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2014年08月20日

広島豪雨 バックビルディング現象の可能性

おはようございます。
ecarです。

今日は

【広島豪雨 バックビルディング現象の可能性】

をお届けします。



<広島豪雨>バックビルディング現象の可能性
 
土砂崩れが発生した広島市北部の現場付近では、
わずか3時間で平年の1カ月分を大きく上回る雨がなぜ降ったのか。
広島地方気象台は同じ場所で次々と積乱雲が発生し、
豪雨が集中する
「バックビルディング現象」
が起きた可能性が高いとみている。


 
気象庁などによると、

湿った空気が入り込んで積乱雲が作られ、
同じ方向に風が吹いて次々と直線上に並ぶと、
局所的な豪雨をもたらす。


風上の積乱雲が建ち並ぶビルのように見えることから、
バックビルディング現象と呼ばれる。

 

2012年7月に九州北部、
昨年8月に秋田・岩手県を襲った豪雨災害などでも、
この現象が起きたとされている。

 

広島の上空には、
数日前から九州方面と豊後水道方面から暖かく湿った空気が多量に流れ込んで停滞し、
大気が不安定な状態が続いていた。
広島工業大の田中健路准教授(気象学)は
「バックビルディングに間違いないだろう。
前線に湿った空気が流れ込み、
次々と積乱雲が生まれたのではないか」
と分析する。

 

気象台は
「これほどの雨量は想定できなかった。
現在の技術ではバックビルディングが起きる場所や時間を予測するのは困難だ」
としている。



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広島市、
避難勧告遅かった、
土砂災害で対応不備認める。
 
広島市の土砂災害で、
同市の金山健三危機管理部長は20日、

「避難勧告を出すのが遅かった」

と話し、
市の対応が不適切だったことを明らかにした。
同部長は理由について、

「今まで経験したことがない急激な雨量と、
同時多発の土砂災害が発生していることを考えていなかった」


と話した。
 


土砂災害があった同市安佐南区で、
市は19日午後9時50分ごろから、
河川氾濫の恐れを知らせる防災情報メールや防災無線で注意喚起していたが、
避難勧告が出たのは20日午前4時半だった。
 

金山部長によると、
市は同区を土砂災害の危険性がある地域だと認識していたが、
「効果のある避難勧告を出せなかった」
という。



本日も、
最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。

ecar
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