2014年08月03日
<富士山>登山者の携帯トイレ 実用性に疑問
<富士山>登山者の携帯トイレ 実用性に疑問の声も
静岡、
山梨両県が富士登山者に無料配布したのをきっかけに、
携帯トイレへの関心が高まっている。
行政側は環境への配慮から所持するよう呼び掛けているが、
一部の山小屋から
「既にトイレが整備されている富士山での浸透は難しいのでは」
との声も聞かれる。
山開き後も残雪の影響などで山頂の山小屋とトイレが使用できない状態だったため、
静岡県は7月10〜16日に須走口5合目で計1525個を、
山梨県は同1〜16日に吉田口5合目で計1万2361個の携帯トイレを登山者に無料配布した。
◇ 「隠れて用を足す場所がない」
登山者の反応はまちまちだ。
山梨県の利用者への聞き取り調査によると、
「いざというときに安心」
「保全に必要」
と肯定的な意見が多く聞かれた。
一方で、
静岡県の須走口では、
使用後の袋の回収にも応じたが、
集まったのは7個(全体の0・4%)だった。
大半の登山者は8合5勺(しゃく)より下の山小屋のトイレを使用し、
携帯トイレは未使用だったとみられる。
ある山小屋の従業員は
「富士山には隠れて用を足す場所がない。
専用のブースを設けたりしないと実用性に乏しい」
と話す。
今年から携帯トイレの製造、
販売を始めた箱製造メーカーアイパックスイケタニ(富士宮市)の担当者は
「使用済み袋の回収所の設置など、
携帯トイレを使いやすい環境の整備を行政に求めていきたい」
と話している。
富士市比奈の林製紙(林浩之社長)は21日から、
魚に詳しいさかなクンのエッセーを記したトイレットペーパーを発売する。
多彩なイラストやメッセージを売りに同社が手掛ける
「ユニークトイレットペーパー」
の一つとして売り出す。
さかなクンがいじめ問題について寄せたエッセーをロール上で紹介する。
同社は
「大人から子どもまで幅広い世代の人がトイレでじっくり読んでくれれば」
と話す。
1個200円(税別)。
市内の道の駅や富士山関連商品を扱う商店などで扱う。
10万個の販売を見通す。
ecar
静岡、
山梨両県が富士登山者に無料配布したのをきっかけに、
携帯トイレへの関心が高まっている。
行政側は環境への配慮から所持するよう呼び掛けているが、
一部の山小屋から
「既にトイレが整備されている富士山での浸透は難しいのでは」
との声も聞かれる。
山開き後も残雪の影響などで山頂の山小屋とトイレが使用できない状態だったため、
静岡県は7月10〜16日に須走口5合目で計1525個を、
山梨県は同1〜16日に吉田口5合目で計1万2361個の携帯トイレを登山者に無料配布した。
◇ 「隠れて用を足す場所がない」
登山者の反応はまちまちだ。
山梨県の利用者への聞き取り調査によると、
「いざというときに安心」
「保全に必要」
と肯定的な意見が多く聞かれた。
一方で、
静岡県の須走口では、
使用後の袋の回収にも応じたが、
集まったのは7個(全体の0・4%)だった。
大半の登山者は8合5勺(しゃく)より下の山小屋のトイレを使用し、
携帯トイレは未使用だったとみられる。
ある山小屋の従業員は
「富士山には隠れて用を足す場所がない。
専用のブースを設けたりしないと実用性に乏しい」
と話す。
今年から携帯トイレの製造、
販売を始めた箱製造メーカーアイパックスイケタニ(富士宮市)の担当者は
「使用済み袋の回収所の設置など、
携帯トイレを使いやすい環境の整備を行政に求めていきたい」
と話している。
富士市比奈の林製紙(林浩之社長)は21日から、
魚に詳しいさかなクンのエッセーを記したトイレットペーパーを発売する。
多彩なイラストやメッセージを売りに同社が手掛ける
「ユニークトイレットペーパー」
の一つとして売り出す。
さかなクンがいじめ問題について寄せたエッセーをロール上で紹介する。
同社は
「大人から子どもまで幅広い世代の人がトイレでじっくり読んでくれれば」
と話す。
1個200円(税別)。
市内の道の駅や富士山関連商品を扱う商店などで扱う。
10万個の販売を見通す。
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