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2017年04月16日
2017年04月15日
2017年04月13日
生まれも育ちも英国、サイ・ゴダードが日本代表を希望。英紙は才能の流出嘆く「ヤヌザイと同じくイングランド代表を選択せず」
サイ・ゴダードというトッテナム・ホットスパーのユースに所属する選手をご存知だろうか?
若年世代に興味のある人なら名前を聞いたことがあるかもしれない。1997年に生まれたゴダードの父親は英国人のスティーブ。母親は日本人の佐和子。
生まれも育ちも英国だが、日本人とのハーフということもあり、昨年、U-16日本代表に選出された。同代表ではモンタギュー国際トーナメントに出場、得点も決めている。
ゴダードが選ばれたのはアンダーカテゴリーであるため、イングランド代表を目指す選択もある。しかし、このほど正式に日本代表入りを希望することを表明した。
英紙「デイリー・メール」電子版ではこれを報じると共に「なぜロンドン生まれの才能はサムライブルーを選択したのか」と題したコラムを掲載している。
同紙にゴダードは「私は常に日本のためにプレーしたかった。10歳のときから変わらぬ思いです」とコメント。彼が日本に惹かれた「熱烈なファンに感動した」というエピソードも紹介している。
イングランドではゴダードのようにイングランド代表を選択しない選手も多い。同紙ではマンチェスター・ユナイテッドのアドヤン・ヤヌザイ(ベルギー)、ストーク(チェルシーからのレンタル)のビクター・モーゼス(ナイジェリア)、ニューカッスルなどで活躍したショラ・アメオビ(ナイジェリア)、ローマで活躍したシモーネ・ペロッタ(イタリア)、HSV(スパーズからのレンタル)のルイス・ホルトビー(ドイツ)を合わせて紹介。
これら有力選手と同様にゴダードもイングランド代表となる資格を捨てたとしている。
ボルシア・ドルトムントからも興味を持たれているサイ・ゴダード。まずはトッテナム・ホットスパーのトップチーム入りを目指す。日本語はまだ話せないが、週に二度の日本語講座に通い、勉強中だ。
カタコトの日本語を話すゴダードが、ロシアW杯のピッチにサムライブルーの一員としてピッチに立ったとしても、何ら不思議はない。
若年世代に興味のある人なら名前を聞いたことがあるかもしれない。1997年に生まれたゴダードの父親は英国人のスティーブ。母親は日本人の佐和子。
生まれも育ちも英国だが、日本人とのハーフということもあり、昨年、U-16日本代表に選出された。同代表ではモンタギュー国際トーナメントに出場、得点も決めている。
ゴダードが選ばれたのはアンダーカテゴリーであるため、イングランド代表を目指す選択もある。しかし、このほど正式に日本代表入りを希望することを表明した。
英紙「デイリー・メール」電子版ではこれを報じると共に「なぜロンドン生まれの才能はサムライブルーを選択したのか」と題したコラムを掲載している。
同紙にゴダードは「私は常に日本のためにプレーしたかった。10歳のときから変わらぬ思いです」とコメント。彼が日本に惹かれた「熱烈なファンに感動した」というエピソードも紹介している。
イングランドではゴダードのようにイングランド代表を選択しない選手も多い。同紙ではマンチェスター・ユナイテッドのアドヤン・ヤヌザイ(ベルギー)、ストーク(チェルシーからのレンタル)のビクター・モーゼス(ナイジェリア)、ニューカッスルなどで活躍したショラ・アメオビ(ナイジェリア)、ローマで活躍したシモーネ・ペロッタ(イタリア)、HSV(スパーズからのレンタル)のルイス・ホルトビー(ドイツ)を合わせて紹介。
これら有力選手と同様にゴダードもイングランド代表となる資格を捨てたとしている。
ボルシア・ドルトムントからも興味を持たれているサイ・ゴダード。まずはトッテナム・ホットスパーのトップチーム入りを目指す。日本語はまだ話せないが、週に二度の日本語講座に通い、勉強中だ。
カタコトの日本語を話すゴダードが、ロシアW杯のピッチにサムライブルーの一員としてピッチに立ったとしても、何ら不思議はない。
2017年04月12日
