えるかのゴルフ”だったが、
この日は好調なショットを武器に“伸ばすか伸ばさないかのゴルフ”。
結果としてはパットが決まらずスコアを伸ばすことができなかったが、
課題とする“ショット力”に一定の成果を挙げられたことを喜んだ。
「最終日に優勝争いできるように、
明日は頑張って順位を上げたい」。
思うようにゴルフが噛み合わない石川だが、
現在の順位は首位と4打差の11位タイと逆転圏内。
この日のようにショットが切れ、
初日のようにパットが決まれば、
2012年以来となる国内男子ツアー優勝も見えてくる。
松山英樹、
まさかの連続ボギー発進も終わってみれば…
国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」の2日目。
イーブンパー39位タイから出た松山英樹は初日と同じく3バーディ・3ボギーの“71”でラウンド。
予選ラウンド2日間をトータルイーブンパーで終え22位タイで決勝ラウンドに進出した。
前日「フィーリングのズレがある」と話した松山だが、
この日も噛み合わないプレーを展開。
スタートの1番でセカンドショットをピン奥10メートルにオーバーさせると、
下りのパットを2メートルショートさせてまさかの3パット。
続く2番でもグリーン手前からのアプローチを寄せきれず、
2日目は連続ボギーからのスタートとなった。
「スタートでつまづいで、
ずっと苦しい流れだった」。
4番ホールでバーディを取り返した松山だったが、
後が続かない。
「グリーンの硬さと速さが頭で考えたものと違った」とセカンドショットをピンに寄せきれず、
決めたい距離のバーディパットも決まらない。
9番ホールで長いバーディパットを沈めてスコアをイーブンに戻したが、
バックナインに入って12番で再びボギー。
この時点でトータル1オーバー、
予選カットラインも視界に入る苦しい位置だった。
しかし、
ここで崩れないのも松山の強さ。度々きわどいパーパットを決めてスコアをキープすると、
最終ホールでは2日連続のバーディ締め。
最後の最後でスコアをイーブンパーまで戻して予選ラウンド2日間のプレーを終えた。
前日を上回る風速8.1m/sの強い風が吹いたこともあり、
この日も苦戦を強いられた松山。
「ミスが続いた時に上手く修正できなかった」とショットの内容には不満が残ったが、
「そんな中でも粘り強くプレーできたのは良かった」とこの日のプレーを振り返った。
結果として、
風がさらに強さを増した午後にプレーした選手たちの多くがスコアを落としたため、
松山の順位は22位タイまで浮上。
首位との差もまだ6打と十分逆転圏内だ。
「1つでも伸ばして、
上位に上がりたい」。
米ツアー4人目の優勝者となった松山の本領が発揮されるのはこれからだ。
首位タイの小田孔明、
“全英意識”のレイアップでリスク回避
国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」の2日目。
2アンダー12位タイから出た小田孔明が5バーディ・1ボギーの“67”をマーク。
この日のベストスコアをマークして藤本佳則、
ハン・ジュンゴン(韓国)、山下和宏と並ぶ首位タイに浮上した。
「セカンドショットで何とか乗せて、
しのいでしのいでやっていた感じです」。
この日の小田は武器であるティショットのコントロールに苦戦するが、
好調なアイアンショットでそれをカバー。
さらに3番で10メートル、
最終18番では13メートルをチップインさせるなど、
ショートゲームでスコアを作って見せた。
また2週間後に控える海外メジャー「全英オープン」を意識したプレーも随所に見られた。
例を挙げれば、
最終18番ではあえて狙える距離から残り100ヤードにレイアップするなど、
「リスクを冒さず刻んでバーディを獲る」ことを課題に予選ラウンド2日間をプレー。
それが奏功してか、
大きなミスを出すことなく予選ラウンドを首位タイの好位置で終えた。
今大会は賞金総額2億円を誇るビッグトーナメント。
そのため小田も「賞金が高いから嫌でも気合は入ってきますよ」とタイトル奪取に燃えている。
小田は今季「〜全英への道〜ミズノオープン」で予選を落ちを喫した以外は、
残る5試合全てでベスト10フィニッシュ。
「関西オープン」では自身初の逆転優勝を飾るなど勢いに乗っているだけに、
最後まで優勝争いに加わるであろうことは間違いない。
藤本佳則、
“肉体改造”で飛距離アップ!?<2日目コメント集>
国内男子ツアー
「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」は予選ラウンドを終えて、
小田孔明、
黄重坤(韓国)、
藤本佳則、
山下和宏の4選手が
6アンダーで首位タイに並んだ。
注目の石川遼は2アンダー、
松山英樹はイーブンパー22位タイでそれぞれ決勝ラウンドに進出している。
以下に主な選手のコメントを掲載する。
○藤本佳則(トータル6アンダー首位タイ)
「まあまあじゃない?
今日も昨日と一緒で全部が良かった訳じゃないし、
悪いわけじゃないし。
ショットは悪くないけど、
中途半端ですね。
(ドライビングディスタンス7位)トレーニングのお陰じゃないですかね。
身体能力は上がったと思います。
よく振れているので、
自分でも飛んでるなという感覚がありますね。
(オープンウィーク)ラウンドはしないで、
トレーニングをやってました」。
○黄重坤(トータル6アンダー首位タイ)
「今日は風が強く感じたけど、
ショットの感じが良かったので、
良いスコアで回れました。
パターや距離感がいまいちですけど、
まあまあです。
ミスショットをしても次のショットがいいポジションからプレーできるように集中してプレーをしたいです」。
○ 山下和宏(トータル6アンダー首位タイ)
「前半が大変でしたね。
今日はホントに風が吹きましたでしょ?
これがセガサミーカップかと思いましたね。
グリーンがこの硬さでフォローだとどうしていいかわからないですよ。
(決勝ラウンドに向けて)何も変える必要がないので、
今日のゴルフをしたいですね。
明日はキョンテと一緒かな?
キョンテとは回ったことあるんですけど、
その時はいい感じだったので楽しみですね」。
○ 谷口徹(トータル5アンダー単独5位)
「3番のしょうもないボギーの後、
よう耐えたわ。
意外と頑張ったな。
後半風もよくわからんし、
ホントタフなコンディションだったわ。
今までの経験が生きたって感じやな。
今週でまた休めるので、
1発ガツンといって1位になろうと思ってますよ。
この試合に狙いを定めて気合入れてきましたからね」。
ecar
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