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2020年08月25日

職業訓練校 訓練校選びから試験まで


こんにちは

前回に引き続き職業訓練校について説明していきます。

今回は訓練校選びから試験、入学までを私自身の経験から書いていきます。

職業訓練校に関わる大体の流れ

今回は4〜7までを中心に説明していきます。

(1〜3までは前回記事を参考にしてください。)

job_training_flow.jpg


ハローワーク情報局より

訓練校の見学会に行く

気になる訓練校を見つけたら、ジャンル問わず片っ端から見学会に行きましょう。
→見学に行くと講師や建物の雰囲気が分かるので行きましょう。

訓練校にもよりますが、大体の訓練校が一日に数回(一回につき1時間程度)見学会を開いています。
→19時から説明会を開いている訓練校もあるので、日中仕事のある会社員でも調整がききそう!

予約方法はHPか掲載されている電話番号に掛けて「施設見学の件で..」空きの時間を聞きましょう。
→コロナウイルスの影響で施設見学者が2倍以上増えているようです。(訓練校職員さんより)


見学会の内容

どの訓練校も一概に同じとは言えませんが

・学ぶ分野の求人状況
・訓練校の概要
・施設内見学
・質疑応答

私は5校ほどの見学に行きましたが、どこの訓練校もこのような流れでした。


申し込みから受験について

行きたい訓練校が決まったら申込書を書きましょう。

ハローワーク職員の方から下記のような書類をもらえるはずです。
(ネットからダウンロード可能な地域もあります。)

主に書く内容は
・志望動機
・どのような仕事をしたいか
・どのような求職活動をしてきたか

書類や面接については次回の記事で深堀りしていきます。

<表>
sample_application02_2020.png


<裏>
委託訓練コース受講申込書-裏.png
(東京都より参照)



試験について


試験も訓練校によって様々です。

主な試験内容
・筆記試験(SPIより簡単な中学レベルの国語、数学、英語)
・面接

私が受けた試験は面接のみでした。


面接の大まかな流れが

・試験前に軽いアンケート
・面接(5分程度)
 志望動機
 これから行いたい仕事
 訓練期間中毎日通えるか

などとかなりあっさりした面接でした。

回答する中で特に意識したのは、その訓練が就職につながるか、就職できそうな人材かを証明するようにしました。


服装について

男性はスーツで女性もスーツに近いフォーマルな格好をしている方が多かったです。

※余談ですが
私の前に面接をしていた男性の方は、面接直前のドアを開ける寸前にバッグにしまっていたシワシワの背広を羽織っていました。
→その方の姿を訓練校で見ることはありませんでした...
このことが関係があるかわかりませんが、面接会場に入る前から正装にしておくなど、社会人として最低限のマナーは控えておいたほうが良さそうです。


試験結果について


大体試験を受けてから1週間以内に郵送で結果が送られてきます。

合格の場合は初回のガイダンスについての説明が同封されている場合があります。

その後、訓練校の方から受講に関して心変わりがないか確認の電話がある場合もあります。

最後に


今回は訓練校選びから試験までの大まかな流れを説明していきました。


次回は提出書類の内容、面接時の会話内容などについて説明していきたいと思います。


【このカテゴリーの最新記事】

2020年08月20日

職業訓練校 訓練校を決めるまでの流れ


こんにちは

今回は新型コロナウイルスの影響で2020年9月までに失業者が200万人出ている予想の報告が出てる中、就職に繋げる支援制度の一つである職業訓練校を選ぶまでの流れを説明していきたいと思います。

まず初めに職業訓練校とは

職業訓練校(しょくぎょうくんれんこう)とは、1978年(昭和53年)に改正された職業訓練法において規定された公共職業訓練施設(現在の公共職業能力開発施設)の一つである。(wikipediaより)


転職へ向けたスキル、資格を身に付けたい方に無料で授業が受けられる上、受講手当などお金が受け取れる制度もあります。
→授業に関しては基本的に無料なんです!

職業訓練校に関わる大体の流れ


job_training_flow.jpg




職業訓練校は2種類ある

実は職業訓練には「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」の2種類あります。


・公共職業訓練とは

公共職業訓練は雇用保険受給資格者を対象とした制度です。

受講料は無料、雇用保険の基本手当に加え「受講手当(公共職業訓練1日あたり500円)」と「通所手当(交通費)」を受給できます。

→これで実質一日のランチ代と定期代を負担してくれる素晴らしい制度です。


訓練期間は講座によりますが、大体3か月から2年間です。

また、訓練期間中に雇用保険の給付日数が終了しても訓練が終了する日まで基本手当が支給されます。

→訓練校に通っている間はアルバイトなどをする必要がないほど金銭的余裕は生まれると思います。


・求職者支援訓練とは

求職者支援訓練は雇用保険受給の資格のない方(資格のある方も可)を対象とした制度です。
フリーター、パートで雇用保険に未加入である方や、すでに雇用保険の受給が終了した方でも職業訓練を受けられる制度になります。

こちらも講座によりますが、訓練期間は3か月〜6か月で短めとなっています。

受講料は無料で、条件を満たせば「職業訓練受講給付金」の支給もあります。
※講座によっては教材費が平均1万円ほどかかる場合が多いです。

講座の種類は豊富で公共職業訓練に比べてWeb系、美容系などの講座が充実しています。

どちらの訓練校を選ぶべきか


訓練校を選ぶにあたって重視する要素は

・金銭面
 公共職業訓練だと定期代、1日あたり500円の支給あり
 →求職者支援訓練だと「職業訓練受講給付金」に該当しなければ自己負担

・通学する距離
 意外と重要です。最大で2年同じ場所にほぼ毎日通うことになるので通いやすい範囲で選びましょう。

・講座の内容
 講座の内容はパソコン、簿記、医療事務、Web系など多種多様にあります。
 →訓練校や時期によって開講している講座が変わるので、事前に調べておきましょう。

・訓練校の雰囲気
 勉強する内容も含めて重要ですが、講師の雰囲気や訓練校の立地、建物の様子などを事前に開催される
 説明会に参加しましょう。

 
 施設見学会以降については次の記事で詳しく説明していきます。


最後に


この記事で職業訓練に興味を持たれたら

お住いのご住所を管轄するハローワークへ足を運んで情報収集してみましょう!




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