なぜメッシは別格なのか? 世界最高の選手が持つ“圧倒的な個の力“
数的不利でも突破しようとする精神的な「たくましさ」
メッシの1対1の強さの理由に触れる前に押さえてほしい重要ポイントがあります。ブラジルワールドカップ後に頻繁に「たくましい個」という言葉が言われていますが、まず考えないといけないのは「たくましい」という言葉に込められた意味です。
この数年の日本サッカーでは、攻守のどんな場面でも数的優位をつくることを強調されてきたように感じますが、攻守において数的優位の状況に頼りすぎてしまうと「たくましい個」をつくるのは難しいのではないかと僕は懸念しています。
まずは「たくましい個」があることが最も重要なのです。それがあるからこそ、数的優位の状況を作ったときにより有利になれる。その順番を履き違えてはいけないのではないでしょうか。
僕がボカ・ジュニアーズにいたとき、後にアルゼンチ代表になるサミュエルやテベスといった選手たちは、攻守で1対3のような数的不利の状況でも、1人で守ろうとしたり、1人で突破しようとしたりする「たくましい個」がありました。
彼らのように、やはり子どものときは攻守において、数的優位をつくることよりも、個人としてたくましくプレーできる選手になることを第一に考えるべきだと思います。
メッシは注目されるように技術面でも優れています。ですが、何よりも注目すべきは、その強靭な精神面ではないでしょうか。数的不利の状況でも果敢に勝負できる。数的同数であれば絶対に勝てるという自信が満ちあふれている。
いかなる状況にも対応できる判断力と技術力
幼少期の頃のメッシは土のグラウンドでもプレーをしていました。土でも、人工芝でも、天然芝でも、そして、アルゼンチンではよく見られる風景ですが、コンクリートの上でも普通にサッカーをしていました。だからこそたくましく育ったのだと思います。
この点、日本では未整備のために土でしかプレーをしないまま育ってしまう場合があります。その場合、対応力という点でもたくましく育つのは難しいように感じるのです。
前回のワールドカップでもさまざまなピッチ状態に対応しなければ思うようにプレーできない環境下に選手たちは置かれましたが、その状況をストレスに感じることなく、普段どおりにプレーできる選手が「たくましい個」を表現できていました。
メッシはどんなピッチ状態でも自分の技術を発揮することができます。そしてその高い技術力をもってしても、さすがにグラウンダーでボールを扱うのは難しい、と判断したときに今度は浮き球のボールを使って対応したりする幅も備えています。
その対応力の高さが厳しい戦いでは如実に差となって現れるのではないでしょうか。メッシの対応力はずば抜けていると思います。
また、メッシは子どもの頃から大人や年上の選手と一緒にプレーすることが当たり前でした。だから同年代の選手と対峙するときよりもスピードを上げたり、ドリブルの切り返しを深くしたりしないとボールを奪われてしまう。それを経験するなかで身につけて実力を伸ばしてきたのです。
日本では学年ごとに分かれて練習をするケースも多いので南米とは真逆の環境と言えます。メッシは決してお山の大将ではなく常にチャレンジが必要とされる環境でプレーを積み重ねてきました。それが大きな成長をもたらしたのだと思います。
そのくらいの「たくましい個」を日本の子どもたちにも身につけてほしいと思います。
日々の積み重ねがたくしましさを育む
メッシはどんなピッチ状況でも急減速と急発進をくり返せるだけの屈強なフィジカルを持っています。そのフィジカルのタフさは、やはり、幼少期からさまざまなピッチ状況や年上の選手たちと一緒にプレーする厳しい環境下で身についたものだと思います。
ただ、ここで注意しなければならないのは「フィジカル」の意味です。「メッシはフィジカルが強い」というときのフィジカルとは、F1カーに急減速や急加速に耐えられるだけのブレーキやサスペンションの強度があるように、人間の体でいえば、体幹の強さがあるということです。
昨年のワールドカップでのメッシを見て程よいリラックスした印象を受けました。そしてドリブルで突破する力が以前にも増していると感じました。1対1も1対2も変わらず、こうすればいい、という方法論を持っていて、ひょいひょいとプレーできていました。
