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2014年08月28日

国内感染者が現実となったデング熱

おはようございます。
ecarです。

今日は、

【国内感染者が現実となったデング熱】

をお届けします。



国内感染者が現実となったデング熱、潜んでいた感染リスクとは

2014年の年明けは感染症関係の衝撃的なニュースが相次いだ。

中国では広東省などで鳥インフルエンザH7N9型の患者が多発しており、
流行が拡大する様相を見せている。
また、
暫く鳴りを潜めていたH5N1型の患者がカナダで発生し、
死亡するというニュースもあった。
さらに、
国内では浜松市の小学校でノロウイルスの集団感染がおこり、
1000人近い患者が発生した。



こうした感染症関係のニュースの中でも筆者がとくに注目したのは、
ドイツ人女性が日本訪問後にデング熱を発病したというニュースである。
この女性は昨年8月に日本各地
(長野、山梨、広島、京都、東京)
を旅行し、
帰国後間もなく発熱をおこした。
ベルリンの病院で検査を受けたところ、
デング熱に感染していることが判明したのである。
この女性が訪問した国は日本だけであり、
日本でデング熱に感染したことは明らかだった。



デング熱は蚊に媒介されるウイルス感染症で、
近年は東南アジアやカリブ海諸国で大流行がおこっている。
日本では60年以上前に大阪や長崎で患者の発生があったが、
それ以降は国内から完全に根絶されていた。



しかし、
ここ数年、
東南アジアなどからの輸入症例が増加しており、
昨年は年間249人の患者が確認されている。
こうした状況を憂慮し、
筆者は本コラムの第4回で
「デング熱が日本国内で発生する日も近い」
という警鐘を鳴らした。
それが現実のものになってしまったのである。
デング熱が蔓延するためには
「患者」と
「蚊」という2つのファクターが必要になる。
「患者」については、
ここ数年、
日本でも輸入症例が増加しているわけだが、
「蚊」もヒトスジシマカという媒介蚊が国内に数多く棲息している。
すなわち、
国内でヒトスジシマカがデング熱を発病した患者を吸血すれば、
その体内でデング熱ウイルスが増殖し、
ウイルスを感染させることは可能なのである。



では、
今回のドイツ人女性はどこでデング熱にかかったのか。
これには2つの可能性がある。
まず、
この女性が訪問した東京が第一に考えられる。
それというのも、
昨年は東京都で国内最多の66人の患者が発生しているからだ。
ヒトスジシマカも都内の公園の木陰などに多数棲息している。



もう一つは、
この女性が利用した成田空港周辺である。
東南アジアなどデング熱流行地域から到着する航空機の中には、
時として媒介蚊が潜んでいる。
この蚊がウイルスを持っていれば、
空港周辺でデング熱に感染する可能性もあるのだ。



本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、
「ごきげんよう!さようなら」

ecar
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