2008年09月19日
健康
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今日のテーマは【認知症と喫煙】について
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認知症になる可能性、喫煙で高まる傾向
喫煙する人は、たばこをやめた人や喫煙経験のない人と比べてアルツハイマー病などの認知症を発症しやすいことが、オランダの研究チームの調査で分かった。2日発行の神経学の専門誌で発表した。
オランダのロッテルダムにあるエラスムス・メディカル・センターのモニーク・ブレテラー博士が率いる研究チームは、55歳以上の約7000人を対象に、1人当たり平均で7年間に及ぶ調査を行った。
この調査では期間中に706人が認知症を発症。対象者のうち喫煙者は、たばこを吸わない人と比べて認知症になる確率が50%高いことが分かった。
認知症の危険因子としては、「APOE4」または「アポリポタンパク質E4」と呼ばれる遺伝子が知られている。この遺伝子を持つ人に対しては喫煙がアルツハイマー病を発症する危険性に影響を与えることはないが、この遺伝子を持っていない人の場合、喫煙により同病気を発症する危険性が70%高くなるという。
ブレテラー博士によると、喫煙で小さな発作が引き起こされ、それにより脳がダメージを受けて認知症を誘発する可能性があるという。
◆認知症関係
http://www.tmaweb.biz/4261/
◆禁煙関係
http://www.tmaweb.biz/4262/
■■■■編集後記■■■■
世界中でガソリンが高騰し、日本の所得レベルでも生活を圧迫しています。
当然ながら所得の低い国ではさらに厳しいわけで、買えるガソリンがあるだけましなのかもしれません。
不足しているネパールでは、わずかの配給先に行列が押し寄せる状況になっているそうです。
ネパールでは、政府の独占業者がインドから後払いでガソリンを仕入れて供給していました。しかしこの独占業者は既に去年からかなりの未払い額があり、とうとうインドから後払いでの供給を打ち切られてしまったのです。
当然の結果としてガソリンは不足していきます。どこも行列がひどく、現在は配給状態となっています。行列は何キロにもおよび、配給される量は非常に少ないのが現状のようです。
政府が値段を設定しているために値上げはできず赤字になるため、配給量はさらに少なくなり7月は需要の半分しか輸入できていないそうです。
ネパールの労働者は何時間も、ひどいときには何日もガソリンを待つことになっており、生活が逼迫されている状況だそうです。
ガソリンの値段をどうにかして上げたいネパールのガソリンディーラーの取締役であるShiva Prasad Ghimire氏は、この政府の助成金制度が国を破壊しつつあると述べています。
国連によると、ガソリン高騰ともに食料なども20〜30%値上がりしているそうですが、生活の圧迫感が写真からも見てとれますね。
◆ガソリン関係
http://www.tmaweb.biz/4263/
■合法的にガソリン代をほぼタダにしてしまう方法
http://www.gekizou.biz/20574/27418/?aid=27418