世界中の猛者たちがメッシのドリブルを食い止めようと狙っているのに奪えないのです。メッシには国やファンの大きな期待とプレッシャーがあったはずですが落ち着いたプレーを見せていました。本当にすごい選手です。
それはやはり、幼少期から日頃の積み重ねがあったからこそ。南米をはじめ世界の一流の選手たちは、普段の練習でやっていることを常に試合ですべて出し切ろうとしています。
試合で失敗をすれば笑われてしまうプレッシャーを何度もはねのけてプレーし、強い気持ちで立ち向かってきたのです。
結局は、そんな日々のプレーの積み重ねがその選手の強さとなり、数的不利でも敵から逃げない「たくましい個」を養っていく。
メッシの1対1の強さの理由に触れる前に押さえてほしい重要ポイントがあります。ブラジルワールドカップ後に頻繁に「たくましい個」という言葉が言われていますが、まず考えないといけないのは「たくましい」という言葉に込められた意味です。
この数年の日本サッカーでは、攻守のどんな場面でも数的優位をつくることを強調されてきたように感じますが、攻守において数的優位の状況に頼りすぎてしまうと「たくましい個」をつくるのは難しいのではないかと僕は懸念しています。
まずは「たくましい個」があることが最も重要なのです。それがあるからこそ、数的優位の状況を作ったときにより有利になれる。その順番を履き違えてはいけないのではないでしょうか。
僕がボカ・ジュニアーズにいたとき、後にアルゼンチ代表になるサミュエルやテベスといった選手たちは、攻守で1対3のような数的不利の状況でも、1人で守ろうとしたり、1人で突破しようとしたりする「たくましい個」がありました。
彼らのように、やはり子どものときは攻守において、数的優位をつくることよりも、個人としてたくましくプレーできる選手になることを第一に考えるべきだと思います。
メッシは注目されるように技術面でも優れています。ですが、何よりも注目すべきは、その強靭な精神面ではないでしょうか。数的不利の状況でも果敢に勝負できる。数的同数であれば絶対に勝てるという自信が満ちあふれている。
いかなる状況にも対応できる判断力と技術力
幼少期の頃のメッシは土のグラウンドでもプレーをしていました。土でも、人工芝でも、天然芝でも、そして、アルゼンチンではよく見られる風景ですが、コンクリートの上でも普通にサッカーをしていました。だからこそたくましく育ったのだと思います。
この点、日本では未整備のために土でしかプレーをしないまま育ってしまう場合があります。その場合、対応力という点でもたくましく育つのは難しいように感じるのです。
前回のワールドカップでもさまざまなピッチ状態に対応しなければ思うようにプレーできない環境下に選手たちは置かれましたが、その状況をストレスに感じることなく、普段どおりにプレーできる選手が「たくましい個」を表現できていました。
メッシはどんなピッチ状態でも自分の技術を発揮することができます。そしてその高い技術力をもってしても、さすがにグラウンダーでボールを扱うのは難しい、と判断したときに今度は浮き球のボールを使って対応したりする幅も備えています。
その対応力の高さが厳しい戦いでは如実に差となって現れるのではないでしょうか。メッシの対応力はずば抜けていると思います。
また、メッシは子どもの頃から大人や年上の選手と一緒にプレーすることが当たり前でした。だから同年代の選手と対峙するときよりもスピードを上げたり、ドリブルの切り返しを深くしたりしないとボールを奪われてしまう。それを経験するなかで身につけて実力を伸ばしてきたのです。
日本では学年ごとに分かれて練習をするケースも多いので南米とは真逆の環境と言えます。メッシは決してお山の大将ではなく常にチャレンジが必要とされる環境でプレーを積み重ねてきました。それが大きな成長をもたらしたのだと思います。
そのくらいの「たくましい個」を日本の子どもたちにも身につけてほしいと思います。
日々の積み重ねがたくしましさを育む
メッシはどんなピッチ状況でも急減速と急発進をくり返せるだけの屈強なフィジカルを持っています。そのフィジカルのタフさは、やはり、幼少期からさまざまなピッチ状況や年上の選手たちと一緒にプレーする厳しい環境下で身についたものだと思います。
ただ、ここで注意しなければならないのは「フィジカル」の意味です。「メッシはフィジカルが強い」というときのフィジカルとは、F1カーに急減速や急加速に耐えられるだけのブレーキやサスペンションの強度があるように、人間の体でいえば、体幹の強さがあるということです。
昨年のワールドカップでのメッシを見て程よいリラックスした印象を受けました。そしてドリブルで突破する力が以前にも増していると感じました。1対1も1対2も変わらず、こうすればいい、という方法論を持っていて、ひょいひょいとプレーできていました。
世界中の猛者たちがメッシのドリブルを食い止めようと狙っているのに奪えないのです。メッシには国やファンの大きな期待とプレッシャーがあったはずですが落ち着いたプレーを見せていました。本当にすごい選手です。
それはやはり、幼少期から日頃の積み重ねがあったからこそ。南米をはじめ世界の一流の選手たちは、普段の練習でやっていることを常に試合ですべて出し切ろうとしています。
試合で失敗をすれば笑われてしまうプレッシャーを何度もはねのけてプレーし、強い気持ちで立ち向かってきたのです。
結局は、そんな日々のプレーの積み重ねがその選手の強さとなり、数的不利でも敵から逃げない「たくましい個」を養っていく。
2017年04月10日
目の下に指2本。メッシがゴール後に見せた仕草の意味とは?
バルセロナのFWリオネル・メッシが現地時間5日に行われたリーガエスパニョーラ第30節のセビージャ戦でゴールを決めたあと見せた仕草は、がんに苦しむ子供たちを助けるためのキャンペーンへの協力を呼びかけるものだった。
進化を続けるメッシとネイマール、両者を比較する衝撃ヒストリー
本拠地カンプ・ノウにセビージャを迎えたバルサは、メッシの2ゴールなどで3-0の勝利を収めた。メッシはゴールを決めたあとで、右手の人差指と中指を右目の下に当て、そこから後方へと頬をなぞるような仕草を見せていた。
このジェスチャーには、メッシがイメージキャラクターとして推進しているチャリティーキャンペーンへの関心を喚起する意味が込められていた。がんに冒された子供たちを助けるため、バルセロナに病院を建設する計画があり、そのための支援や募金が求められている。
頬に2本のペイントを入れることがそのキャンペーンへの賛同のサインだとされており、メッシのジェスチャーはそれを意味するものだった。試合後にはメッシはフェイスブックの自身のアカウントでメッセージを投稿し、「みんなも顔にペイントを入れてほしい」と呼びかけた。
建設が予定される病院では、国籍を問わず世界中の子供たちに対して最新の医療を提供することが見込まれている。2月から開始されたキャンペーンでは、必要額の3000万ユーロ(約35億円)のうち400万ユーロ(約4億7000万円)ほどがこれまでに集まっているという。
進化を続けるメッシとネイマール、両者を比較する衝撃ヒストリー
本拠地カンプ・ノウにセビージャを迎えたバルサは、メッシの2ゴールなどで3-0の勝利を収めた。メッシはゴールを決めたあとで、右手の人差指と中指を右目の下に当て、そこから後方へと頬をなぞるような仕草を見せていた。
このジェスチャーには、メッシがイメージキャラクターとして推進しているチャリティーキャンペーンへの関心を喚起する意味が込められていた。がんに冒された子供たちを助けるため、バルセロナに病院を建設する計画があり、そのための支援や募金が求められている。
頬に2本のペイントを入れることがそのキャンペーンへの賛同のサインだとされており、メッシのジェスチャーはそれを意味するものだった。試合後にはメッシはフェイスブックの自身のアカウントでメッセージを投稿し、「みんなも顔にペイントを入れてほしい」と呼びかけた。
建設が予定される病院では、国籍を問わず世界中の子供たちに対して最新の医療を提供することが見込まれている。2月から開始されたキャンペーンでは、必要額の3000万ユーロ(約35億円)のうち400万ユーロ(約4億7000万円)ほどがこれまでに集まっているという。